先日からプレイしている「都市伝説解体センター」、現在第4話までクリアしました。
いやー面白い!
ここまでプレイしているとストーリーの起伏が実に手堅く作ってあるのがわかります。全6話というボリュームも丁度いい感じ。1話はチュートリアル、2話で実践、3話で応用、そして4話でパターン崩しという基本に忠実な流れがしっくり来るので、下手に奇をてらっていない分素直にストーリーの起伏を楽しめます。
本作にはミスやゲームオーバーの概念がなく、謎解きも難しくはないので手詰まりになることはまずありませんし分岐もなし。なのでAVGというよりは一本道のノベルゲーに近い構造です。steamッレビューなんかを見てるとそこを不満点として挙げている意見もあるようす。
たしかに本作にはゲームを攻略するという楽しみは希薄ですが、これはもう思い切って切り捨てたように思います。短編ゲームよりも大きなボリュームとプレイヤーへのストーリーのアピールを両立させ、なおかつ最後までプレイさせるための選択だったんじゃないかな。
わたくし人形使いは実績・トロフィー大好きマンなんですが、解除率や取得率を見るにつけ、我々ゲーマーからすると「1本のゲームを最後まで遊ぶプレイヤー」って意外なほど少ないということを感じます。
下手にボリュームを増したり難易度を高めたり、場合と種類によってはゲーム要素そのものがプレイを阻害する要因になったりもするでしょう。最近は色んなゲームをプレイするだけでなくゲームを作る側の人ともお話することが増えてきましたが、ゲームを作るのってほんと大変なんだろうなあとしみじみ思うのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます