ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

喪中の秋祭り

2014年10月11日 22時28分11秒 | ウォーキング

四十九日の法要を2日後に控え
いよいよ今年の祭りが始まった。

いつものようにだんじりと
一緒に移動するのではなく
今年は喪中のため
公民館で花の受付をしている。

祭の寄付のことを「花」という。
祝い袋にお金を入れて表に

「御花」

と書いて持ってきていただき
記念のタオルと団扇を納めてもらうという寸法だ。

ところが、ある粋な人が持ってきた
寄付の祝い袋には

「御蕾」

と書かれてあった。

これは?と思って見ていると

「うちは”花”と言えるほどのことを
ようしませんので、まだ”蕾”ですねん」
と説明してくれた。

「いやあ、とんでもないです」と恐縮しつつ
受け取ったが
なかなか粋なことをしてくれるものだと
心が和んだ。

公民館前でいすとテーブルを出して
座っていると、遠くにだんじり囃子や
歓声が聞こえてくる。
そんな中
今年の秋祭りも事故のないいい祭りであるように
祈りつつ、数人の村人とちびちび
ビールを飲みながら
しっとりと過ごす祭りもそれはそれで
貴重な体験だ。