ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ああこのブログも終わってしまう

2020年10月31日 21時02分55秒 | weblog

2005年8月23日に開設した
このブログも、もう5000話近く
なりました。(4950話)
まあしょーもない記事ばかりで
読んでいただいてありがとうございます。
それでもまあ自分としては
50歳以上の日記として
とても貴重に考えています。

と書きますと、もうブログをやめるのか
と思われるかもしれませんが
いやいやそんなことはありません。
でもねえ、今やってる
グーブログの、無料の範囲を
もうすぐ超えてしまうのです。

ああ無料の枠を
15年かけて超えるのですね。
なのである日から急に更新が
見れなくなる可能性があります。

ブログはすべてバックアップ
しているので中身は残っているのですが
このページに記事を
追加登録ができなくなるのです。
だから有料に、という可能性もあるのですが
まあそこまでやらなくてもいいでしょう。

というわけで
「ハブ ア ナイス doi!」
の終了に伴い
新しいブログ
「ハブ ア ナイス doi!2」を
始めることにします。
アドレスはこれまでのものに「2」を
つけてもらうだけでいけるはずです。

で、いまもブログサイトで
いろいろやっているのですが
なんかわからないところがいっぱいあって
苦労はしています。
もし今のこのブログが
更新されなくなったら
頑張って探って
そちらを見てみてくださいね。
ブログの中でも報告していきますがね。

多分このブログも年内ぐらいは行けると
思うのですが、わかりません。
ある日急にいっぱいですと
言われるかもしれませんからね。

年内いろいろと忙しい時期に
すみませんがそのときは
よろしくお願いします。



大福山へと向かう旅4

2020年10月30日 21時14分09秒 | ウォーキング

俎石山から大福山へ向かう道は、
大阪府と和歌山の府県境の道です。
微妙に交わったりしながら
歩いて行きますから、
もしナビが手元にあったら
「和歌山県にはいります」
「大阪府に入ります」と
頻繁にメッセージが出るでしょうねえ。

最近は手元にナビがあったりするほどです。
実際に触ったこともないのですが、
そんなメッセージが
出たりしないのかなあ。
それに最近は携帯のナビが
進化してるようなので、
携帯ナビはどうなんですかねえ。

俎石山から出てすぐに、
道に赤いテープが張られています。

あれ?倒木とかで
進めないのかなあと思い、
掲示板があったので見てみると、



「危険!スズメバチの巣があります。
速やかに通過してください」と
書かれてあります。

ウヒャー、これは怖いですねえ。
速やかに巻き道を歩いてゆきましょう。
そういえば30分くらい前から
でかいスズメバチが近くを
ぶ~んと飛んでいくのを
二回ほど見ています。
山での恐怖のひとつですねえ。

道はそこからもどんどん
下ってゆきます。

俎石山は420mで大福山は
427mですから、
このまま下ってゆけばその分
登ることになるんやからあ
とか思いながら進んでゆきます。

このあたりは木が多くて
森の中みたいなところが多いのですが、
下りきったところは
太陽の日が差していい雰囲気です。



こんなヒヨドリバナも咲いていました。
で、そこまで下ってきたので、
この先から登りが始まります。
階段道などを登ってゆくと、
おや?
道の右側に小さな看板があります。



「第3経塚跡」と書かれています。
う~ん、これはむつかしい看板ですね。
意味の分からない人には、
さっぱり何なのか不明ですね。

実はこれが役行者
葛城二十八宿の経塚跡なんです。

友ヶ島から大和川に至る
役行者の遍路に関連しています。
いろんな文献によれば、
三番目の経塚は雲山峰か
もしくは大福山といわれています。
その大福山の経塚が山頂手前の
この地なんだそうです。
そこにある岩には
何か刻まれていますねえ。



この経塚というのは法華経を
埋めたところといわれており、
役行者の二十八の葛城経塚には
名前がついています。

この第三経塚は「譬喩品」
という名前がついています。
この二十八経塚をめぐる
山登りというのも、
挑んでいる人はいるそうです。

なんか面白そうで、心惹かれますね。

大福山の山頂はそこから
すぐのところにあります。



ここが山頂で、広場に祠があります。



弁財天の宝窟があるから
大福山といわれているそうです。
祠の周りには木札が収められていたりして、
いろんな儀式や修法にのっとって
修行しているお遍路の人たちの
熱い想いが漂っています。



そして先ほどの譬喩品と
かかれた石碑も立っていますねえ。



ここには三角点もないのですが、
景色はとてもいいです。
多奈川の方が見えていたり、



紀の川と和歌山市街地なんかも
見えていますねえ。

ではここで食事です。
今日はお弁当ですね。



お湯を沸かせて味噌汁も入れました。



山頂には3組ほど登山者がいて
食事をしていました。
では今日のメインテーマの
山頂案内板を取り付けましょう。

ほかの案内もいっぱいついている木に
目立たないように取り付けました。

こんな感じ。



ほかのはザイルふうの紐を
木にまいてそこに針金を含む
紐で固定していますね。



まあこれからの参考にしましょう。

さあ、これで第一回目の案内を付けましたよ。
これからも頑張って付けていって、
doiron修行の地みたいに
なったりしませんかね。
doironチンタラ二十八宿ってね。

すぐにまたこの山に来て
案内板の様子を確認しなきゃなあ
とか考えながら、
もと来た道を戻っていった
doironの大福山登山でした。

 


大福山へと向かう旅3

2020年10月29日 21時02分21秒 | ウォーキング

階段を上り終えてしばらく行くと、
尾根道に到着です。

まあこのコースの最大の難所は
もう終わりです。
あとは軽い上り下りが少しずつ
続くような感じで
なだらかに進んでいきます。

木のところに何か張り紙がありますよ。
おお~松茸山につき入山禁止だそうです。



考えたらこの年まで、
自然に生えている松茸なんか
見たことないなあ。
道にはイノシシの餌を探した後が
いっぱいあるのですが、
イノシシは松茸なんか
食べないのかなあなんて
考えてしまいます。

山に赤松映えているかなあ、
とか林の中を見渡してしまいますね。

あまりそんな雰囲気は
なかったのですが、
稜線を離れたらそんな
雰囲気なんですかねえ。

さらに進んでいきますと、
そんな山の稜線がスパッと
切れているところに出てきます。



このコースの第一展望台といわれています。

桃の木台の住宅街と大阪湾と
関空がきれいに見えています。

まあここでも標高300m台ですねえ。
そう考えたら東京のスカイツリーって
どんなに高いんやと思ってしまいます。

少し椅子に座っていると
何組かの登山者と出合います。

「こんにちは~」

うん山の挨拶は爽やかでいいですねえ。
お茶を飲んで水分補強し、
さらに進んでいきましょう。

細かいアップダウンを進んでいくと、
今度は反対側の山の方に
第二展望台があります。

こちらには「雲山峰」の方が
見えていますねえ。
そこには7年前の秋に登っています。
まあ山頂の景色はイマイチでしたが、
雰囲気のある山でしたね。
今回のコースを頑張って歩けば、
尾根つたいに行けるのですが、
まあその辺は今後の課題に
しておきましょう。

そこから少し進んでいくと、
俎石山と鳥取池の分岐に出ます。
この鳥取池というのは
まだ行ってないですねえ。
最寄りの駅までは遠いです。

ここには車で行けそうですねえ。
阪南市の地図にはPのマークが
書かれているもんねえ。
ここに車をとめて、
懴法ヶ嶽、地蔵山、雲山峰と
回るコースもあるよなあ。
またこの辺に詳しいジダンに
様子を確認してみましょう。

でも今日は俎石山の方へと
向かって行きます。



陸軍省の「由良要塞」の
石票が立っています。
松茸山だから立ち入り禁止ではなくて、
このあたりは軍の施設で
昔は立ち入り禁止だったそうです。

このあたりに来ると、
道の登りがところどころ
急になります。
左に一般道で右が急斜面ですが、
ちょっと歩いた後があります。
きっと山頂近くで
見晴らし台のようなところがないか
歩いて行ったりする人も
いるんでしょうねえ。

そして最後の北展望台に
上がっていく場所には
明らかな踏み跡があります。
さあ最後のきつい登りだと
頑張って登ってゆきます。

前の方にてっぺんが
見えてるくらいですから、
さほど息も上がらずに
北展望台へと到着です。



見えているのは第一展望台と
同じ方向ですが、
標高的には100mほど
高くなっているので、
それなりに「ああ登って来たぞ」
という感じになりますねえ。

ここまで来たら俎石山も近くです。
このあたり、なんかトトロの森の
ような道があると聞いていたのですが、
これはよくわかりませんね。

そしてようやく俎石山に到着です。



今年ここに来たのは3回目ですねえ。
一等三角点なので
景色もいいかなあと思っていたのに、
ほとんど景色は見えません。
こんなんで何故一等三角点なんやろ
と思いますね。



昔は景色もちゃんと見えていたのかなあ。

さあ、以前はここで引き返し
だったのですが今回の目標の
大福山は、まだこの少し先です。

すぐに出発してゆきます。

続く

 


大福山へと向かう旅2

2020年10月28日 21時00分31秒 | ウォーキング

山頂案内はどこかに
固定しないといけません。

ここで一番注意しないといけないのは、
環境への負担がないように
しないといけないですね。

なのできつい針金で固定
というのはいけません。
もしそういうことをするなら、
山頂にあるテーブルとかに
固定になりますね。

でもまあそこにそんなのが
あるかどうかはわかりませんから、
針金案は却下です。

環境のことを考えたら、
少し頑丈そうな紐でくくり、
それが朽ちたら案内が外れて
自然に帰っていくというのがいいですね。

そんなたいそうな気持ちで
つけるものではないですから、
すべて自然のままに目について、
自然のままに朽ちて
消えていくというのがいいでしょう。

じゃあ固定するためには、
案内に穴をあけて、
ひもを通しておく必要があるでしょう。
これまで行った山では
どんな感じでついていたかなあ
と思い出そうとしますが
あきませんね。

そうそう写真があるかもと
思い見返したりしますが、
様々です。

まあ初めての取り組みですから
とりあえずは、板の両側に
あなをあけておくことにしましょう。

そうして出来上がったのが、
こんな山頂案内です。



これが裏面。



ではこれを持って、
大福山に向かいましょう。

コースは、桃の木台から
俎石山に登った道をたどり、
その先の大福山へと
向かう往復道です。

車で26号を走り、
箱作りランプに向かいます。
そこから桃の木台を上がってゆき、
サンヒル都の先の登山口に
約1時間くらいで到着です。

このあたりは知り合いが
二家族住んでいるんですが、
どこに住んでいるのか
家がいっぱいあってわかりません。

だいたい標高が145mくらいの
登山口に車をとめて、
さあでは登ってゆきましょう。
大福山の高さは427mなので、
標高差は単純には280mくらいです。

チンタラ歩くにはぴったりですねえ。

時刻は午前10時です。
少し歩いて海の方を見ると、
桃の木台の住宅地が見えてきます。



このあたりの開発で採取した土石が、
これもまた遠くに見える
関空に使われているんですねえ。

しばらく舗装された登りの散歩道が続きます。
そしており返してなおも登ってゆくと、
左に登山道が始まります。

開かれた散歩道からいきなり
山道に入ってゆきますので、
何となく期待が高まりますね。

しばらく進んでいくと小さな橋があります。



さあここから道は
どんどん上り始めます。
今の季節の山道はどうなんだろう。
花は咲いているのかな
とか思いながら歩いて行きますと、
ミズヒキの花が咲いていますね。
細長い花の茎に赤い小さな花が
咲いています。

これがねえ、写真はとてもとりにくい。

ひとつの花にピントを合わせると
他の花がぼやけてしまうんだよね。
ついついカメラを向けなく
なってしまいます。

やがて道の右側に池が現れます。



ここがねえ、春に来た時は
大量のオタマジャクシが泳いでいたので、
あれが全部親になったら
さぞやうるさい池に
なるやろなあと思っていたのですが、
とても静かにたたずんでいました。

ふと見ると、いがぐりが
いっぱいおちていますよ。
まあどれも開いていて、
ここを上る人も多いから
もう収穫されているみたいです。

そしてしばらく行くと、
山桜の木が何本かあって、
そこから階段が始まりました。



この山はなだらかな山なんですが、
尾根道に出ていくまでのここの階段が、
このコース中で最大の難所です。

このあたりで上から
登山者の人が降りてきました。
結構人の多い山ですから、
ある意味人の目があって
安全な登山が
できるわけですねえ。

続く

 


大福山へと向かう旅1

2020年10月27日 21時50分56秒 | ウォーキング

考え始めてもう二年位になるかなあ。
山に行き、山頂にさりげなく
doironが登った様子を残してくるのだ。
いわゆる山頂案内板を
どこかに設置してくるのだ。

ここんところ大台や俎石山などの
山登りが続いており、
山に登ることへの抵抗が
かなり少なくなったから、
そういう下らないことに
ちょっと力を入れてみるか
と考えたわけだ。

ではどこの山でやるかというのが
次の解決しないといけない課題。

金剛山や葛城山はなあ
目立ちたがりすぎていかんなあ。
やはりあまり山頂案内の
なさそうなところがいいかなあ。

これから登ろうとする山というと、
ああ、大福山には行こうと
思っているからあそこがいいかもねえ。
まだ多分行ったことがない山である。
もしかしたら高校のときに、
あまり覚えのないまま
連れていかれているかもしれないが、
記憶の中には残念ながら残っていない。

それに加えて山の名前が
まあなんともおめでたいじゃ、
あーりませんか。

そんな山ですから、
そこにdoironの記憶を残しておくのも
いいのではないかと考えたわけです。

ではまず置いてくる山頂案内
の作成をしましょう。

メインの材料はかまぼこ板です。
ミセスに頼んで、ずっと
残しておいてもらいました。



ここに山の名前を書きましょう。
もし彫刻の腕があるなら
山の名前を浮き彫りにするといいのですが、
まあまずはマジックで書いておきましょう。

書くのは山の名前と標高と、
あと裏面にはどこの山の会とか
書いていたんじゃないかなあ。

ここで思いつかなかったのは、
日にちのことでした。
あとで気が付いたので、
次の回からは日にちも
記入しておきましょう。

で、その山の会ですが、
なんて名前にしましょうか。
doiron山岳会ではなにか
かなり怪しいですねえ。

ブログ反映山岳会というのも変だし、
元ランナー山岳会というのも
寂しすぎます。
じゃあどんな感じで山に
登っているかというところから
考えてみましょう。

平日にのんきの出かけて行く
「のんき会」というのも変かなあ。
まあ今はのんびりとあせらず
登頂意欲もメラメラ燃やさず
チンタラと歩いて登っているんですね。

そうかあだったら

「チンタラ山の会」

がいいですかねえ。
あのdoironが作っている山岳会ですから、
「さあいっきに100km歩くぞ」
とかハードな山登りを
連想してしまいますよね。
え?想像しないですか。

まあ「チンタラ」だとそんな
ハードな山登りじゃなくて、
のんびりした山登りを
連想するからいいかもね。

辞書でチンタラを調べてみますと、
「のろのろと行動するさま、
動作が緩慢でだらけている様子、
などを意味する表現。
怠慢な様子を咎める際などに
用いる場合が多い表現。」とあります。

いやあ、決して咎めませんよねえ。
この歳になっているんですから
「咎める」ではなくて
「称賛する」と変えなくてはいけませんね。

チンタラ人生なんて最高じゃないですか。
これはいいですねえ。

それとちなみに、
チンタラの語源となると、
これがねえ焼酎から来ている
そうなんです。

鉄がまが「チンチンッ」と音をたてながら
焼酎をにて、その蒸発液が樽の中に
「タラ~ッ」と落ちて蒸留させられる
という静かな蒸留作業から
来ているそうなんです。

ああこんなおっさんに
焼酎のイメージなんていいですねえ。
なんかイメージがピタリです。

「チンタラ山の会」。

この名前にしましょう。
さあこれで会の名前がきまりました。
次に山頂案内の掲示の
方法について考えましょう。

続く

 


カレンダー作ってます

2020年10月26日 20時48分43秒 | お絵かき

カレンダーの制作に入っています。

いろんな工程があるんですよ。
絵ももちろん描いて
おかないといけません。

今年前半がんばって、
絵の数は12枚以上あるのですがねえ。
言葉の決まっていないのがあるので、
それをしっかり考えて
埋めていかないとという、
クリエイティブな作業が残っています。

それに並行して、日付欄の制作も
していかないといけません。

昨年はオリンピックに合わせて
祝日が変更になったので、
閣議の段階で情報を得て
日付欄を作成しました。
今年はどうなんでしょうかあ。

多分変更案が出てくるんでしょうねえ。

ま、それでも日付と曜日欄は
変わらないから基礎的な部分は
作っておきましょう。

あ、もちろん大安などの
六曜も埋め込んでいきます。
これはまあいろんなルールが
あるので、百均で来年のカレンダーを
買い、それに合わせて埋め込んでいます。

あと、月の満ち欠けも記入していますから、
それのデータも収集して
おかないといけません。

そうしてまずは資料を作って、
それを検証してゆきます。



読み合わせをし、訂正部分とかの
確認をしてまずは第一段階の
作業は終わりです。

次は、日付欄のあまりの部分に
何を書き込んでいくかです。
1日が金曜から始まるとしたら、
月曜から木曜部分のあまりですね。

それはどの月にも表れます。
二月にない年があるくらいです。

昨年は、そのスペースに
その月にあると予想される
陸上の大会予定を
書き込んでいったのですが、
残念ながらコロナで
大幅に変更があって、
あまり役に立ちませんでしたね。
おかげで、中止になったり、
いろんな変更もあったりしましたし、
なんかその辺の予定も
いまはぐちゃぐちゃです。

なので今年はまた別のことを書こうと、
あーじゃない、こーじゃないと
只今検討している最中です。

もっと変更点をいえば、
全体の形も今年は絵を大きくして
とか考えてもいたのですよ。
でも、なかなかそれもまとまらず、
今年も昨年までと同様の形で
作っていくことになるでしょう。

はてさて、どんなカレンダーに
なるかなあ。
あと絵の関係を仕上げていくなどの
作業もしばらく続けていかないと
いけませんよねえ。

こんなカレンダーを出すのも
自己満足系でなかなか勇気が
要るんですよ。
でもうれしいって言ってくれる人も
ありがたくいてくれているので
やっぱりやらないとねえ。

カレンダーを見て
こんなこと考えている人が
いるんやあって、
すこしでもいいから
一瞬の癒しにでもなればいいかなあ

なんてことも思いつつ、
それなりにdoironは頑張っていくのです。

 


今年二度目の大台ケ原3

2020年10月25日 21時05分52秒 | ウォーキング

日出ケ岳からの階段を下りてゆきますと、



何組かの人が上がってきます。
でもねえ何か近所の八百屋へ
野菜を買いに行った帰り
みたいな人もいますよ。
背中のかばんから大根が出てそうな感じ。

まあそれくらいここは天気が良ければ
気軽に歩けるところですねえ。

すぐに先程の展望台のところに到着です。

ここから周遊コースに入ってゆきます。
しばらくはミヤコザサの所に
つけられた木道の上を歩きます。
しっかり作られた木道です。



これくらい太い木材なら
少々雪が積もっても大丈夫でしょう。



でもまあ定期的に点検は
しているんでしょうねえ。

足元の段差さえ気を付けて
歩いていればいいので、
景色も眺めながら歩きます。
ところどころの環境の
整ったところでは紅葉の
始まりが見られますね。



これから寒くなってゆくので、
クマは冬眠の用意、
鹿は一生懸命餌を
食べておかないと行けませんね。

木道の縁やところどころの
地面のところに動物のフンも
たくさん転がっています。

ところどころ林の中には、
ササの生えていない
広い場所があったりします。



動物のヌタ場だろうと
書かれていましたねえ。

ではそろそろ前回昼食を食べた
尾鷲辻に到着です。
右には本日歩いて帰ろう
と思っている中道があります。
その横のあずまやでお昼にしましょう。



今日はお弁当です。

お湯を沸かせて味噌汁も入れましょう。



少しヒヤッとするので
暖かい味噌汁がとてもうまいです。
休憩していると、
歩いている人はやはり
高齢者が多いですねえ。
手軽な大自然という感じで
人気なんでしょう。

さあでは大蛇嵓の方へと
おなか一杯で向かいます。

森の中の道や牛石ケ原の



神武天皇像も見ながら進んでいきます。



ああ、今回は神武天皇横の笹の中に、
リンドウが咲いていますよ。



鮮やかに紫色を放っていました。
大蛇嵓との分岐に到着し、



左折してゆきます。
遠くに見える山の岩の斜面が
荒々しいですねえ。



どんどん進んでいくと、
おお~大蛇嵓の先端に出ました。

今日は人も少ないですが、
やはりここには何名かいますね。

順番を待って、先端まで行って
写真を撮りました。

なんか雲の上にいるようです。

この標高800mの大岩の
先端から見た山の景色が、
ほんとの秋にはこんな感じですが、



それに比べたら今回は



まだまだ秋は浅いですね。

左の谷間の方を向くと渓谷が続き、
その向こうで坂本貯水池につながっています。



こうして写真を撮ってるだけで、
もう自分の足元の高さを
心から感じます。

脅えてはいけないぞと
自分に言い聞かし、
見た目平然と心はワナワナと
震わせながら元に戻ってゆきます。

ああここはいつも迫力満点ですね。

では分岐に戻って昼食を
食べたところまでもどります。

歩いていると、女性の二人連れが、
駐車場はこちらですか?
と聞くのでコースの説明をしてあげました。



う~ん、地図も持たずに
来ているのですからすごいものですねえ。

尾鷲辻から中道に入ると、

こけむしているところも多く



苔もきれいな感じです。



そんなのも眺めていると
コースは楽々で駐車場に
すぐに戻ることになります。





シオカラ谷よりずっと楽は楽ですね。

駐車場でもう一度ビジターセンターに
入ったら親切そうな係の
お兄さんがいたので、
前回来た時のけが人のことを確認したら、
レスキューが駐車場まで運んできて、
そこに飛んできたヘリコプターに
つるされて上がり病院に
運ばれたんだと言ってました。

大変でしたねえ。
運賃とかかかるのかなあなんて
思ってしまいますね。
山でけがとかは大変です。
体調や行動には十分注意して
山遊びをしないとなあって考えた
二回目の大台。
紅葉には少し早かったけど
気持ちいい山でした。

今年二度目の大台ケ原も
これでお開きです。

 


今年二度目の大台ケ原2

2020年10月24日 21時14分44秒 | ウォーキング

最初の登りの山道を登ってゆくと、
展望台にたどり着きます。
そこに立っていた案内に寄りますと、
ここからは富士山が見えるようです。

しかし一方で、ここに上がってくる風は
熊野灘の上を流れてきた風で
湿度が高く、遠くをあまり
見まわせないことが多いのです。

なので、前回来た時も
海の景色さえ見られない
状態だったので、
富士山なんてとんでもない
という状況でした。

で、今回はどうだったかというと、
めちゃめちゃクリアでした。
熊野灘の様子がよく見えます。



海岸線で海から上がってくる
海女さんの顔も見えています。
なあんてことはないか。

そしたら遠くの景色はどうだろうかと、
目を細めてじっくり眺めて
みましたが、う~ん、
やはり富士山は見えないなあ。



まあしっかり写真を撮って、
帰って思いっきり
拡大してみましょうと
撮影してみました。
でもやはりだめですね。
見えてもこんな感じだそうですから、
冬場の空気のクリアな日に
年に2、3度くらい見える
程度じゃないですかねえ。

むかし大峰の大普賢に登った時に、
ここから富士山が見えたよ
という掲示板には
感動したことがあったなあ。

でもまあ富士山は見えなくても
熊野灘周辺の景色は
最高に見えていましたね。

そしてここでのもみじもこんな感じ。



若干色づき始めてますねえ。
そんな紅葉仕掛けの景色も
合わせて眺めながら、



小腹減りに備えて、
持参していたちいさな
おにぎりもいただきました。



やー、もう視線もおなかも
満たされましたねえ。
ではここから日出ケ岳の方へと
向かいましょう。

階段をてくてくと登ってゆきます。

ああ、あまりここで
携帯やカメラをいじりまくっては
あきませんね。
階段下に落ちたらひらいあげるのに
難儀しそうです。

少し息を上げて登りきると、
大きな展望台がここに
設けられています。



それをぐるっと回ると、
こんな山頂標が立っていますね。



その前のケルンのところに
一等三角点があります。



ああそしてこんな修行の木札も
挙げられています。
なんかこんな修行に
明け暮れている人もいるんやねえ。

そして展望台へと上がってゆきます。
ここが三重県最高峰です。
うん、やったぞーって
感じになりますね。

ほとんど車で上がってるけど・・・。
ここからも周りの山々がよく見えます。

地図を見たら
「360度の大展望」と
書かれていますが、
いやあ僕にはもう365度の
大展望にみえますね。



西の方はというと、弥山、八剣から
釈迦岳の方も見えます。
おお案内板ではあの大好きな
いろりのある山小屋のある
行仙も見えてるなあ。

首藤さんが病気になる直前に
一緒に登った山ですねえ。



そして東の方はというと、
まあここでも富士山が
見えるはずなんです。



結構遠くの方まで
見えているんですがねえ。
どれが富士山の方向なんかが
よくわかりません。

で、紅葉はというと
何となくは先の方に
すこーし色がついている程度かな。

まあやはりあとひと月くらいは
かかりますかねえ。

これがその二週間後に
本さんが登った大峰山の写真。



ああ、このころだったら
もう紅葉していますねえ。

さあだいぶ山頂で休憩しましたよ。
きょうは登山者も少ないですねえ。
この時山頂にいたのは
3組くらいでした。

ではまた東大台の周遊コースに
降りてゆきましょう。



ここから向かうのは、
大台ケ原の広大な台地から、
川によってうんと削られた
岩様のひとつ大蛇嵓へと
向かうコースです。

途中は、自然活況の変化や
鹿による食害などで、
トウヒの立ち枯れが



すすんでいるところを
通ってゆきます。



続く

 


今年二度目の大台ケ原1

2020年10月23日 20時32分59秒 | ウォーキング

8月末に大台ケ原に行ってきた。

ジム友たちとの山行だ。
ここには50年前に来たことがある
という山の経験が多い人と
今もマラソンランナーである
体力的にしっかりした人と
東大台を堪能してきたのだ。



途中、鳥探索の人にも合って
話を聞いたりしたなあ。

でもねえ事故もあって
足を骨折した人がいたりもして、
自然の楽しさと厳しさを
味わった山行でもありました。

で、今の季節となったら
これからは紅葉やね。
前のときも唯一条件の良い所では
うっすらと葉っぱが色づき
始めていたもんね。



あれからひと月以上たった
今だったらもう少し
色づいているかもしれない。

というわけで、
天気のよさそうな日にふと思い立って、
再び大台に行ってみることにしたのだ。

前と同様に午前7時に家を出発。
南阪奈道路で橿原まで行き、
飛鳥方面を越えてゆく。
道はどんどん山の方へと
はいっていくのだが、
でもねえこの辺はまだ
紅葉はしていませんねえ。



遠くにはループ状の道路も見えている。



この場所を通るときは、
ナビもこんな感じ。



すごい映像ですよねえ。
そんな山の中を抜けると
大台ケ原ドライブウェイの入り口です。
ここからはしばらく狭い道が続きますよ。



資料では17.2kmとありますが、
その間ずっとこんな狭い道を
走るのと思っていましたが、
途中から二車線の道路になり楽になります。

この道は今もやってるのかなあ、
自転車で駆け上がる
レースもあったようなんです。
まるで天国に
上がっていくみたいですねえ。

車はどんどん上ってゆきます。



ああ遠くに見える景色も
きれいになってきました。

大台の釈迦岳方面の山も見えていますよ。
いい感じです。
今日は遠くも見えますねえ。
もしかしたら富士山も
なんてこともあるかも、
などと考えながら走ってゆき、
ようやく9時半過ぎに
山頂の駐車場に到着しました。

すいていますねえ。
駐車率は全体の5分の1程度でしょうか。

まずはビジターセンターに寄ります。
規制やクマの状況など
目立つ情報が出ていないか確認です。
でもこのビジターセンターって
どこの組織?
環境省かなあ、奈良県かなあ、
上北山村かなあよくわかりませんね。

どうも奈良県のような
気がするんですがねえ。

ま、とりあえず目に付く
情報も出ていないようなので
早速歩き始めることにしましょう。
時刻は9時45分です。

今回のコースは、前回と同じく
日出ケ岳から大蛇嵓のコースで、
そこから先がシオカラ谷の方に
回らずに中道の方をまわって
帰ることにします。

コースの難易度的には
一段階楽ちんですね。
では出発です。



で、いきなりこんなクマの
看板がありました。
逢いたくないですねえ。
注意して進みましょう。



ここはねえ、最初はらくちんコースです。
森の中の道をうろうろと
進んでいきます。



今回は単独行なので、
何か気が付いたら
立ち止まりのんきに歩いて行くのです。

時折鳥の姿を眺めたり、
植物の葉っぱなんかを眺めたりします。
まあこの時期花は少ないですから、
そうして乏しい知識で
春はこんなんかなあ
なんて想像したりします。

時折抜いてゆく人の中で、
バイクのウエアなんか
着ているひとがいてびっくりしました。
ワイルドですねえ。

バイクツアーでちょっと
山の中に立ち寄ってみよう
って感じですかね。
荷物なんかも何も持っていないので、
大丈夫かなあって感じ。
まあヘルメットかぶってないから
まだましかねえ。

この辺の木は紅葉するような
木ではなさそうですね。
平坦なところから、
やがて石なんかで組まれた
階段のような道が始まり、
最初の展望台へと
上がってゆく道が始まります。



続く

 


doiron家、秋のイチ風景

2020年10月22日 21時15分35秒 | 生活

一週間くらい前にようやく
わが家のきんもくせいも咲き始めた。



毎年祭りの頃になると花開くので、
今年は少しだけ遅かったかな。
でもねえ、今年の熱かったことや
雨の少なかったこと、
コロナのことなんかも含めて
いろんなことをキンモクセイは
考えていたんでしょう。

季節感も失われるほど、
今年は変な年だったね。

でもねえこの花が咲き始めると
なんだか一気に寒くなるんだねえ。

もう我が家ではホーム炬燵も
入れてあったかい毎日を過ごしている。
昼寝の時間なんか最高ですよ。
こたつに潜り込んんで
あったかいなあなんて
言うか言わないかのうちに、
瞬時に眠りの世界にはいってしまうのです。

ミセスが先日行ってました。

「ちょっと昼寝するわ」というので

「わかったよ~」と振り向いたら
もう眠り込んでいたそうです。
一瞬ですね。

昼寝なんやから熟睡はできないよと
自分に言い聞かせて、
20分ぐらいでいつも起きるのだが、
その辺の自主規制ももう
危うくなり始めているところだ。

また夜の時間帯の過ごし方も
あったかくのんびりとしている。
今日は少し寒いなあと思い始めると、
我が家にはどてらという
超強烈暖房があるのだ。

これがねえ押し入れの隅に大量にある。
義理のかあさんが、
我が家のためにと作ってくれてあったのだ。

「あんたらが死ぬまで十分着れるほど
大量に作ってあるからね」と言っていた。

義母さんが着れなくなった
着物なんかを解体して、
それらを暇に任せて縫い上げ
どてらにしてくれているのだ。

いろいろある中から、
今年はこれやなとおもって
着始めることになるわけだ。

今年はねえ、ミセスの選んだのが
柿色で真っ赤なリンゴの飾りなんかが
ついているやつで、
それを着て座っていると、



「へへ~お殿様」と
おがみそうになってしまう感じだ。

doironのは静かな足軽模様である。

でもねえ、これがねえ着ていると
義母さんの匂いで一杯なのだ。
綿の匂いの中に
義母さんの生活の匂いが
それとなくしみ込んでいるわけだ。

寒くなるとそんな暖かさに包まれて、
酎ハイ飲みながら過ごす
ことになるわけで、
そんなイチ風景が
doiron
家のひとつの秋の風景なのである。