ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

追悼 安野さん

2021年01月31日 20時54分53秒 | お絵かき

日本の絵を描く人で一番好きな人は誰?
ってきかれたら、doiron
安野光雅氏と答えるだろう。

その安野さんが昨年12月の
クリスマスイブの日にお亡くなりになった。
94歳でした。

彼を知ったのは、「旅の絵本」という本でした。
これがねえ、見ていて楽しくて楽しくて、
字書きはないのに
絵を見ながら頭の中でストーリーを
考えてしまうような絵本でした。

その後彼の著作物も買いました。

絵を通じて不思議なことや、
人々の感覚の事、彼が絵に込めている
気持ちなんかを楽しく読みましたね。

doironが退職後、絵を描き始めたのは
その頃の思い出がきっと原点なんですね。

彼の代表作のひとつである
旅の絵本は何巻まで出たんでしょう。
たぶん全巻を図書館で借りて
みているはずです。
仲のいい友達にもプレゼントしましたねえ。

そして自分自身が退職して
絵を描き出してからは
特に彼の作品は何冊も見ました。

中でも皇居の中の花を描いた絵本は、
図書館でもう何回借りたか
わからないほどです。

そんな借りて読まずに
買って読めよと怒られそうですが、
元図書館員の嫁には
「借りて読み」と申し渡されましたからね。

彼の絵を見ながら、
あ、葉っぱはこんな風に
書くといいもんやなあとか、
こんなデザインで配置すると
見やすいなあとかいろいろ勉強しました。

でもまあどれも自分のものには
なっていませんが、
この辺の描き方は安野さんの絵に
教えられたなあという部分は
あちこちにあります。

かれの淡い水彩絵の具の絵はいいですねえ。
自然のやさしさがにじみ出ています。

そうそう彼が書いた空也上人仏像も
とても良くて、わざわざ京都まで
見に行きました。

伊根の舟屋も彼の絵を思い出しつつ
眺めましたねえ。

そんな彼の美術館は2か所あります。
ひとつは「津和野」です。



津和野は彼の出身地です。
ああ、なんか萩を走った
山口県のあのウルトラマラソンの景色が
彼の絵と被る部分がありますねえ。

そしてもう一つが京丹後市。



「和久傳の森」という場所を
手掛けた人が安野さんの絵の
収集家だったそうです。

地域そのものが森を作るみたいな
場所なので、訪ねてみるのも
いいかもしれません。

なのでまあ、ちょっとコロナのことも
あるのでタイミングはむつかしいのですが、
ぜひともこれら二つの美術館は
今年訪ねてみようと思っています。

それにしても安野さん、
惜しい命がなくなりましたねえ。

でも彼の作品が今まで以上に
人々に力を与えることを
doironは祈っています。

安野さん、長い画業生活、
お疲れさまでした。

 


凡才か遊び人か2

2021年01月30日 21時05分33秒 | お絵かき

昼飯は、外の海の景色が見える食堂で、
なんて思いながら会場に到着です。

まずは切符を見せた後は、
検温が始まります。

35度7分。

う~ん、栄養が足りていないかなあ。
などといいながら重たいおなかをこすります。

その後は、入場前の登録です。
もし自分がコロナになったら、
またほかにコロナの人がいたら、
連絡する先を登録します。

それらがすんでからやっと入場です。

こういう展示会では入り口に、
人々の興味をそそるようなものが
置かれていることが多いです。

バンクシー展でも入ってすぐに、
世界中の落書きを取材している
動画を流していました。

ああ、こんなところに描いているのか、
こんな意思があるのかなどを
さりげなく案内しています。

先日、我が村でも落書き事件がありました。
村の人の貸しガレージを一つ借りて、
そこを物入にしています。
祭りのときの提灯やテントや
配線類を収納しているのですが、
そのガレージのひとつのシャッターに
何やらわけのわからない
アルファベットのようなものが
書かれたことがあります。

これは放置できないと、
警察にも相談したのですが
まだ犯人はわかりません。

でもそのままにしてはおけないので、
ペンキで塗りつぶしたという事件がありました。
しかしバンクシーの落書きは
消されるのではなく、
喜ばれたりしていますね。

それはやはりわけのわからない
アルファベットではなく、
絵を通じたメッセージが
そこにあるからなんでしょうね。

電話ボックスに潜むマスクをかぶった人間。



壁に花の絵をペイントするゴリラ。

正装したネズミの絵なんかの様子が



再現されていました。

絵も何かおもしろいですね。
直接彼の言葉が何なのかは
よくわからないけど、
バズーカを持ってスピーカーに
向かうビクター犬や

買い物かごを襲う原始人、

爆弾を転がすおばあさん、

赤ちゃんに毒を飲ますおかあさん

とまあ何かをいおうとしているこ0とは
わかります。

その後に出てくる兵士の顔は
全員ピースマークで銃を持っていたりとかね。

まだまだありますよ。

ミッキーマウスとドナルド君に
手をひかれる全裸の少女、

爆弾をせおう象、

爆弾のスイッチを押そうとする猿、

可愛いリボンを付けた攻撃ヘリなど、

これで何か物語をと言われたら
作れそうな絵ですね。
絵を見るたびに、落書きであることの
違和感、シュールな企画、
立派な絵に心を奪われていきましたね。

あのキリストが十字架の上で
買い物袋をいっぱい持っている絵は
かなりドキドキしますね。

宗教的なものは怖いです。

あのビートルズが、
僕らの存在はイエスキリストを越えている、
みたいなコメントをしたときのことを
思い出したりしました。

いくら撮影可でも
絵を掲載するのは避けました。
すみません

芸術と反逆というサブテーマに沿った
ちょっと異質な感覚にとらわれた
展示会でありました。

けっして落書きを正当化するのではなく、
一方で芸樹作としてのバンクシーの
とらえ方を称賛する。
ああ、なんて芸樹ってむつかしいんだ
って感じでした。

やれやれと展示会を出た後は、
海辺の広場が見渡せる
ファミリー食堂でひる飯です。



平日という事もあるのですが、
緊急事態でここもガラガラでした。
ああでもいつになったら
コロナに関係ない時が来るのでしょうかねえ。

もしかしたらバンクシーも、
どこかの壁におじいさんが
コロナに向かってワクチンの注射器を
投げつける絵を描くかもしれませんねえ。

などと考えながら食事を済ませて
帰宅するdoironだったのでした。

「doironは凡才か遊び人か」

いやあ、たぶん両方でしょう。

 


凡才か遊び人か1

2021年01月29日 20時55分07秒 | お絵かき

昨年、夏に大阪南港へ
マンモス展を見に行きました。



冷凍のマンモスとかも
いっぱいあって感動しましたねえ。



その時に近々行われる展示会として
バンクシー展を紹介していましたねえ。
これはまた見に行かなくちゃと
その時には思っていました。

そして先日です。

18切符で余呉湖に行く時に
そのバンクシー展のポスターが



駅にあったので「ああ、これはいかなくちゃ」
と言ってたら、同行している人が
「もう行ってきたよ」っていうじゃないですか。

「とても面白かった」とおすすめです。

これはいかなくちゃなあと、
先日家の近所のローソンで予約を取り、
出かけることにしたのです。

マンモスのときはジダンが券を
購入してくれましたので、
ローソンで予約券をとるのは初めてでした。
店の片隅にある機械の前に立ち作業を始めます。

検索システムで「バンクシー」と打つと、
すぐにそのページが現れましたよ。
画面を見ていると、予約と言っても
「平日いつでも券」という販売です。

当日2200円の所を1800円で購入です。

別途手数料等はとられますが。
でもそうして券を買い、
都合に合わせて出かけて行くことにしました。



で、そのバンクシーですが、
よくご存じですよね。

世界の各地に落書きをし、
反戦や自然保護を何となく皮肉っぽい絵で
表現している人です。
元はというと、落書きになるわけですから
何となく犯罪的に危ういものを含んでいます。

そういう危うさもまた彼の魅力の
一つなわけです。

いますよねえ。
落書きをする人の中でもとっても上手な
絵を描く人。
でもなあキャンバスを他人の家の壁や
駐車場のガレージにするってなあ、
やっぱり変やなあ。
許せるとしたら、我が家の壁に
安野光雅さんが景色絵を書いてくれるんやったら
許そうかなあ。
でも彼も亡くなったしなあ。

まあそんなバンクシーの危うさを
展示するのですから、
タイトルが「天才か反逆者か」に
なるんでしょうねえ。

今回の展示会では、そんな彼の作品が
展示されており、なんと全作品撮影可
だそうですからいいですね。
でもまあ中身をこちらに乗せるのは
よくないでしょうから、
載せても部分的なところにしておきましょう。

それともう一つ、
この展示会って費用分配はどうなるんでしょうねえ。
バンクシーは謎の画家でしょう。
屋外に描いた彼の絵に著作権は
あるんでしょうか。
その元の壁とかの持ち主へは
支払われるんでしょうか。
よくわかりませんね。

でもまあ彼の動き豊かな絵や
皮肉っぽい場面描写、
景色に合わせた表現力なんかは
とても楽しみですから
出かけて行くことにしましょう。

行った当日は天気はいい日でしたが、
寒い日でした。
緊急事態宣言も出ているので、
現地までは車で行くことにします。

阪神高速湾岸線に乗って、
そうあのデサントのバーゲンに
行く時の用な感じで出かけてゆきます。
ATCの駐車場に車をとめますが、
ああなんとここもガラガラです。

きっと皆さんお出かけは
少ないんでしょうねえ。

まあ、doironもバンクシー見学って
不要不急かもしれませんが、
イラストレーター、クリエーターとしては
仕事上必要な見学なんでしょうねえ。

こうして仕事関連にしておけば
必要経費として、各停申告できるのかなあ。

ま、それはまた調べましょう。

車を降りて、建物に出れば、
先日のマンモス展と同じ場所ですから、
経路はわかっています。
今日のお昼ごはんはどこに入ろうかな
なんて考えながら南港ATCギャラリーに
向かうのでありました。



続く

 


新聞社さん、掲載ありがとう

2021年01月28日 10時29分08秒 | お絵かき

S経新聞さん。

今日はdoironが描いた絵を掲載してくれて、
どうもありがとうございました。



おかげさんで、先に予告していた
親戚や友達からもお祝いメールを
いっぱいいただきました。

いきなり遠くの人から来た
メールもありましたよ。

コンビニに行って、新聞を
二部買いました。
同じ所では買ってないですよ。
変やもんね。
店を変えて1部ずつ購入しましたし、
近所のS経読者の人にも、
後で新聞頂戴ねとお願いしておきました。

掲載が折り目だったなあと
友だちに言ったら
ど真ん中ですやんとほめてくれました。

それにしても、こうして新聞に
載る時ほど人々の目に
触れることはないでしょうねえ。

新聞発行数はネットの資料によると
S経は関西、関東中心に発行しており、
朝刊で約124万部。

まあ50人に一人がお絵描きコーナーを
見たとしても2万人以上が
doironの絵を目にしたことになりますね。

そしてなんかこんなしょうもない絵をと
9割が思っても残りの
1割2000人くらいは共感してくれたかな。
う~ん、計算むつかしいねえ。
あってるかなあ。

今回は絵のテーマがテーマだけに、
節分くらいに掲載かなあって
思って描いたんやけど
そうでもなかったですね。

節分にかぎらず、意外にお寿司を
まく人って多いのかなあ。

そんな時って、こんな気持ちで
巻いたりするのかなあ。
まあdoironはそんな感じで
巻いてますがね。

さあて、今度は何を描こうかなあ。
節分に向けて、おひなさんや
桃の絵なんかがいいかなあ。

新学期に向けて、
ランドセルなんていいかもねえ。

頭の中にこれまで描いた絵があって、
素材を選ぶときって
まだ描いたことの無い絵を
ついつい選んでしまいますね。

未知との遭遇です。

いろんな素材でこれからも考えて
作成していきますので、
新聞やブログでまた是非
見ていただきたいなあと思っている
画伯doironなのです

次の目標は週に一度の
カラーページかなあ

 


海苔巻きの絵2

2021年01月27日 21時06分04秒 | お絵かき

新聞社からの電話は
「お絵かきコーナー担当の■■といいます。
先日送っていただいた
海苔巻きの絵の事ですが、
これを28日に掲載しますので」
との通知です。

ウヒャーうれしいですねえ。

これまで5回送って3枚目の快挙。

打率6割ですねえ。
イチローを越えました。

つまり掲載となったのは、
明日のS経新聞ですね。
もしまた見る機会があれば見てみてください。
海苔巻きの絵に昨日書いたような
言葉を添えています。

電話をしてきてくれた新聞社の女性は
「絵も面白くて、字もインパクトの
ある字でいいですねえ」と
可愛い声でほめてくれました。

ありがとうございます。

でも字は作っているわけではなく、
あれは64年間書き続けた自分の字なんですよ。

そして絵もこれでもかと
頑張って描いたのではなく、
退職後楽しく取り組んでいる絵で、
今回は少し練習しつつ描いた絵なんです。

面白くしてやろうなんて言う意思が
あったわけではありません。

その絵にねえ、こんな評価をして
もらえたんですねえ。
そう考えたら、
「絵や字って姿かたち、色遣いなど
いろいろあるけど、
素直に書いたそのものは
作品じゃなくて自分自身
そのものなんやなあ」って
そう思いましたね。

「描いた絵は自分自身なんだ」。

なんかもうまるで、
画伯がささやているような
セリフじゃあーりませんか。

そう思ったら絵を描くのもまた
一段と気楽で楽しくなってきますねえ。

新聞への投稿とその掲載を通じて、
そして担当者の評価を通じて、
絵って面白いなあと
ますます考えるようになりました。

このニュースは、さっそくいつも
お絵かきコーナーを切り抜いて
くれているお絵かき友達や、
親戚、友達にもメールで送りましたよ。

「へえ~もう3回目やなあ」
とかいって驚いてくれる人もいましたねえ。
元職場の人たちも
doironさんはいつも楽しそうに
しているなあ」と思ってくれたでしょうか。

新聞社さん、ありがとうございました。

また描きますから
よろしくねえと言っておきましたよ。

このニュースが入ってきたので、
我が家ではパーティです。

スーパーでお気に入りの食材を買い、
第三のビールではなく
本物のビールをいただきましたよ。
(なんてちびこいお祝いだ)
でもdoiron家ではコロナの中で
ごっついお祝いです。
「義母さんにもまたお墓に
報告しに行かないといけないねえ」
とか言いつつ、ステイホームで
食事を楽しみました。

今回の掲載を受けて、緊急事態の中、
不要不急のお出かけも減らして、
よーし頑張ろうと絵の具を絞り、
さらにアトリエで紙に向かっている
今日この頃のdoironなのです。

 


海苔巻きの絵1

2021年01月26日 21時03分35秒 | お絵かき

昨年は、S経新聞に
はがきの絵手紙を4枚送りました。
するとそのうちの二枚をねえ
選んでくれてお絵かきコーナーに
乗せてくれたのです。

最初はマスクとアルコール消毒薬の絵、
これはタイムリーでしたね。
何の事前の通知もなく突然
掲載してくれました。



二番目が水ナスの絵を送りましたが、
これはねえ事前に通知がありました。

「水ナスのきらきらした
感じがいいですねえ。
字体と絵があってますねえ」
とほめてくれました。



するとねえさすがに全国新聞、
東京の親戚や、遠くに住む友達からも
絵が乗ってたねえとメールをいただきました。

いやあうれしかったですねえ。
doironのまわりの友達は
いい人が多いので、
社交辞令で「いい絵やねえ」とか
言ってくれているのかなあ
と思って甘えていたのですが、
突然に新聞社で選んでもらったのは、
みんなの感想が本当やったんやなあと
失礼なことを考えてしまいました。
すみませんでした。
皆さん正直なんですね、
もっともっとほめてやってください。

新聞社にはその他にも2枚送ったのですが、
さすがにそう何度もは採用されませんでした。
そやねえ、競争率高いらしいしなあ、
そんなに世の中うまくいくことも
ないだろうとちょっと熱が冷めていたのです。

そして2021年の新年を迎えました。

もうdoironも65歳になるという
高齢社会に突入です。

え?気持ちは若いんですがねえ。
なかなかもう若い時のように
体もシャキッとは動きません。
皆さんどうしているんですかねえと、
長い間合っていない友達なんかのことを、
年賀状を見ながら思い出したりしています。

で、その年賀状なんですが、
余分に買いすぎたというか、
はがきはまたなにかに
使えるからと気を許して買ったので、
結構枚数が残ってしまいました。
お年玉くじの抽選も終わって、
そのまま残っている年賀はがきも
結構あります。
普通はがきに変えるかなとも
思ったのですが、
ああ、そうだまたお絵かきをして
友達に送ってやろうと
考えたりしたのです。

そしてそれに加えて、
思い出したのがあの新聞社の
お絵かきコーナーへの投稿です。

え~じゃまあ今年の運試しで、
ひとつ書いてみるかあと考えました。

2021年の初絵描きですね。

新聞社への投稿ですから、
やはり今の時期、採用されやすいような
テーマを選ぶのがいいかもしれません。

緊急事態宣言に関してもいいことやしね。

そこで季節の話題となると
もうすぐ2月ですから
節分ということになりますね。

で、豆とか鬼とかいろいろ考えたのですが、
結局描こうと思ったのが海苔巻きの絵です。

節分にはdoiron担当で海苔巻きを作っています。
以前これを描こうとしたのですが、
海苔の部分やお米の部分が
むつかしかったので
ちょっとあきらめました。
なのでここで再度挑戦してみましょう。

ためし描きのスケッチブックに
海苔巻きを何本も描き、
ようやくそれっぽい形に
仕上げることができるようになりました。
そして言葉は、具をまいているのではなく
これは福をまいているのだなんて
言いつつ作ってましたから、
それを書き込みましたよ。

う~ん、まずまずです。

こうしてできたはがきを投函して
4日後くらいでしょうか。
doironの携帯に東京ナンバーの
電話がかかってきました。

ん?と思いつつ出てみると、
これが新聞社からの電話でした。

もしもし○○新聞ですが、
という声を聴くと、
以前やってた広報の仕事を
思い出しましたねえ。

夜中の2時とかにも
電話かかって来たよなあ。

今日は昼間ですがと思いつつ
話し始めると・・・。

続く

 


今年のカレンダーのヒ・ミ・ツ3

2021年01月25日 20時51分57秒 | お絵かき

自作のカレンダーに描いてある絵について、
二日間かいてきましたねえ。
あと残りを引き続き書きます。

次の9月はパイナップルです。



前からこの植物は書いてみたいな
と思っていたのですが、
今回やっと実現しました。

何かむつかしそうだったのでね。
スーパーでパイナップルを
購入しましたよ。

何かこの果物は太陽の味がしますねえ。

それを意識して描きました。
絵に描いた後はもちろんいただきましたよ。
お店で切られて売られているのも
おいしいけどカットして食べると最高ですね。

とりたてだともっと
おいしいんやろねえ。
今度沖縄に行ったら絶対いただかないとねえ。

10月は今年はやはりこの絵は
必要やろうなあと思って描きました。

最初はねえ、
「今はこれは魔除け」って
書こうって思っていたけど、
新聞社に送るかとも思っていたので、
“魔除け”は“お守り”に変更しました。

朝新聞を見ていると
突然掲載されたので
とても驚きましたねえ。

思わず飲みかけのコーヒーを
吹き出しそうになりました。
ありがたいことですねえ。

全然知らんところで、
おっ、これはって思ってもらえたんやろなあ
と思うと、とても感激です。
また書きますが、近々掲載の
可能性もあります。

そして11月はチーズです。

最近よく買うんですよね。
チーズの4個入りのおつまみ風の奴。
アーモンドとか香辛料とか
生ハム味なんてのもありますねえ。

そんなチーズをおつまみに
いただきながら、じゃ、チーズの絵を
描いてみようと思ったのです。

とはいっても我が家に
そんなチーズはありません。
どんなチーズがあるかネットで
眺めてみようとおもったら、
それはそれはいろんな形の
チーズがあるんですね。

その中から、見たことがあるようなやつを
抜き出して、固めて絵にしたのが作品です。

この作品も大きいのですが、
まあそれなりに描けましたね。
大きく描くと悪い所が目立つので
むつかしいですねえ。

そして最後の12月が仏さんの絵です。



この仏さんは、四国88ヵ所礼霊場の
第2番極楽時にいた仏さんです。
なんかかわいくて素敵でしたねえ。

そして言葉は、義母さんに書き初めで
描いた文書です。
義母さんがためしのデイサービスで、
花の絵を描いてこの言葉を入れたら
講師の先生が「なんとすばらしい」といって
しりもち着いてたよと教えてくれました。

義母さんはそれから絵手紙に
夢中になっていきはりましたね。

あとカレンダーのまつわる絵と言えば、
最後に夾竹桃とカニの絵も描いていますね。



花は庭に咲いていた奴で、
カニは三方五湖で食べたカニです。

あ、そんなdoironの生活臭を
感じないでそれとなく眺めてくれたら
それでいいですからね。

カレンダーには他にも秘密があります。
まずは紙ですね。
厚手の紙をネットで大量に買うのですが、
これがねえメーカーを変えて買うと
微妙に色が異なります。

今回は一回間違えて買ったので、
濃いクリーム色の紙が2000枚
残ってしまいました。
これはまたなにか別の使い道を
考えないといけませんね。

それからカレンダーの絵なんですが、
これは配置に少し工夫をしています。
カレンダーの絵の役割を終えたら、
裏表印刷でも
切り取ったら全部残せる配置にしています。

これもねえ実はしっかり考えたんですよ。
まあ残す人もいないかもしれないけど、
そうしようとしたらできるという
doironの配慮なんです。

ほかにも曜日の英語名の色とか
月名の色とかも、
あーじゃないこーじゃないって
考えつつやってるんですよ。

なんてことはないカレンダーですが、
凝りだしたらなんでも奥が深いんですね。

まあこの辺がdoironのカレンダーに
潜んでいるヒ・ミ・ツなわけですね。

カレンダー、必要な方はまた言ってくださいね。
お届けしますから~

 


今年のカレンダーのヒ・ミ・ツ2

2021年01月24日 21時08分50秒 | お絵かき

4月の絵はトックリランです。



あまりこの植物は知られてないでしょ。
でも何となくは見たことがあるような、
そんな植物ですね。

実はdoironの親戚は植物関連業を
やっていまして、散歩途中にある
その家の植物置き場に、
何本も並んでいるものの中から
これを選んで、描くことにしたのです。

首をグイーンと伸ばしている姿がよくて、
こんな言葉を付けました。

なんか普段のdoironをそのまんま
現したような言葉です。
doironにはあまり首はありませんけどね。
気持ち、気持ちです。

つづいて5月は水ナスです。
使ったなすびの皮の様子や
実の具合にこだわって描いてみました。

エイではよく食べましたねえ。
いいのが漬かると出してくれました。
ことばももちろんエイのことを
思ったら出てきました。

当時、新聞のお絵かき欄に
地方の特徴や時節の言葉を入れて
描いたりしたら掲載してくれたので、
応募してみたら採用されました。

この絵もそのひとつです。



この掲載のときには、
新聞社から電話がありました。
いろんな質問の続きに、
こちらも聞きたいことを聞いてみました。

「このお絵かき欄は全国版ですか」
ときくと
「そうです。全国版です。
大阪と東京に送られてきた作品を掲載しています」
とのこと
「応募者は多いのですか」
「はいたくさんの方が応募されていますよ」
「そうですか。
選んでくれてありがとさんです」。
電話をしてきたのは
とってもやり手そうな女性の声でした。

6月はムラサキツユクサです。

この花は実は我が家の墓の横に
生えている植物なんです。
墓地は昔の海辺にあったんでしょうねえ。
砂が多い土地で、植生が少し
普通の地面の所とは変わっているんですねえ。

たまには浜昼顔が咲いていたりします。

このツユクサの絵は簡単に描けたんですが、
言葉は選びましたよ。
ここはひとつ洒落を入れてみよう。

で、梅雨とto youは
日本語と英語のかけ言葉です。

う~ん、グローバルでしょう。

そしてねえ、この絵の配置には
少しだけ工夫があります。

絵を見てください。
もうわかりますよねえ。
葉っぱの一部がカレンダーに
かかっていますね。



何年か前のカレンダーから
こんな小細工をやったりしています。

この絵もS経新聞に送ったのですが
採用はされませんでしたね。
ダジャレじゃダメなんですかねえ。

7月はアスパラガスですね。

友達が北海道の知り合いから
送っていただいたという
アスパラガスを分けてもらいました。

おいしかったなあ。

特に白アスパラは最高でした。
じゃ、お礼にとアスパラの絵を
描いて送ったら、
それを北海道に送ってくれました。



「大地を貫く」って
北海道らしい言葉を添えました。

するとどうでしょう。
北海道のアスパラ業者が
この絵をアスパラ生産者や
アスパラ業者に配っていいですか
と問い合わせをいただいたそうです。

もちろん少しでも喜んでもらえるのなら
そうしてくださいと返事をしておきました。

売り上げが悪い、
生産が悪いなんていう
アスパラ関連業者さんの力に
なったかなあ。

もう僕の絵から北海道のあの北の国からの
歌が聞こえてきますよねえ。

8月は今度は逆に北海道から
今度はう~んと南部に行って、
沖縄のシーサーを描きました。

doironの絵は、日本中津々浦々なんです。
これまで2回いった石垣島では
独特のシーサーを作っている
工場なんかもありましたねえ。



そうあの島や竹富島の南国瓦の
建物の屋根の上に置かれている奴ですね。
色遣いが独特で印象深いです。

我が家では魔除けと旅行の思い出にと、
玄関に並べて置いてあります。
絵のひとつひとつにも
いろんなdoironの生活臭が
しみ込んでいます。

9月~12月は明日。

 


今年のカレンダーのヒ・ミ・ツ1

2021年01月23日 21時06分11秒 | お絵かき

自作のカレンダーをご近所の人及び
要望してくれる人を中心に配っている。



邪魔な人は邪魔かもしれない。
よろこんでくれる人もいるかもしれない。

何はともあれ、少しでも役に立つのであれば
使ってもらえたらいいし、
もしいらないのなら処分は簡単だ。

でも懲りずにdoironは作成し続けるのだ。

中にはもちろんとても
喜んでくれる人も要る。
あまり反応のない人も要る。
ほめてくれるのは社交辞令かもしれないが、
郵便受けに彫り込んでおいても
わざわざ家まで来て
お礼を言ってくれる人だって要る。

まあ世の中いろんな人がいるのだ。

今年は5人の人に誕生日を入れた
カレンダーをと望まれたこともあって
自分の誕生日の入ったカレンダーに対して、
親近感を持って眺めてくれた
という人もいてうれしかったといのもある。

doironのそんなカレンダーも
今年ので9冊目になるわけだ。

内容を考えてみると、
一年は12か月、
なので一冊に最低12枚の絵を
載せているから、使った絵も
合計100枚はこえたことになる。

おまけで加えた絵や掲載していない絵もあるし、
四国の絵も加えたら
200枚は十分超えることになるだろう。

打ち込んでいたスポーツから
病気で無理やり引き離され、
余力で歩いたりはしているが
前に比べてどうしようもない所から、
よくもまあ書き続けたことだ。

正確に何枚描いたって言われても、
人にあげたのもあるから
正しい実態はよくわからないって感じだけど、
まあたいていの絵は手元に置いてあるし、
気恥ずかしいながらそれを
カレンダーにして配っているので、
世間のすみっこのすみっこには
何枚かは残留していることになるのだろう。

今年カレンダーを手に入れた人から
いただいた手紙では、
毎年のり付けして自分のダイアリーとして
使ってくれている人もいるそうで、
それを聞くととてもありがたい。

少しでも役に立ったら、
生きてて頑張ってよかったあって
感じになりますねえ。

そんなカレンダーについて、
まだ利用者にもあまりあかせてない
作者の秘密もあるので、
今日はここでこっそりその秘密も
ブログで明かしておくことにしましょう。

まずは1月です。



二年前のカレンダーから1月は
その年の干支を題材に書いています。
今年は丑ですね。

結局丑の絵は二枚描きましたが、
一枚をカレンダーに、
残りを年賀状に採用しました。

カレンダーの丑は彫り物調っぽく
書いています。

もう少し立派な角を付けた方が
よかったかなあとちょっと反省もあるし、
正月やからおとなしい方が
いいかなあともおもっている。

2月は近所の人にもらったヒョウタンを
そのまま玄関に置いていたのですが、
これも少しいたずらしたれと、
こっそり絵を描いておいて置いたら、
ミセスが「ヒャー」と驚いていました。



そのヒョウタンをここに描きました。

3月は調理パンです。

これはねえ割と大きな絵を
小さく縮小したから、
少しわかりにくくなっています。

カレンダーをあげたある一部の
グループではこのパンが
話題になった様子。

焼きそばパンはわかったけど
もう一つは何なんだと議論になったそうです。

では答えを明かしておきましょう。

ジャジャーン、

それはなんとコロッケパンで、
横に茹で卵のサラダを付けてある
というパンです。
どちらもdoironの好物で、



「これを絵にかくねん」

と言いつつ買ってきたら、
「絶対食べる方を楽しみに買ってきたんや」
とミセスに言われてしまいました。

「な、なにを言うんですか。
僕は芸術を一番と思って
買ってきてるんです。
食べるけど・・」と
反論しておきました。

続く

 


橿原神宮へ初もうで2

2021年01月22日 21時15分24秒 | 最近の出来事

本殿前の広場には、
こんな石も建っています。



平成28年当時の皇后(今の上皇后)が
歌った歌が記されています。

天皇家の人々は歌をよく歌われますね。
明治天皇は600年以上にわたる
武家社会を終わらせました。
一方で9万首以上の歌を歌っており、
今もすべて残っているという
すごい歌集があります。

ここではそんな上皇后の歌の後ろには
「さざれ石」も置かれています。



もちろん国歌に出てくるあの石ですね。

小さな岩がいろいろ集まって
国を作っていくというそんな感じです。

そんな境内を後にして、
北神門から出てゆきます。

途中左手に畝傍山への登山口があります。



体力的には気軽に登れるいい山ですねえ。
山頂には住吉大社の関連施設
なんかもあって面白いですよ。
大阪の住吉大社ではこの山の
山頂の砂を持ち帰り、
それで神器を作って祭事に
使うそうなんです。

玉垣に囲まれたそんな砂採取場所もありましたね。

過去のブログの「大和三山ミステリーツアー」を
お読みください。

標高199mの高い山ではないのですが、
左右非対称の山の形が特徴的な山です。



また昇ってみようかなあって思っていますが、
今日は遠慮しておきましょう。

まずは神武天皇陵を目指してゆきましょう。

参道に出ているお店を見てみると、
肉巻きおにぎりとか変わった
屋台が多いですね。
中でも多かったのが「鬼滅の刃」関連の
お店がたくさん出ていました。

そんな参道から周辺道路に出て
さらに進んでいくと、



左に神武天皇量の入り口が出てきます。



そこから厳かに入ってゆきましょう。

広い道を500mくらい進むと、
奥に御陵が見えてきます。



以前ここに来た時は大変だったんです。
藪蚊の大群が飛び交っていて、
まるで蚊柱の中を歩いているような感じでした。

神武天皇の御陵といういうことで、
じっくりと歩きたかったのですが、
もう手は阿波踊りの最高潮の時のように
顔の周りの蚊を振り払っています。

ああ、ここが御陵の入り口かあ、
ペコッと頭を下げて最敬礼。
でも蚊は嵐のように襲ってきます。

ここにこんな見張り所と
名付けられた小屋があり、



この正月も中で一人働いておられました。

あの蚊が渦巻いていた時も
おられたのかなあ。

そんな記憶なんかまったくないほど
大慌てで通り過ぎたものでした。

でも今は違いますね。
森の中に静かに御陵はありました。



そういえば改元の前後で
天皇陛下がここに来られていたなあ
と思い出しました。

宗教的な線香場とかそういうのは
ありませんが、初代の天皇が
ここで眠っておられると思うと
本当に胸があつくなる思いでした。

さてこれで御陵巡りも終わりです。
今来た道をまた歩いて戻ってゆきましょう。

時間的にはお昼ですね。
出店で何か買って食べるというのも手ですが、
ちょっと寒すぎますね。
橿原神宮の周りのお店に入って
あたたかいモノでも食べて帰りましょう。

はいったのは橿原のホテルの
レストランです。
メニューを見て迷わず選んだのが、
うどんと柿の葉寿司のセットです。



あったまりそうなメニューでしょ。

テーブルに落ち着いて授与された
お守りなんかをじっくり見てみました。

健康はどうなのか。
忘れ物はどうなのか。
仕事はどうなのか。

まあいろいろと気になるところは
あるのですが、何とか今年も
今まで通り、いい一年を
過ごせたらいいなあとおもいつつ、
うどんをすすったdoironなのでした。

初もうでも終わり
松の内も終了しました。
今年は丑年
じっくりと進んでいきましょう。