A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

「ライクドリーマー」プレイしました!

2024-03-23 22:19:00 | STG
 STGは医療。
 SRTGは福祉。
 今日はsteamスプリングセールで購入したSTGの最後の1本を紹介します。
 
 本作は「コスモドリーマー」を制作したサークル「あうとさいど」さんの弾幕系STG第2弾。
 夜空と宇宙が舞台だった前作に対し、今回はSNSの世界が舞台。
 さらに今回はプレイヤーキャラが3人に増えてさらにボリュームアップ。
 基本的にキャラがSUGOI DEKAIですが、当たり判定は小さいので多い日も安心。
 基本的なゲームシステムは前作と同じで、ステージをひとつずつクリアしていくノーマルモードをクリアすると通しプレイのトライアルモードがプレイできます。
 前述の通り、本作は弾幕系SNS「バレットーク」というSTGの業前を魅せるSNSが舞台。なので、ボスキャラたちはSNS上での有名人、得点アイテムはいいねとフォロワー増加など、独特の世界観に合わせた構成になっています。これに非常にポップでリズミカルなBGMが合わさって、独特なアッパーでハッピーな雰囲気を醸し出していると感じました。特に1面BGMがとてもいい。
 STGの1面BGMはまさにその作品の顔とも言える要素だと思ってるんですが、PVにも使われている1面BGMは非常にキャッチーでこれ聞いただけでプレイしたくなったという人もいるんじゃないですかね。
 キャラデザも前作以上にキャッチーで好き。ボスキャラだけでなく、雑魚キャラや中型機に至るまで世界観に合わせたデザインになっていてプレイしててしっかりゲーム世界にはまり込めます。ボスキャラとの会話シーンでもウィンドウがLINE風になっているなど、UIも細部まで作り込まれています。加えて古のSNSの民のために、いいねアイテムであるハートマークを星マークに変更するというオプションまでついておりかゆいところにしっかり手が届く仕様となっています。どういう層に向けた配慮なんだコレ。
 弾幕の方は前作もいわゆるCAVE系の影響を大きく感じるものでしたが、本作はなんかもう「ケツイ~承認地獄たち~」といった感じで腹筋に悪い。
 特に本作は縦穴、やたら硬いヘリ、自機と同じ姿で倒すと1UPアイテムを落とす敵などといったようにあからさまにケツイなのだ!
 同人STGを楽しむ際のポイントは無数にありますが、その中のひとつに「作った人の『好き』が見える」というものがあります。然るに本作には分かる人には分かるレベルからド直球のオマージュまでたくさんの「好き」が垣間見えて楽しいです。
 現在、カジュアルとマニアックでノーコンクリア達成済み。カジュアルなら弾幕STGとしての体裁や楽しみを失うことなく普段あまりSTGをプレイしない人も楽しめる作品となっています。
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする