A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

冬コミ戦利品レビューその8。

2010-01-14 21:12:31 | ゲームな話

ハリウッド脚本術」読了。
以前読んだラノベ特集本に、お勧めの一冊として紹介されてたこの本、確かに小説製作の方法論を学ぶには役に立つと思う。
しかしいかんせん難易度が高い。中・上級者向けって感じだし、ある程度以上作品を書き上げたことのある人じゃないと上手く利用できないと思う。
さらにタイトルにハリウッドの名前があるとおり、徹底して脚本という「商品」を作る方法を紹介しているので、内容はいたってビジネスライク。
でも、いわゆる初心者が陥りがちな、過度な創作活動に対する神聖視、キャラや設定を作ること=小説製作っていうような勘違い、類型化されるような作品はありがちなのでダメなんていう思い込みを完全に排除してくれるので、そういう意味では初心者にこそ読んでもらいたい一冊でもあります。
さて、冬コミ戦利品レビュー、今回で単品はラストです。
あ、まりおねっとさんとこは最後のお楽しみにとっていますので。

・NESSUN DORMA~誰も寝てはならぬ~(小豆粥)
極めて艶っぽい絵と様々なところから(主にアニソンとかか?)の引用をふんだんに使った台詞回しが魅力的な小豆粥さんの新刊はゆからん本。
冬の訪れとともに冬眠のときを迎える紫と藍の話。
しっとりした雰囲気で読ませます。
しっかしこのサークルさんの描く藍さまの色っぽいこと。
あとなんかノリが時々安永航一郎っぽい。というか80年代のマンガ臭がする。

・こちゃきゅう(海運)
すっかり幻想郷の面々とも打ち解けた(染まった?)早苗さんがみんなで一緒に野球をする本です。
まず「あややすわわーズ」ってなんか妙に語呂がいいな。あと「八雲ファブリーズ」って……。
あと打順表にところどころ悪意が見受けられるのですが。具体的には6番7番。
そしてまさかの剛速球ルーミア。
本書の見所はなんといっても早苗さんのから回りっぷりでしょう。あと硬球で頭を割られる早苗さんが見れるのはこの本くらいのもの。
でもそれより空回っているのが神奈子さま。アナタたしかラスボスでしたよね……?

今日はここまで。
明日からは合同誌&総集編です。

コメント
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