どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ウェス・クレイブンズ ザ・リッパー」

2011年10月23日 | 映画
ウェス・クレイブン監督の新作ホラー映画「ザ・リッパー」をDVDで鑑賞。
久々に彼の新作が見れるので期待していたが劇場公開されず、いきなりDVD発売だからあまり良い出来ではなかったのかなぁ~という不安も少しありの鑑賞。
冒頭から飛ばしまくる展開でしたが、なんだかよく分からないまま置いてきぼりな感じで恐怖もないまま変な学園ドラマに突入してゆきます。なんか失敗作な匂い。怖がらそうとしてる所がことごとく拍子抜けというか笑えそうな空気も。しかも物語がいまいちよく分からないし不自然な所だらけ。
なんかノレないまま見てましたが、途中でこれはアレか?と不自然さの狙いみたいなものが見えてきてからは興味深く、意味不明な展開にどうなってゆくのか、のめり込んで見れました。中盤が色々と想像力を刺激されて面白く見れた。
最後はまぁなんとなく理解は出来たけどちょっとどういう事?と曖昧な感じでしたが、見終わって色々と独特のユニークな展開に物語にそれなりに楽しめた印象。
後で特典映像のカットされたシーンなんかを見てようやく真相が掴めたりもしたが、まだ理解出来ずにいる部分も多い。またもう一度最初からじっくり見直してみたい映画であります。
なかなかスッキリとは内容の掴みにくい映画で案外複雑なのですが、やろうとしてる物語というか描き方がなかなか斬新で興味深く途中から見れた。
第一印象はなんか残念な映画な気もしたが、どこか不思議で見応えのある憎めない古そうだが案外新しい種類の映画だったように思えます。


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