ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

諸行無常の響きあり

2012年10月31日 22時45分40秒 | 最近の出来事

今日で10月も終わる。
それと同時にdoironの第二の人生も
ひと区切りとなった。
長年勤めていた職場を去り
新たな道を歩き始めたのも束の間
そちらの仕事もひと区切りとなり
明日から第3の人生が始まる。
厳密にいえば
これまでに大きな節目はいろいろあった。
だから、第3の人生とはいえ
まだまだ第1の人生の途上といえば
途上でもある。
仕事の面で区切りを迎えたということである。

しばらく一緒に仕事をしていた親友とも
しばしのお別れということで
その友達と、区切りの盃をかわしに
地元泉O津の駅前にある
「友」という居酒屋に飲みに行った。

行ってみてびっくり!

なんと、その店も今日で店じまい
とのことである。
新しく岸W田市内で
鉄板焼き屋を始めるんだとか・・・

奇遇やねえ

ランニングの仲間や
アメリカに行った友達とも
よく行った居酒屋である。
それが、doironの人生の節目の
今日という日に
同じく新たな旅立ちを迎えるという。

これには鳥肌が立つほど驚いた。

諸行無常とはいえ
人生で関わったお店と
doironの人生が
こんなにも無常の部分で一致するとはね。

「最後の日やから、今日はただやんなあ」
て言ったら
「そうはいかん」だと。
う~ん、人生そこまで甘くないか。

ランニング仲間たちも多分知らないでしょうねえ。
なにせ祭りの頃にも
こんな話は全くなかったということである。
それもdoironと全く同じだから驚くよなあ。
不思議なご縁のお店であった。

さて、今の職場を去るとはいえ
今後まったく関わりがなくなるかといえば
そうではない。
無二の親友がまだまだ頑張っているから
これからも、陰から出来る限りのサポートを
していこうと思っている。

ここ数年、仕事の面で重~い責任が
ずっと肩にずっしりとのしかかっていたが
一気に肩が軽くなるという思わぬ終焉となった。

明日から11月。
また新しい人生が動き始める。

人生「諸行無常の響きあり」を
実感しているdoironなのだ~


ブルームーン

2012年10月30日 21時56分29秒 | 自然

まもなく10月も終わる。

祭月であった。

今月もいろいろあったなあと、
ため息をつきながら
見上げた空には満月がぽっかり浮かんでいた。

ん?待てよ。

こんな月末に、満月ということは、
もしかしたらとカレンダーをめくってみた。

そしたら、案の定見つけました。

「ブルームーン」

ひと月に2回満月があるときの2回目の月をこう呼ぶんです。
今回は今年の8月31日の月がそうでした。
8月2日以来の2回目の満月でした。

「ブルームーン」にはいくつかの姿があります。

春分や夏至などで区切られた
季節の中に四回の満月があったとき、
その3回目の月のこともそういうようです。

また、単純に大気中の塵の影響で、
青く輝く月は珍しく、
縁起がいいともされていたようです。

それが転じて、
天文歴との関連で
巡り合わせが珍しい月を
ブルームーンと呼ぶようになってきたんだといわれています。
そうかあ、今年のPLの花火の時に見た月は、
ブルームーンの月の月の(ああややこしい)1回目を見ていたんやね。

次回のブルームンは2015年の7月とか・・・
3年先にやってきます。
こうして三年後のその時まで
ブログを毎日更新し続けていられるかなあ。



花の命は

2012年10月29日 23時00分34秒 | 自然

「花の命は短くて
苦しきことのみ多かりき」

これはよく聞く言葉ですが
誰が言った言葉かご存知でしょうか。

ヒントは明治から昭和にかけて
活躍した女性作家です。

「与謝野晶子」

う~ん、惜しい。
ちょっと違います。
実は

林芙美子

なのです。

彼女は晩年、この言葉を
好んで色紙に書いたそうです。

意味はといいますと
女性にとって花と輝く時期は短くて、
後は苦しいことばかりのような
あまりうれしくない意味の言葉ですね。

彼女の代表的作品としては
「放浪記」が有名ですが
その作品とも相まって
少し暗いイメージのある女性作家です。
その彼女の作品には、ほかにも
「浮雲」というのがあります。

二葉亭四迷と同名の作品ですね。

この作品の中で最後に出てくる言葉が
この色紙の言葉の元になっているようです。
でもねえ、そこでは少し違った意味なんです。

その作品の最後の方では、
こんな風に書かれています。

「花の命は短くて
苦しきことのみ多かれど
風も吹くなり
雲も光るなり」

とね。

暗い言葉にさあ~っと
明るい光が注がれるような言葉ですね。

苦しいことは多くても
風が吹いたり、雲が光るような
素敵なこともあるんだと
彼女は言いたかったんでしょう。
作品後、うしろの二行を省いても
思いは表現できると彼女は思ったのでしょうかね。

というような、うんちく話はこれくらいにして

なぜ、急に「花の命は・・・」なのかというと
今朝、起きて外に新聞を
取りに行ったときに庭の景色を見てびっくりしました。
昨日まであんなに鮮やかに咲いて
芳香を放っていたキンモクセイが
昨日の天気で一斉に散ったのです。
庭の地面は鮮やかなオレンジ色に染まってました。
これ。



ついこの前に咲いたばかりなのに
もう散りました。
桜よりも短い「花の命」でした。

この景色を見て思い出したのが
前述の林さんの言葉でした。

そしてまたこんなことも
考えました。
キンモクセイの実て見たことがないけど
実はならないのかな?
もしそうだとしたら、なぜあんなにも
あでやかににおい、
鮮やかに咲き乱れるのでしょうね。

そして、そしてそのことを
さらに突き詰めて考えると
人間って何なのだろうって疑問に
つながっていきます。

自然は自然。すべてに
理由を求めなくてもいいやんと
結局は開き直ろうとする
doironなのでした。

で、キンモクセイですが
よくよく調べてみると
そもそもこの樹は雌雄異株で
日本には雄株しか入っていないので
結実しないんだそうです。

そうかあ、またしても目からうろこ
キンモクセイから花のうんちくでしょ。

キンモクセイの落下から
いろんなことを考え
いろんなことを学んだdoironでした。

風が吹く日
雲が光る日が
あなたにありますように。


様々な「秋」

2012年10月28日 22時12分34秒 | 最近の出来事

スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋。
秋には様々な形容詞がつきます。
その形容詞のひとつに
「イベント」もありますね。

先日も、B-1グランプリが開催されていましたね。
トライアスロンシーズンが終わり、
今度は各地のマラソン大会も
ぼちぼち盛んになり始めるし、
全国大会レベルでも、
いろんな駅伝が開催される季節です。

doironの大好きな高校駅伝の
各地予選も今が花盛りですしね。

そして今日は地元でも、
近所の公園では商工祭りが行われ、
「八代秋」じゃなかった
「八代亜紀」がきたそうです。
降りしきる雨の中で、
雨、雨、降れ降れ~もっと降れ~」と唄い、
大会関係者の気持ちを逆なでしたかどうかは
定かではありません。

さらに、職場の近くでは
よさこい祭りも大々的に行われ、
雨の中で熱い踊りが披露されていました。



小さな子どもたちが真剣にステージで踊る姿は
感動的でもありますね。
最近は、学習指導要領の改訂で、
ダンスが教科に取り入れられ、
踊りに打ち込む子どもが増えたとか。

民間でもいろんな教室が設けられ、
すごいにぎわっていると聞いてます。
doironが通うジムでも
子どものダンス教室は盛況で、
その時間には
小さな子どもを連れたお母さんであふれております。

健康ブーム、マラソンブームとはいえ、
競争の激しいスポーツジムの
救世主的なプログラムになっているようです。

doironの知り合いには、
ランニング関係者が多いので、
各地の大会のエントリーの報告も
いろいろいただきます。
京丹波のハーフ、
福知山フル、
三田ハーフ、
宝塚ハーフ、
大阪マラソン、
神戸マラソン、
防府マラソン。
そうそう、先日3時間走を激走した、
妙齢の女性たちは
来月ニューヨークマラソンに参加するそうです。

みなさんそれぞれのシーズンを
それぞれの思いで迎えられるようですね。

でもねえ、結果は二の次。
故障も無く健康で、
どれだけがんばり、
どれだけ楽しんだかが大切です。

口ではそう言ってても
なかなか割り切れないものですが、
老兵のたわごととして心の片隅にとどめつつ、
様々な「秋」を
みなさん精一杯楽しみましょう。


あばれ食いツアー

2012年10月27日 23時06分24秒 | 最近の出来事

今日は職場の仲間たちと慰安旅行。

会社持ちで読売旅行のツアーに参加してきた。

目的はこれ。



「名物あばれ食い~一生分の松茸と近江牛が食べられる伝説の店」

に行ってきました。


絶好の行楽日和の下、
家の近所からバスに乗り込みました。

バスは、目的の店だけでなく、
その前後にいろいろな観光地を回ります。
まず最初は、

信楽

たくさんの狸がお出迎えです。



実は、この信楽でもdoironの目的が一つありました。
先日、絵手紙用にずっと考えていた文章が
突然夢の中に現れたのです。
自分でも驚きました。
俗にいう「降りてくる」っていうやつね。

その文章を書き込むのにふさわしい
絵ってなんだろうって、考えてながら、
今回の旅行のパンフを見ていて
ハタと思いついたんです。
夢の中に出てきた言葉にふさわしい絵が
寝ている狸だってね。

で、そのためにとってきた写真がこれ。



では、どんな文章を書くか、
それはまだ内緒です。
出来次第ご紹介いたしましょう。

その後に行ったのが

「ブルーメの丘」

この後、肉とまったけの食べ放題が待っているというのに、
愚かにも、おいしそうなソーセージ屋台に引き寄せられ、
地ビールまで飲んじゃいました。

公園の片隅にあった、
先日描いたような
満開のコスモス畑で写真をパチリ。

なかなかのどかな、好感もてる場所でしたな。

そしてこの後がいよいよ、

あばれ食い

しばらくバスに揺られて到着したその店は
さらにのどかな田園の中にありましたが、
周りのあぜ道なんかにも
観光バスが大縦列を作ってました。

今日のようなこの時期の週末は、
わんさか客が訪れ、
店の中は戦場と化すそうです。
何せ、松茸、近江牛の
食べ放題90分一本勝負ですからね。

ツアーなので、きっちり予約が取れているし、
少しでもたくさん食べていただこうという意図からか、
お昼を1時間ほど過ぎてから入店したので、
結構広々といただくことができました。
添乗員の陽気なお姉さんの配慮に感謝です。

料理はすき焼きです。
これ。



どうせ、肉や松茸など
そんなに量を食べることもできないだろうと、
ビールもしっかりいただきながらの90分です。

味付けは、テーブルに置かれた、
しょうゆ、お酒、砂糖で各自で味付けをします。

そしてしばらくすると、
胸に「お肉係」または「松茸係」と
名札を付けた女性が「肉いらんかえ~」、
「松茸いらんかえ~」と回ってきます。

え?そんな大原女気取り?
というのは冗談で、
「お肉どうですか」
「松茸どうですか」
とそれぞれ大きなお皿に盛って
席の近くにやってきます。

「松茸お願い~」と申告しますと、
ドバドバ入れてくれます。
ついでに「写真もお願い~」と頼んだら
快くOKいただきましたので、
パチリ。



肉も松茸も持ち帰り防止のために、
すべて係の人が鍋に直接入れてくれます。

うう、カバンに忍ばせたタッパがむなしい。

なあんて、そんな浅はかなことはしないけどね。

それにしてもいくらも食べられませんね。
昔ほど、食べ放題も
さほどうれしくないお年頃のdoironでした。

満腹とビールで帰りは、
もう一か所寄った観光地である
亀山の関の宿場町の一角で足湯に入ったくらい。




それ以外はほとんど爆睡で、
気づいたら出発点に戻っていました。

今のこの職場で
慰安旅行に行くのもこれが最後。

いい思い出になりました。


天空の山小屋へいつか再び

2012年10月26日 22時52分25秒 | 自然

船窪小屋。

北アルプスの後ろ立山連峰の中ほどにあり、
コマクサの咲き乱れる蓮華岳と
特異な尖峰を持つ烏帽子岳に挟まれた地域。
もっと詳細に言うと、
北は北葛、七倉、
南は不動、南沢に挟まれたところに船窪岳がある。

その山にある山小屋の思い出を
以前にブログに綴った
(昨年の8月26日のブログ参照)ところ、
それを読んで最近山ガールとしても活躍されている
babiさんの山心が刺激されたのでしょう。

この夏単独行で、
ハードなコースを歩き
最終日にこの小屋を訪れたそうです。

写真もいろいろ撮られていて、
その時に写した1枚に
烏帽子岳がありました。

この山には僕も昭和53年と昭和56年に行っており、
56年に撮影した烏帽子の写真が
確かあったはずだと引っ張りだして、
比べてみたら、
ガスの有るのと無いのとの違いはあるけど、
撮影角度はほぼ同じでした。

同じ場所から撮影したものだといわれても、
十分納得できるほど、
山の姿は一緒でしたねえ。

これ。



当たり前だけど、山肌の岩の形もほぼ同じでしたねえ。
31年の時を超えて、
偶然同じ場所に立って撮影したんだねえ。

時空を超えた偶然でした。

で、問題の船窪小屋なんですが、
doironがこの小屋に行ったのは
昭和53年でした。
そう今から34年前。

ブログの中ではヤマモモを漬けたお酒をいただいた
という話を書いていますが、
実はそれはコケモモの間違いでした。

この小屋の先代の主人は、
小屋周辺で採れる様々な山の果実を漬けた
瓶詰のお酒を棚にずらっと並べていたことを、
以前babiさんに話したことがあります。

そんな記憶を持って行かれたのですが
今回のbabiさんの山小屋泊で、
そんなお酒は並んでなく、
ご相伴にあずかることもなかったそうです。
でも、ふと小屋の近くの外の倉庫の周りに目をやると、
乱雑にいくつかの空ビンが転がっており、
それがdoironが以前説明したビンにそっくりだったそうです。

そうですね、多分あの34年前に見ていたビンでしょうねえ。
ここでも時空を超えた経験をしてこられたようです。

doironは、そのときにお酒だけでなく、
野菜のてんぷらもいただきました。

そして今、その小屋は
素材にこだわった野菜のてんぷらなどの
おいしい山小屋料理を出してくれる小屋として評判で、
今や

「天空の山小屋」

として知る人ぞ知る素敵な山小屋
と言われているんです。

ほかにも水場の状況、
小屋周りの光景、
小屋の様子などの報告を
いただけばいただくほど、
過去の記憶の輪郭がくっきりしてくるという、
そんな感覚を味わいました。

babiさん、素敵な報告をありがとうございました。

また、お土産にいただいた
今の山小屋オーナーの奥さんが描いた
切り絵のタオルもありがとうございました。

息子の部屋を改造した
「アトリエ」の壁に貼り付けさせていただきます。



それにしても寒さが時に身に染みる
季節となりました。
今頃あの船窪小屋はきっと、
ダケカンバやナナカマドの紅葉に包まれた、
一段と素敵なたたずまいになっているんでしょうねえ。

きっと、必ずもう一度訪ねてみよう
強く決意したdoironなのでした。


はてなの小ネタ

2012年10月25日 23時06分29秒 | weblog

「はてなの茶碗」という落語がある。

ヒビもないのに水漏れがする茶碗。
巡り巡ってこの茶碗、
最後にとうとう千両で
取引されることになったというお話だ。

それを念頭に、
現代の町の中でも、

はてな?

と思うものがたまにある。
そういうものは、ブロガーとしては、
黙って見過ごすわけにはいかないので、
気付いたら携帯のメモ帳に入れておいたり、
許せる範囲で、こっそり写真を撮ったりしている。

いくつかそんなのがたまったので、紹介しましょう。

いっておきますが、そんなにたいしたものではありません。
茶碗ほどの小ネタです。

黙って見ていれば、
問題なく見過ごすようなものでも、
いろいろと理由をつけたら
ちょっと面白いものです。
写真とコピー、2つ一体で表示してはじめて効果がある、
ま、いわばPRプロモーションもそんな感じですね。

前置きはさておき、

ひとつは、これ。



え~、いつの間に新札が出たん?ていう感じですね。

調べたら、今の千円札が出たのは
2007年のこと。

そうか5年くらいしかたっていないのか。

もうずいぶん前に出たように思っていたのだけど
意外に新しいのね。
この表示も無理はないか。

じゃ、これはどう。



500円玉は調べたら、2000年の発行でした。

今更、旧500円玉なんて見つけることは難しい。
こちらは間違いなく時代遅れの表示でしょう。

ところで、毎日500円玉貯金を続けていたら
この12年間に旧500円から貯め始めて、
今となったら200万円くらい貯まっているよなあ。
日々の積み重ねというのはすごいもんじゃ。

え?doironですか。

せいぜい一円玉貯金で
5000円足らずが
関の山ですわな。

そんな自販機の表示にもの申した後、
次にご紹介するのが、
この駐車場の看板に書かれた表示。
赤い文字に注目だ。



さらっと読めば、それでいいのですが、
じっくり読むと、



これじゃ無断関係者は
駐車・立ち入りし放題ってことになる。

う~ん、なんてふところの深い駐車場なんだ。へへ

そして次にご紹介するのが、カレンダー。

ぼちぼち、来年のカレンダーが
気になり始める季節ですね。
最近、よくあるのが生活習慣を見直して、
健康な身体になろうということで、
健康カレンダーなるものが、結構多い。



これは今年の某健康カレンダーなのですが、
食事と運動のことについて書かれてあります。
これも、読み込むと、



だって
『「食べてすぐ横になるとウシになる」という俗説には、
医学的な根拠はありません』だと。

当たり前じゃ~。

医学的どころか生物学的にも、
民俗学的にも、心理学的にも、
常識的にも根拠はな~い。

だったら、松阪の人は松阪牛になるのか。
滋賀県の人は近江牛になるのか。
と声を大にして言いたくなるような、
健康カレンダーでした。

ね、言った通り、大したもんではなかったでしょ。
でも、無理に反論したら、ちょっと面白い。

落語「はてなの茶碗」のオチは、
そんな水漏れ茶碗が最後に千両で売れたから、
今度は「十万八千両の大儲けだあ」と叫びながら
水漏れのする大きな水瓶を持ってくるというものでした。

現代の「はてなのネタ」。
大きな小ネタを見つけた方は、ぜひご一報を。


ようやくキンモクセイ

2012年10月24日 22時20分44秒 | 最近の出来事

今年のキンモクセイは
少し変調をきたしている。

だいたい、この花が咲いてにおい始めるのが
平年なら10月初め

でも今年は、祭りが来ても
そんなそぶりもなく
「今年は咲かないのか」と心配
し始めた頃、ようやく
つぼみが姿を現した。

そしてここ2、3日でようやく
開花が盛りを迎えた。

これ



よかったよかった
キンモクセイは季節を忘れていなかった。

ん?でもねえ
写真がなんか少しおかしい。

そう。キンモクセイが
かなりのかたまりで咲いている。
これはdoiron家だけでなく
各地で観察されている。

時期といい、咲き方といい
今年は何か変な開花状況だ。

原因は何だろう?
いつもの年と違うことといえば
doironが絵を描き始めたこと・・・

違う違う、関係ないない

で、他に心当たりを探ってみると
グーちゃんが・・・違うし。
もういいよね

思い当たったのが
今年の夏の気象。
花が咲く前の9月の日本の平均気温が
平年を2℃近く上回り
史上最高だったということだろうか。

いつまでも暑い夏が去らない
と思っていたら
ここへきて急に寒くなったりという
気候の中で、
キンモクちゃんも短い秋を察してか
慌てて精いっぱいの花をつけている
とみているのだが・・・

きっとそんなところでしょうね

今日は休み。
庭で、そして近所の公園で
一日、緑を見て過ごしました。


介護の経験から おしっこのこと

2012年10月23日 22時36分03秒 | 生活

今日はおしっこのことを書きます。

といっても、doironは別に
医者というわけではないので、
今日の記事は、
親父のおしっこにまつわる治療介護から得た
素人知識であることを、
まず念頭に置いて
読んでいただけたらと思います。

おしっこはひとつの体調の目安です。

頻尿になったり、出にくくなったり、
色が濃くなったりすることで、
身体のサインがそこに現れます。

そしてさらに疲れがひどくなったり、
排尿系に異常がある場合は血尿が出ます。

これは予想外に
真っ赤なおしっことなりますので、
初めて自分の血尿を目にしたときは
かなりの衝撃となるでしょう。

doironもトライアスロンで、
100キロ超の距離をバイクにずっとまたがっていて、
ランのスタート時に
激痛と共に血尿を出したことが何度もありました。
これは長時間尿道を圧迫することにより、
尿道が炎症を起こしているのが原因と
あとでわかりました。

また、知り合いの中には
萩の250キロレースの時に
120キロ地点くらいだったでしょうか、
千畳敷の山頂手前の山の中で、
おしっこと共に悲鳴を上げた人もおりました。

まるで血のような真っ赤な血尿が出たそうです。

彼はトライアスリートでもあり、
ベテランのサイクリストでもあるのですが、
そんな経験は初めてだそうでした。

身体や脚の調子は悪くないのに、
ショックと心配で、
その人はその時点でリタイアしました。

過激な運動の最中なので、
脱水が主な原因だろうと思われますが、
筋繊維の壊死によるものであれば、
大量の生理食塩水を
早急に点滴摂取することが必要なので、
賢明な判断であったと思います。

高齢者の場合は、
特に女性の場合、
たいてい膀胱炎が疑われます。

その場合は血液検査や採尿検査をすると共に、
膀胱洗浄をして、
血液の塊であるコアグラ等が
排出されてこないか確認をしたりします。

ただ、この際、あまり強力に膀胱洗浄をすると、
膀胱から腎臓に菌がまわって、
厄介なことになることがありますので、
注意が必要なんだそうです。

その膀胱炎、
治療は主に抗生剤投薬です。
まずは5日程度の持続投薬をすることになります。

免疫力の落ちた高齢者で、
MRSAをお持ちの人なら、
通常の抗生剤ではあまり効き目がありません。

それにあまり強烈に抗生剤を投与し続けると、
じんましんなどの副作用にも注意が必要です。

以上は性別に関係ないことですが、
男性の場合は前立腺の異常にも
気を配る必要があります。

ということで、排尿系に障害を抱えている
高齢者を家で介護するのなら、

この程度の知識くらいは持っておいても損はないと思います~


オリオン座流星群

2012年10月22日 22時38分53秒 | 自然

昨夜は、今年のオリオン座の流星群の極大日であった。

時間的には午後10時頃ということだったので、
いつも見ている韓国ドラマを見終えたミセスdoironと
近所の公園に歩いていった。

「寒くない?」と聞くと、
返ってきた返事が

「けちゃなよ~」

とすっかり韓国かぶれである。
そんな馬鹿な会話をしながら
ぞろぞろ歩いて公園に着くと、
日曜日ということもあって、
昼間の遊びの延長で公園にたむろってるんだろう。
若者たちの笑い声が少し離れた暗闇の中から聞こえていた。

さて目標のオリオン座の姿は
その時間にはまだ地平線の下だ。
東の空には強く輝く木星と
その横に赤く光るベテルギウスが見えているのみであった。

だいたいから、doironの住む場所から
東の方は、市街地が広がっているため、
空はやたら明るい。

西の空なら海方面のため、
暗くて星がよく見えるのになあ。
なんて思いながら、
小さな目を凝らして東を眺め続けた。

夜の空を凝視していて気付いたのが、
公園の樹木がまるで黒い紙の切絵のように、
シルエットになって浮かび上がってくること。

写真に撮って見た。

これ。



下の方の明るい光は国道を走る車の列。
空にはかすかに木星が写っている。

しばらくそうしていて
やがて目が暗闇に慣れてくると、
中空を飛ぶ小さな虫さえ、
光を受けて流れ星に見えてくる。
何度も、何度も勘違いして
「あッ!」て声を上げてしまったぜ。

そのうちに、先ほどは気づかなかったけど、
他にも星がいくつか、かすかに瞬いているのが見えているではないか。
闇に目が慣れるってやつだね。
人間の目はすごいもんだ。

そしてさらに、さらに暗闇に目を凝らして
瞳孔を開き続けていると、
今度は地平線から
雲が湧き上がるように
白い光が広がってくるように見えてくるんだよな。

前から思っていたんだ
今年もいろいろ流星群を眺めたが、
いつもそんな風に見えてくるなあって。

もしかしてこんな老眼がかった目ではなく
もっと若い目だったら、また違って見えるのかもねえ。

そんな白い雲がもくもくしてくる幻覚のような感覚に
とらわれた時は
いかんいかんと頭を振って
近くに目を移したりしながら
何度も、視覚を元に引き戻しつつ、
観察を続けることにしている。

で、昨夜問題のその流星は見えたのかと言うと
今回は結局一個(この数え方でいいのか?)も
流星は見ることができなかったなあ。
都会の夜は明るすぎるんだよ。

空の探し物を見つけられなかった、
だからこれを漢字で「空振り」というのかも。
そして流星見物だけに
流れ解散となった、夜のお散歩でした。

ああ~しょうもない。