仕事帰りにファーストデイという事で映画「憐れみの3章」を観に行く。
今年見た「哀れなるものたち」が凄く良かったので同監督と主要キャストという事で予告は見たけど内容とか何も知らずに見ました。
3時間近くある映画で途中で睡魔に襲われたりしないかと思いましたが大丈夫でした。
内容は何だかよく分からない面が多かったけど随所に変なユーモアと予想もしない展開があったりして案外集中して見れました。
3章と邦題にあるように3つの物語が描かれてます。役者は同じだけど役は違うというもので勝手にどう繋がってゆくんだろうと思って見てましたが別物語で大きくは繋がってませんでした。エログロというか変態っぽい部分も結構あってそういう映画だったのか!って思いました。そういう役やらせたら上手いウィレム・デフォーやエマ・ストーンが静かに存在感を発揮されてました。
変わった映画で面白く見れたけど全体的に何が言いたかったのかとかテーマみたいなものは何も伝わりませんでした。そこら辺分かる人いたら教えて欲しい。だけど何か分からないけど可笑しい所や突拍子も無い驚きなんかで案外楽しめちゃったよ。
即興で適当に演奏したようなピアノの音楽や妙なコーラスとかも不思議な良さを出していて印象的でした。撮影はとても綺麗。
何気に印象に残った場面はエマ・ストーンが1人ノリノリで踊ってる場面です。本筋とは全く関係無さそうな場面でしたけどね。