A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

「Death Stranding」クリアしました!

2024-02-22 23:15:29 | ゲームな話
 わたくし人形使いはなんだかんだでもういいトシなので徹夜もきつくなってきたんですが、久々に徹ゲーをぶちかましてしまいました。おかげで今日塚口に行く予定だったのにグースカ爆睡してしまった……。
 というわけでこないだからプレイを再開してたデススト、クリアしました!
 昨日の晩からやってたんですが、明らかに終盤だったのでもうこのままクリアしてしまえ!ということで進めてたらいつの間にか朝チュンですよ。エピソード13以降は実質的に長ーいエンディングだったしな……。
 いやー面白かった! これまでの小島監督作品に比べると世界観がかなり特殊で、序盤からテクニカルタームがバンバン出てくるので世界観を掴むのが困難でしたが、だんだん自分のいる世界の仕組みと秘密がわかってくるのが楽しかったですね。
 特に後半から終盤にかけてはいろんな秘密が明かされるんですが、小島監督お得意の「一つの言葉に複数の意味を編み込む」というギミックの魅力が全開になってて感心しました。その中でも、主人公の名前である「サム・ブリッジズ」に込められた「本物の橋」という意味が明かされるのがたまらん。サムの父であることが明かされたクリフの名前に込められた意味がこれに対応して「崖」というのがもう……。
 キャラの名前に込められたギミックと言えば本作の救出対象であるアメリもそうでしょう。「アメリカ」の名を関した名前であることの印象が大きいせいでそういう意味が込められてたことにまったく気づかなかった! 明らかに言動に妖しいところがあったアメリですが、名前の時点ですでに嘘をついていたという……。
 ライバルポジションであるヒッグスも、「DOOMS」よりもさらに強大な力を持つ「SODOM」となる、というこのアナグラムたまらん。
 本作は「繋げる」が大きなテーマとなっていると同時にゲームの目的ともなっているわけですが、終盤でこれまで意味が分からなかった描写や断片的な情報が文字通りラストで「繋がる」展開は、伏線回収の快感でオキシトシンどっぱどぱになりました。序盤のあの空に浮かんでる5体の人形の影ってそういう意味だったのかよ!
 そして序盤からずーっと仄めかされていたBB、サム、クリフ、アメリの関係に関してもそうきたか!といった感じ。あのフラッシュバックってそういう意味だったのか……。
 あとですね、本作が火葬に始まって火葬に終わるというやり方で始まりと終わりを「繋げて」くるあたりがあまりにも巧い……しかも一方は育ての親の遺体、一方は旅路をともにしてきた赤ん坊という……。徹底的に、そしてさまざまな形で「繋がり」という要素を随所に、そして最後まで仕込んでいるのが流石としか言いようがない。
 ネタバラシのバランスがラストに偏重しすぎてる感、ネタバラシのやり方が付随テキストやメッセージに頼りすぎてる感、クリフやサムの過去などゲーム中で十分な説明がない事柄が多いといった不満点も感じましたが、この辺に関してはどうやら小説版で補完されるっぽいのでそっちも読んでみようかな。
 さてクリアの次はコンプですが、ゲーム中にできる限りコンプできそうなことは進めておきました。それでも残ってるコンプ要素は、全装備作成、全施設最大強化、全拠点カイラル通信接続&親密度MAXなどなどとまだまだ盛りだくさん。全拠点カイラル通信接続&親密度MAXに関してはゲーム中で可能な限り進めましたが、終盤でフラジャイルジャンプが使えなくなってしまったので最後の拠点であるベテラン・ポーターだけ残ってます。
 ラストエピソードであるエピソード14に続くエピソード15はエンディング後のやりこみなので、ひとつひとつやっていこうと思います。
 また、現時点ですでに続編となる「Death Stranding 2 ON THE BEACH」が2025年に発売予定とのニュースがあるのでそっちも楽しみ。プラットフォームがPS5とのことなので、そろそろ買う時が来たか……。
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