例大祭新刊レビューその６。

・むかしんちといつつの短編（四ツ星レストランおかん）
モノクロの温かみがなんとも言えないいまいともゆき氏の、３冊目の短編集です。
やはり全編モノクロなのに、空気感や光が感じられるのは素晴らしいのひとこと。
個人的な嗜好として、背景がぎっちり書き込んである漫画がすごく好きなんですが、今回も緻密な背景は健在。
特に、「あめのひ」の入道雲とか見入ってしまいました。
もちろん、キャラも可愛くて好きです。
特に橙の子供っぽい行動を見てると、「ああ、自分もピー年前はこうだったなあ……」としみじみノスタルジーに浸ってしまいます。

・東方蒐集ネギみ！２（かるーあみるく）
しょっぱなからなんか見違える程たくましくなっているパチュリーで否応なく吹いた総集編第２弾です。
全体的にアリスがひどい目にあってますが、チルノがシヴァになってたりトナカイが魔改造されたり初のバトル漫画が相撲対決だったりなかなかカオス。
あと無敵スターだのミニ四駆だのといったオッサンホイホイネタが仕込んであるのも見逃せません。

今日はここまで。
オリジナル長編の世界設定がなんか泥沼っぽい……。