というわけで今回も始めます、例大祭新刊レビュー。
今回からはレビューだってことをもちっと意識して書いてみようと思います。たぶん。
・かんたんマイパペット（石切場）
前回の本が委託されてないのでずいぶん久しぶりに読んだ気がする石切場さんの新刊は、アリスが女子会で魔理沙と仲良くなろうとしていつもどおり自爆する話……と見せかけたアリス×上海マンガです。
ここのアリスは重度のツンデレ、戦闘力換算で53万ツンデレなので、もー全コマでアリスのツンデレが堪能できます……が、このマンガの主役（かつ黒幕）は実は上海。
魔理沙に夢中で構ってくれなくなったアリスを振り向かせるべく奮闘する上海かわいいよ上海！
しかしその裏で魔理沙が数々の暴行（グーで殴られる、髪の毛食わされる、バットで殴られる）を受けているのが悲惨すぎる……。
あと作中で某魔法少女に目線も名前に伏字も入ってなかったんですがいいのかコレ。
・守矢神社で神楽祭（葉庭の出店）
博麗神社が未だに元に戻らない葉庭さんの新刊は、家を失った霊夢と萃香がにとりをだまくらかして守矢神社に転がり込む話です。まさに外道。
この霊夢は一貫して傍若無人なので、ひとんち勝手にメシよそうわ涅槃像宣言するわもーやりたい放題。
そんな霊夢も守矢神社のイベントで神楽を披露、久々に、いやマジで久々に巫女らしいところを見せてくれますが、周りの評価は「巫女っぽかった」と散々。
そして気になる今回の博麗神社魔改造ですが、魔改造するためのロボットを作る材料に家の材料を使ってしまったので、今回はなんと魔改造すらされなかったという驚愕のオチが……。
ラストのコマの空漠感は必見です。霊夢可哀想……。
今日はここまで。
