どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「テキサス・チェーンソー・ビギニング」

2007年11月01日 | 映画
昨日購入したけども、何故か再生出来なかった中古DVDをお店に持ってゆき、お店でも同じ症状だったので交換してもらう。「テキサス・チェーンソー・ビギニング」という映画。一番恐くて大好きなホラー映画「悪魔のいけにえ」のリメイク作品の更にビギニングっていうやつ。前々から見たかったんだけど見逃してた映画です。
それから、ついでにBOOKOFFに寄ってセール品を漁ってたら、僕の「油揚げの儀式」と同じメーカーさんから発売されてる自主映画作品が破格の安さで売っていたので、この機会に見てみようと購入。「スキヤキ/日曜日」「100匹目のサルと笑う胃袋」「逃想少年」の3枚。マイミクさんが出演されてる映画も含まれてて、なかなか楽しみでもある。
朝から何も食べてなかったのでスタ丼屋さんへ行き食事。豚汁セットとミニサラダを注文。スタ丼は小サイズにした。この店は何でも大盛りだから・・。で、小サイズで正解なスタ丼と豚汁と餃子のセットに付いてきたミニサラダを見てビックリ!でかっ!コンビニのサラダの倍以上ある感じ。サラダだけでお腹いっぱいになりそうな勢いでしたが美味しく全部いただきました。今度からこのサラダと丼ものの小サイズだけで注文しよう。
ドンキに寄ってiPodの保護ケース、軽い運動靴、miniDVテープ、お菓子、ドリンクを購入してから帰宅。
早速、DVDで「テキサス・チェーンソー・ビギニング」を鑑賞。
「悪魔のいけにえ」ではなくリメイク版の「テキサス・チェーンソー」の方のビギニング映画としてはなかなかの出来で雰囲気や設定上の繋がりがちゃんとしてる。残酷描写もパワーアップというかバンバン見せちゃいます。汚らしい血まみれな世界感が良く出ているが、各キャラクターがどうしてそうなったのか?とか折角ビギニングって映画を作ったのだから何か理由付けみたいなものがあるのかと思ったら皆無に等しくて、何の説明もなくただの狂った殺人一家の出来上がりとなっていたのは残念な所。スターウォーズ3と同じく辻褄合わせの説明映画な印象。まぁ、はっきり言ってそんな説明や動機付けなんかをもっともらしく描かれたってツマラナイかもしれないが、あまりにも何も無いので残酷描写は凄いんだけど何も残らない。何も感じないジェットコースター・ムービーというような印象かな。
前作同様、この映画では主役となる筈?のレザーフェイスよりも保安官役の方が完全に主役を食ってました。
R・リー・アーメイさんはこんな役ばかりですが実にいいです。オリジナルのレザーフェイスって今考えると凄い存在感と動きから色んな内面的な気持ちみたいなものまで伝わるものがあったなぁ。
恐怖演出、残酷特殊効果は良く出来ていて部分的には凄く良かった。監督は「黒の怨」を撮った人でした。あの映画も冒頭10分の演出は素晴らしく恐い映画ではあったのですが、本編は本当に内容がつまらなくて面白くない映画でした。あの映画程のガッカリ感はなかったのですが、言われてみれば同じ監督が撮った映画という事で納得出来る部分が結構あった。凄く才能のある監督さんだと思うし、映像の見せ方や恐怖演出も見事と言える部分もあり評価してる部分はあるのですが、どうも人物描写やモンスターや怪人に対しての描き方に魅力の無い映画ばかりで即物的でつまらない部分がある。そういう物をもっと出せば面白くなる題材や内容の映画を撮ってるのに描けないというのは残念なところであります。

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