A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

冬コミ戦利品レビュー同人ゲーム編その3「ヨイヤミファンボックス」

2020-06-14 23:13:56 | 同人誌感想

 はい、まだまだ終わってません冬コミ戦利品レビュー。
 もう7月も目前なのでどんどん行きます。

・ヨイヤミファンボックス(以絵会友 tripper_room)
 もはや知らぬものなどいない傑作「ヨイヤミダンサーズ」の追加コンテンツです。
 しばらくの間コミケでは東方の日になかなか参加できなかったのでずーっと手に入れられなかったんですが、今回の冬コミでようやく入手できました。
 その中身は、ヨイヤミダンサーズのサントラ追加楽曲2曲と全人類待望のラルバちゃん追加データ。
 追加楽曲はラルバちゃん道中の「響くウィングビート」、そしてボスであるチルノのテーマ「融けないパーフェクトアイス」の2曲です。
 どちらの曲もアップテンポなアレンジで、賑やかさや楽しさを思いっきり全面に押し出したヨイヤミダンサーズの雰囲気にぴったりです。
 「響くウィングビート」は、「真夏の妖精の夢」「希望の星は青霄に昇る」を組み合わせたアレンジBGM。
 「原曲の良さを生かしつつ独自にアレンジしている」なんて書くのは簡単ですが、複数の曲を組み合わせるってだけもすごいことだと思いますし、道中曲とボス曲を組み合わせてるというのがまたニクい。
 アレンジ部分は、「希望の星は青霄に昇る」のスピード感とハイテンションな部分をそのままに、原曲ではどちらかというと神秘的な印象の「真夏の妖精の夢」を思いっきり元気な感じにアレンジしていて、ゲーム本編のラルバちゃんの浮かれポンチっぷりを如実に表しています。
 原曲では「妖精だけど実は常世の神とのつながりを匂わせた神秘性」を感じたのに対し、こちらの方は「思いっきり妖精の方に寄せた」って感じでしょうか。
 対して「融けないパーフェクトアイス」は「おてんば恋娘」のみのアレンジ。
 こちらはチルノのチルノたる所以を表すかのようにごくごくシンプルかつストレートなアレンジとなっています。
 リズムも思い切りシンプルにわかりやすくなっているので、まさに「お祭り!」と言った感じ。
 こちらは原曲と同じ方向性で、さらにさらに元気で楽しく踊ろう!というアレンジ。
 「ダンサーズ」の名前を冠するゲーム本編によく合ったアレンジだと思います。
 そして追加キャラであるラルバちゃん。
 追加キャラとなるとまず気になるのがキャラ性能による差別化ですが、ラルバちゃんは所持アイテムが1種類のみで、使用時にそれまでに取得したPアイテムの数に応じた効果が発揮されるというもの。
 そのためアイテムの使い所が難しく、なかなかテクニカルなキャラとなっています。
 そしてステージもルーミアとは全く別のものとなっており、これがなかなか難しい。
 敵の出現・攻撃パターンがかなり変則的になっており、まだまだやり込みは足りませんがおそらく敵の位置を覚えた上でのパターン構築が重要になってくるタイプと見た。
 以前iwitterで、「ただ単に敵の体力や攻撃力を倍加させても、それは『難易度の高いゲーム』じゃなく『めんどくさいゲーム』になるだけ」といった旨のツイートが流れてきてなるほどなーと思った事がありました。
 然るに本作のラルバちゃんルートは難易度は高いんですが、それは単純に敵の体力や攻撃力を倍加させたわけではなく、「ヨイヤミダンサーズ」というゲームのやり方の応用を試されるステージになっていると感じました。
 そういやキャラ選択でも「上級者向け」ではなく「経験者向け」と表記してありましたね。これは深読みすぎるか。
 あと単純にラルバちゃんかわいいよラルバちゃん。
 もうこの気合の入ったドット絵からは、制作陣の「ラルバちゃんのなまあしなるぞ愚民どもよ伏して拝めィ!!」という怨念を感じますね。ステキ。
 とにかく動きがいちいち可愛いのでラルバちゃんの無自覚エロスラルバちゃんの無自覚エロスラルバちゃんの無自覚エロスラルバちゃんの無自覚エロスラルバちゃんの無自覚エロスラルバちゃんの無自覚エロスラルバちゃんの無自覚エロス。
 めでたくswitch版も配信されましたしPS4版も開発中ということなので、全国のゲーマーはラルバちゃんの生足を堪能するといいと思います。

コメント
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