ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

夜空を見上げて2

2020年08月15日 20時30分05秒 | 自然

宇宙ステーションの飛行観察は
村の人々を巻き込んで、
楽しい観察となりました。



doironさんってあんなんに
詳しいんやなあと
とってもほめてくれはりました。
ネットで調べたらすぐに
出てくるんですけどね。
あ、もちろんそんなことも
教えてあげました。


で、そんな観察があって
1週間後です。

ジムでバイクを漕いでいるときに、
そのステーションの話を
ジム友と話してたら、

「そういえばもうすぐ
流星群が見れるよねえ」と
言ってきました。

ああ、そうやあ、この時期やったら
「ペルセウス座流星群」が
見れるねえと思い出しました。

このペルセウス座流星群は
昔、山に登り始めたころに
よく見た流星群です。

忘れないのは、白山の別山の
無人小屋でみんなと
眺めたときです。
山の星ってなんときれいなんや
と言いつつ眺めていると、
流れ星がピューと飛んでいきます。

そしたら、それから何度も
何度も星がとびましたねえ。

別山の小屋には水がなく、
重い水道水を持ち上げた
疲れもあったのですが、
そんな疲れも忘れて、
みんなで涙が出るほど
感動したのを思い出します。

まだ20歳くらいだった
doironにとっても初めての出来事で、
山ってこんな楽しみも
あるんやなあと実感したものです。

そして二回目に観察したのが、
先日車で近くを通った
福井の荒島岳です。

もうその頃は4年生で、
後輩を連れてこの山に登った時です。
登山後、テントを張って
みんなで山暮らしを楽しんだのですが、
それがちょうどこの流星群の
時期でした。

田舎なので空がよく見えます。
天の川が見えるなあ
とかいいながら見上げていると、
次から次に星が降るように
飛びまくるのです。

これは願いごとをするチャンスやあ
と後輩が叫んでいましたね。

あの時は、みんなでテント口から
顔を出して、星を見ながら
4年間の山の思い出も
話しあったのがとっても
印象に残っています。

毎年、お盆のころに
このペルセウス座流星群が飛びます。
これまでにも何度か家で
眺めて流れ星を見つけたことが、
数えきれないくらいありました。



60年以上生きてると、
あの時感動で涙を流した流星も、
ちょっと楽しみな非日常の
光景になってしまいました。

そんな流星群を見に行こうと、
またいつもの公園に
よる9時過ぎに向かって行くと、
また先日宇宙ステーションをみた家の前で
ばったり出会いました。

「ああ、今日も飛んでくるの」
と聞かれたので
「今日が流星群が飛ぶ日やで」と説明。

また数人で裏の公園に行くことにしました。

でもねえこの日は雲が多かったです。
東から北の空あたりが狙い目ですが、
もやもやっとその辺に雲が出ています。

全く星が見えなくなるような雲ではなく、
薄い色の雲です。
みんなで、いつ飛ぶかなあ
とかいいながらじっと
見上げたのですが、
ちょっと無理ですねえ。

今日は無理やから明日見ようと、
みんなで帰ったのですが、
どうしてもあきらめきれず、
部屋の窓から北東の空を
見上げていました。

すると、どうでしょう、
丁度地蔵さんの方角に
薄い雲がかかっているようなんですが、
その向こうにくっきりと
光の筋を浮かべて星が一個
流れていくのが見えました。

やっぱりね。地蔵さんのおかげですね。

毎日毎日、コロナの中で、
こんな遊びしようかな、
でも人ごみあるから
いけないかなとか
いろいろ考えつつ
過ごしていますが、
こうして宇宙ステーションや
流星群を待ちつつ夜空を
見上げて過ごすのもいいなあなんて、
ビールを飲みながら
考えている今日この頃です。

 

 


夜空を見上げて1

2020年08月14日 21時09分41秒 | 自然

これまで何度も見かけたことがある、
国際宇宙ステーション。



あるかぎられた時間帯に
見ることができるし、
実際にそこと交信をする場にも
立ち会ったこともあるのだ。

なんてことはない夜空にも、
そんなロマンが
浮かんでいるというわけだ。

そのステーションが、
年に何回か夜空に確認することが
できるのは、
地球上はもう日が暮れた段階で、
はるか上空を飛ぶステーションには
まだ太陽の陽光が当たっている
というときだ。

なので見えるのはそんな条件が
整ったとき。
しかももちろんこの辺の上空を
飛ぶときということになる。

ネットで調べてみると、
8月4日と5日に大阪で
見ることができるとあるので、
久しぶりに眺めてみるか
と観察してみることにした。

まず4日の日は、
8時33分から36分の3分間だ。
西北西から上がり始めて
南西の方に飛んでいくらしい。
ただしこのデータは
大阪市内からのデータなので、
微妙にずれてはいる。

この日はしかも満月で、
特別に月が赤い色になる



というのでそれの観測もかねて、
近所の公園に出かけて行った。

う~ん、確かに今日の月は
赤い色をしてるぞと見ていると、
近所の人が散歩で通りかかって

「何してるの?」と聞かれた。

「今日はねえ、月が赤い色になる
っていうから見に来たよ」

「確かに赤い色してるねえ」

「それでねえ、今日はこの後
国際宇宙ステーションが見えるので
それも見に来たんや」

と説明すると、ポカンとしている。
なかなか初めての人には
何を言ってるか理解しがたいのだろう。
理由を説明し、あと5分くらいで
飛んでくるでと説明すると、
その人は家の方に電話をしつつ
一緒に眺めることにしました。

これで日にちを間違ってたら
大ヒンシュクやなあと
ちょっと心配になりましたね。

そのあと家の人が3人ほど
やってきて来て、夜空を
見上げることになりました。

すると、やりました、飛んできました。

「来た来た。あれやで」と説明。
見上げる、と言っても
この日は仰角が低かったので
中空ぐらいの所を明るい光が
ゆっくりと空を滑っていくように
流れていくのが見えました。

「うわ~こんなにくっきり見えるんや」
とみんな感動してましたね。

消えた後に「明日も見れるで」
と言いつつ解散です。

で、その翌日です。
この日は7時45分からで、
かなり高い所、
頭の真上くらいを通過の予定です。

ジムから帰って、
食事前に出かけました。
そしたら昨日の知り合いが
孫とかつれてやってきてます。

「孫にも見せようと思ってねえ」
と盛り上がっていましたよ。

この日も空は快晴で
今日も観測には絶好やなあ
と思いつつ見ていると、

おお~、やって来ました。
西北からまっすぐ上がってきます。

飛行機のように点滅しないし、
動きが滑らかでゆっくりです。

この日もどんどん上って行って
頭の真上を通ってゆきます。

「すごいなあ」とみんな
大喜びしてましたね。

「あれでねえ、テニスコートくらいの
大きさやで」なんて説明してあげました。

携帯で撮影してたけど写ったかなあ。

「夜空の観察」ていう夏休みの
宿題にしたりしてね。

頑張って見上げていた孫の一人が、
見上げすぎて後ろにこけそうに
なってましたね。

「体の向きを変えなさい」
とお母さんに言われて
助かりましたが、
みんなで大笑いです。

今日もくっきり見えて
みんなも大変喜んでました。

もうまるでdoiron
呼び寄せた見たいな感じやねえ。
えへん。

立秋過ぎてから暑い日が続きます。
夜も25度以上の日々が続きますね。
そんな中でみんなで見上げた
宇宙ステーション。
たった三分の出来事ですが、
ステーションは宇宙を
観察するとともに、
我が村の連中も喜ばした
感動の飛行をみせてくれました。

 


メダカとの日々

2019年10月23日 21時33分39秒 | 自然

我が家ではメダカを飼っている。



最近どうもこのメダカ飼いが
ややこしいことになっているようだ。

品種改良だか何だか知らないが、
色合いの珍しいメダカが
超高額で売られていたりしている。

まあそれだけこのメダカそのものの
飼い方なんかが進化してくるのは
いいことかもしれないが、
まあ不自然な飼い方は
やめた方がいいんでしょう。

人にメダカ飼ってるねんなんていうと、
面白い色とか高額そうなやつとかいる?
と聞かれたりするんだよね。
でもねえ、doironが買っているのは
純粋日本種の黒メダカだけなんです。

大き目のカメに四つに分けて
勝っています。
うち一つは子どものメダカ入れね。
我が家で生まれて、
我が家で育ち始めている奴です。
これがねえ、意外に警戒心もなく
飼いやすいねえ。
それに大きくなってくるのが
なんかとても可愛い。

親はたまに近所の奴のと交換したり
和歌山実家近くの川で
生息してたやつを補足して
それを足したりしている。

同じ血の系統は良くないからね。
だいたいメダカがいきるのは
3年間ぐらいが標準。
個体の入れ替えはやはり重要なのだ。

そんなメダカのカメの水を
最近大きく入れ替えた。

実は今回の水替えの目的は
カメの水の清浄化とともに
もう一つあった。

以前にカメの中に水草を入れたときに、
底の方に動くフナのような
大型の魚を見つけたので、
それの排除だ。

カメの水を杓子ですくいつつ様子を見ていくと、
おおいました、いました。
底の方に長さで言えば
7cmくらいのフナです。

網ですくってバケツに入れ替えます。

よしと思いつつまたメダカを
排除しつつ水を触っていると、
まだいましたよ。
同じくらいのフナが二匹。
これも慎重に捕まえて
バケツに移動です。

う~ん三匹もいたかあ。

これだったらメダカも
肩身の狭い思いをしただろうなあ。
これを機会に楽にしてあげましょう。

結局最後にもう一匹フナを見つけて、
合計4匹のフナを確保しました。

うちのメダカちゃんに
プレッシャーを与えよって、
と怒ったりはしませんよ。
もともとメダカだと思って
捕まえてきた中に小鮒が
混ざっていただけですから、
フナにしてみれば、
こんな狭いところに放り込みよって
と不満なんでしょう。

バケツに捕まえたフナをいれて、
自然の中に逃がしてやりましょう。

近所の汚れた川に流すのは
少しかわいそうです。
なので、大津川に放流しに
行くことにしました。

場所は3時間走の折り返し地点。
板原の墓場の近くあたりに
出かけていきます。

車をとめてバケツを持って
河川敷に降ります。

「ここなら幸せになれるかなあ」
と思いつつ、水辺でいっきに
放してやりました。
流れの中にビューンと泳いで
行ってしまいましたね。

「もうこれで夕方に食えそうな
えさがばらまかれたりしないからね」

「お気に入りの配偶者を見つけて
子どもを増やしてね」という感じです。

来年の三時間走でゴール地点くらいで、
川の中から巨大なフナが
「おとうちゃ~ん」と言って
さけばないかなあ。

まあそんなわけで、我が家で育ったフナは
とりあえず自然の中に帰っていったわけです。

フナはそれでいいのですが、
じゃメダカは自然に帰さなくて
いいのかといわれると
むつかしいですねえ。

そんな自然も近所にないし、
捕獲した和歌山の川も開発が
進んでいつまでメダカが
住めるかどうかわからないしなあ。

こうして知り合いに
メダカ飼いをすすめることが、
今の空前のメダカブームに
つながっていった一因に
なっているんなら、
こうして広まっていけば
よりもっとメダカが生きていける
自然も大切にされるんじゃないかなあ
と気長に期待してる次第です。

空前のブームがメダカの
より一層の保護につながっていけば
いいですがねえ。


我家歳時記 平成最後の初冬にて

2018年12月01日 22時48分41秒 | 自然

ここのところ瀬戸内一人旅を
掲載していますが、
まだまだこれから尾道編の他
赤穂編と続いて行きますので、
ここでちょっと一息入れましょう。

もう今日から12月となりましたしね。

少し気分転換です。

え~っと季節名でいうと今は初冬ですね。
この季節に我が家の庭は
どうなっているのか。

我が家歳時記2018初冬編です。

まずは生き物の話から。

先日、家に入ろうとした時のことです。
玄関先の石の上に葉っぱが
一枚散っています。



ああ、これは邪魔やなあ、
どけようとすると、

あれ?動くやん!!
風で?それともdoironのオーラで?
と思ったら、なんとこれは



アケビコノハという名前のとおり、
植物の葉っぱのような形です。
よく見ますと、
葉脈もあるようなデザインの羽根で
虫に食われたような痕跡や、
風で少しまくれたような形まであります。



もう全く遺伝子の技ですねえ。

こういうそっくりなデザインが
この虫を生き永らえさせて
いるんですねえ。

実はこの虫、学生の頃に
金沢の大学のトイレで
見かけたことがあるのです。
オシッコしながら
その時一緒にいた山友達が
生物学を学んでいたので、
これは「アケビコノハ」という
名前なんだよと教えてもらったのです。

ああ、あの時のことはずっと
忘れずにいましたねえ。
生物学ってこんな勉強してるんやあってね。

しかしこれまで山に行き食草である
アケビなんか山ほど見てるのに
全然気付かなったのは、
やはりその虫の擬態のせい
なんでしょうねえ。

調べてみたら、結構街中でも
見かける虫なんだそうです。

なんと、幼虫はこんな感じで、



大きな目玉模様で威嚇するようです。
ミセスにこれを話したら、

「あ、こんな幼虫は見たことあるよ」
と言ってました。
「あの刺されたら痛い
イラガの幼虫だと思っていた」
やなんてわけわからんことを言います。

イラガもそもそも幼虫なんですからね。

次は「ユキムシ」です。

体に白腺を発生させる線を持つ虫で、
各地で雪の便りが聞こえ始めるころに
我が家の庭に現れるのだ。
大きさは5mmくらいの
小さな虫なのだが、
飛ぶ力が弱いため風に任せているようだから、
小さな雪の塊のように見えるのだ。



その虫はどうもこの時期に
産卵をするようなのです。

先ほどのアケビコノハが「蛾」なのですが、
この虫は実はアブラムシの中間。

なので、そのことは
ゴキブリ恐怖症のミセスには
黙っといてあげましょう。

季節に応じて、これらは
それらしく現れるものなんですねえ。

そしてここからは植物。

もう何年になるだろう。
この花を植えてから毎年
小さな株を残しておくと、
夏過ぎくらいから急激に伸びてくる。

皇帝ダリアといいます

ああ、今年も伸びてきたなあ、
と思っていたら9月のdoiron家の
屋根瓦の一部が飛んだ台風の時に、
幹が見事に折れてしまったのだ。

ああ、今年はだめだったか
と思っていたところ、
切り込んだ部分からまたまた
急速に幹が伸びてきたのだ。

おっすごいなあ、
また咲くのかなあと思っていた
11月中頃、花のてっぺんに
小さなつぼみのようなものがつき、
それがどんどん増えてきた。

そして最近やっと、
このひと花が咲いたのだ。



いつもの花の高さより三分の二くらい
低いところで開花し、
今はもうこんな感じ。



この花、じつは夜中も咲いており、
先日きれいな月やなあと思って
二階の窓を開けた時にも
見事に咲いていましたね。


我が家の庭はほかにもこんな感じ。



鶏頭や小さな花々が





ミセスの手入れできれいに咲いています。

40年くらい前に山で撮ってきた、
高さ5cmくらいの柊が、
もう今はdoironの背丈を越えています。
190cmはあるでしょう。

それが今は満開。



これはニシキギの実。



鳥が一杯やってきます。

あ、そうそう、我が家の庭には
こんな福石猫も潜んでいるのですよ。



きた人は探してみてください。

以上。ちらちらと眺めた
2018、平成最後の初冬の
これが我家歳時記です。


咲いたかあの花館2

2018年10月10日 21時37分46秒 | 自然

咲くやこの花館の植物は多彩です。

これは「なんじゃもんじゃ」という花です。



葉は2枚ですが、キリなんかの
水分をとりながら生きています。

これは大変そうですねえ。
きっと長生きできないんでしょう
なんて思ったら大間違い。
なんとこの植物は2000年も
生きるそうです。

ほんとかなあ、誰が確認したのかなあ
なんて思ってしまいますな。



でもねえ、これがこの植物の本体。
いやあ、不気味な感じです。

この植物は「パラボラッチョ」と言います。



日本語では「酔っ払いの木」という意味で、
太いお腹をお酒をたらふく飲んでいる
人のお腹に例えています。

え~doironはまあお腹は
ふくれてきてはいますが、
パラボラッチョではありませんからね。

ここには食べられる木も生えていますねえ。

これは「パパイア」で



これは多分シークヮーサーだったと思います。



このシークヮーサーは
沖縄の言葉によるものです。
シーは酸っぱいでクワスは
「食わし」から来ており、
意味的には「酸っぱいものを食わす」
という意味だそうです。

まあそんな味でしょうねえ。

でもこれ沖縄弁ではいろんな表現がされ、
標記が揺れています。

シィークアーサー 
シィークアーシャー 
シイークァーサー 
シークワーサーなど
食品によっては大きく変遷しています。

じゃ、どれを使えばいいかというと、
この植物園の標記ですよね。
そう思ってみていたのに、
忘れてしまいましたし、
写真にも取っていませんでした。

でもまあ日本果汁協会では
「シークヮーサー」を一般的な
記載としているようです。

そこから屋外の植物園なんかも
見ようかと思ったのですが、
残念ながらそちらの方は
台風21号の影響で
立ち入り禁止になっていたり、
ユーターンで見て進むというような
感じになっているところがありましたねえ。

なのに入館料は同じって・・・ぶつぶつ。

さあ怒りを抑えつつ、
次の涼しい方の植物コーナーの方に
参りましょう。

ここに来たら、やはりありますねえ。

ここのこの花はいつも新聞・テレビで
放送されますねえ。



「ヒマラヤの青いケシ」

ですねえ。今年もしっかりと咲いていました。

あとこのコーナーで見るべきものは、
日本の高山植物です。
そういえば六甲には森林植物園の他に
高山植物園もありましたねえ。

植生から見たらあちらは
初夏くらいがいいんでしょうねえ。

ここの咲くやこの花館では
温度管理された場所で
育てられているから、
この夏の終わりでも
結構にぎやかに観察できます。

まずは、女性を喜ばせるこの花
「エーデルワイス」ですね。



山で見るのはよく似た種類なんですが、
さほど目立つという感じでもないんですがね。

あのアルプスの少女ハイジでも
歌っているでしょう。

「おじいさんは知ってい~る」。

これはクロユリ。
白山にはたくさん咲いていましたねえ。
そしてこれが高山植物の女王
といわれるコマクサです。



この花は蓮華岳で大集落を見ました。
もう40年以上前ですけどね。

これはオオバナノエンレイソウ
と書かれてありましたが、
葉っぱの先がとんがっていないのが
気になりますねえ。



このエンレイソウは変種を作りやすいそうで、
もしかしたら
「ツルミオオバナノエンレイソウ」
なのかもしれません。

行ったときには、このコーナーで
ずっと写真を撮ってる
若い男性を見かけました。

きっと高山植物のファンなんでしょうねえ。

さあ、これでこの花咲くや館は
大体終了です。
もっと細かく見ていったら
すごい時間がかかるでしょうが、
今日はこれくらいにしときましょう。

この後食堂に行き、ドジ旅で寄った食堂で、
茶そばの定食をいただきましたとさ。



おしまい


咲いたかあの花館1

2018年10月09日 21時25分32秒 | 自然

祭りも終わりました。
またこのブログもいつも通りに
歩き旅を中心に進めていきます~

ーーーーーーー

涼しくなり始めてから雨が多いね。
曇ってるけど、今にも雨が降りそう
というような時はなかなか
歩きに行くには抵抗がある。

まあそういう出かけたいけど
なかなか天気がねえというときには
お寺参りや名所めぐりをすることが多い。

今回もその名所めぐりの一つ、
鶴見緑地の植物園巡りだ。

先日、友達が六甲の森林植物園を
スタートするトレイルランに
出たのを聞いてそこにも
秋には行きたいなと考えているのだが、
まずはご近所のこの植物園巡りだ。

車でちょろっと言って、
帰りには場合によっては
風呂に入ってご飯を食べて帰る
という贅沢な一日をすごせるかもしれない。

若干心配しているのは、
この少し前にやってきた
台風21号の影響をどれだけ
受けているだろうか、ということだ。

まあとりあえず行ってみよう。

阪和自動車道を使って
鶴見緑地で降りる。
ここの駐車場は、以前のドジ旅の
下見で使ったことがあるから
よくわかっている。

途中、ところどころで
折れてる木を見ながら駐車。
ここから植物園まで歩いて行ってみよう。

公園内に入っていくと、
山のあちこちに木の残骸が置かれている。

曽根神社ほどではないが
あちこちで木が折れているようだ。
公園担当者も大変でしょうねえ。
と言うてる間に植物園に到着です。

「咲くやこの花館」という名前ですねえ。



お金を払って入っていきましょう。
どうも今の植物特別展は
「虫を食べる植物」のようです。

そうかあこれまで野生で見たのは
モウセンゴケやイシモチソウ
なんかがあったなあ。

ここで展示しているのは、
こういうウツボ風の植物が中心のようですね。
ウワー食われちまう~とまあ
還暦も過ぎたおっさんがよくやります。



ここにはこういう食虫植物の
展示が結構ありました。



そしてこれがハエトリグサですねえ。



これの仕組みはよくわかってますよ。
おりの中に針が数本出ていて、
これに二回さわるとパア~っと閉じます。

もうこうなったら逃げられず、
体液で体が溶け出して
養分を吸収されていくんですねえ。
全くよくできていますねえ。



あ、doironも食べられてしまいます。
まずいやろなあ。
アルコール臭、汗臭、加齢臭、
ウヒャー世界の三大悪臭ですねえ。

特別植物の展示で十分遊ばしてもらっています。

ここにはこういう展示のほか、
結構いろんな展示がありました。
ひとつひとつ本気でからんでいたら
時間がかかって仕方ありませんが、
まあできるだけ見ていくことにしましょう。

池のある小さなコーナーに
入っていきました。

これは「アサザ」ですね。



春に田原本周辺を歩いた時に
「三宅の原」の花と万葉集に
書かれている花ですね。

当時は「アサザ」を「アザサ」と
勘違いして書いていたなあ、
と思ったらそういう名前で
呼ぶ人もあるそうです。

そしてその横には「オニバス」関係の植物です。



以前の職場でため池に
絶滅危惧種のオニバスが咲くことを
知っていたのでそれを新聞社に言ったら、
大きく記事を載せてくれましたねえ。

今もあそこには咲いているのかなあ。

このオニバスには小さな子どもも
載れるんだったよなあと
記憶を思い出しながら見てると、
たしかにこういう展示もされていました。



こういう野生ランやサボテンなんかも、






なんかとっても不思議な咲き方ですねえ。

遺伝子の力を感じませんか?

こういう鹿の角みたいな植物もあるんですねえ。



そして、お、そしてここにありました。

インドボダイジュです。



前にネットで見たときには
緑地公園に咲いているといって
シナノキが乗ってましたけど、
ここにもちゃんとあるじゃないですか。



熱帯の植物園なのでこの木が
生えているところはあったかい温室でしたね。

続く


台風とメダカ

2018年10月04日 21時00分52秒 | 自然

台風21号の影響で我が家、神社、
だんじりなどが大変難儀な思いをした。

家では屋根に上がったり、
神社では折れた木を運んだり、
祭りの提灯もしっかりと
おろしたのをまたつけたりもした。

でも根本的に我が家の屋根の
修理なんかはまだまだ先のようだ。
瓦が手に入らないらしい。

そんな中、ひとつ気になることがあった。
それが人に貸している御坊のお家のことだ。
屋根は瓦ではなく強烈なスレート屋根に
しているのでたぶん大丈夫だろうが、
壁がはがれていたり、水に浸かっていたり
してないだろうか。

まあ何かあったら当然住民から
声がかかるだろうから、
音沙汰なしというのは大丈夫だ
という証拠だろう。

でもねえやっぱり気になるので、
台風後5日くらいしてから
現地へ様子を見に行くことにした。

ちょっとした工具箱とメダカ用の
網を積んで向かったのでした。

高速道路を降りて、向かって行ると、
う~んこちらの方はビニールシートを
かぶせている家は少ないようやね。

古いお寺なんかはかぶせられたりしているが、
一般の家はほとんどかぶっていない。
こっちよりも先に台風が
襲ったはずなんやけどなあ。

経路的に見てちょっと離れていたから、
意外に被害は少ないようだ。

ピンポンを押してみたが
誰も出てくる様子はない。
窓から猫が顔を出しているだけだ。
仕方ないのでとりあえず家の周りを
くるりんと回ってみた。

すると裏の雨戸が一枚下に落ちていたが、
まあ損傷はないようだ。
外れているのが風のせいなのか
わからなかったが、まあそのままにしておこう。

そして北側にかかった時に
フェンスを見てみると、
「おお~なんと今年はむかごが出ているぞ」

昨年はきれいにかられていたので
できなかったが、今年はちゃんと
つるが伸びてきてむかごが
ついているではないですか。

しっかり収穫しておきましたよ。
今時の人はこんなのに興味を示さないんやねえ。

下には枯れて落ちている実も
結構ありましたしねえ。

これはさっそく帰ってから
こんなむかごご飯にしていただきました。



まあこんな風に家にはほとんど
被害がなかったので、安心して
最後にメダカ取りです。

その家の前の溝を見ますと、
うわ~いっぱいいます。
もうこれまでに見た中でも
最高にたくさん泳いでいます。



流れに逆らって網を動かしていきますと、
ある程度までは逃げていくのですが、
その後驚くことに逆向いて泳ぎ
網の中に突入してくるのです。

一回すくったら20匹くらいは
入ってきますねえ。
アッというまに、
今日はこれくらいにしとくかあ
と言うくらい大量です。

こんな感じ。



これを我が家に持って帰り、
メダカ好きの人たちと分け分けします。
多い人なんかもう甕を10個くらい
置いて育ててますよ。

それを友達にも分けて
メダカ仲間が増えています。

それにしてもこのメダカたち、
あの台風の時はどうしてたんでしょうねえ。
川の中の下草の中に隠れていたのかなあ、
それとも岩陰に巣になるような
ところがあるのでしょうか。

そんな台風をしっかりと
乗り越えたメダカたちだから、
きっと元気に育って、
卵も産んでくれるでしょう。

まだまだ今も絶滅が心配される
メダカたちですが、
ここの河川は大丈夫。
超ビックリするくらい泳いでいます。

メダカの学校も、もう今の世の中には
見られないくらい超過密で
行進していますよ。

もし何かの加減で絶滅しかけたら、
今度はこちらの個体を分けて
あげることにしましょうかね。

台風の傷跡が心配で
御坊を訪ねた我々でしたが、
いえも大丈夫、そしてメダカも
すごい生命力で大丈夫だったという、
そんな台風とメダカの話でした。


台風24号のさなかに

2018年09月30日 20時46分21秒 | 自然

今日はだんじりの試験曳きでした。

来週の本番曳行に備えて
だんじりの調子を見るための
曳行なんですが、
まあ実際は祭りと同様に
曳行を楽しむ日になる。

今年なんかは午前と
午後の曳行を予定していた。
まあ、もうみんな祭り本番並みに
「やりまわし」なんかを
楽しむのである。

けどねえ、今年はちょっと違ったよ。
台風24号が接近しているのだ。

曳行コースに掲げられている
提灯なんかも台風に向けて
みんな外された中での
曳行ということにもなる。
少し寂しいが仕方ないだろう。

まずは、あさイチである。

同時期に開催される忠岡や
海手の八町の試験曳きも、
やって来る台風に備えて
前日から中止になっていた。

でも我々の町は少し違う。
泉州に暴風波浪警報がすでに
出ているというのに、
天候の状況を見て決めよう
という執念深い連中が多いのです。

で、午前8時に各町連絡しあって
決めたのが、午前中の曳行決行
ということでした。

ああ、決行するんやね。
だったら警備担当の我々は
現場へ行かねばならない。

途中から強風が吹き荒れて、
瓦が飛び交う中を
警備になったりしないやろかあ
とか心配しつつ警備に立ちます。

あさイチはいい感じでしたねえ。
暑くもなく、寒くもなく、
各町試験曳き中止になってる中で、
ここは曳行やってるぞということで
結構客も集まりました。

で、結局祭りが始まってから3時間。
とちゅう、決行大粒の雨もパラパラ来ましたが、
雨はあまり長続きせず
無事に終了です。

まあまあみんなこの状況の中で
曳行を楽しんだようです。

12時には各町に向けて帰り、
午後はないのでそこからビールで宴会です。

ふ~サーバーから次ぐ生ビールがうまい。

三時ころまでワイワイ言ってましたが、
ようやくそのころから雨が降り始めました。

さあ、ここからは前回の21号で
修理もままならないまま迎えた
新たな台風です。
みんなまた新たな緊張が始まります。・・・

とはいえ意外に今回はおとなしい台風だ。
先ほどテレビで田辺のあたりに
上陸したというのだが、
前回に比べて風も雨もとても弱い。

こりゃあ、大丈夫やなあ。
こんなんだったら台風もありがたいよなあ。
ではさっそく安心しつつ、
これから来週の歩行の計画を
作成しようかなと思っている。

多分今度は京都に行こうかな。
三十三間堂かはたまた鞍馬か。

秋は始まったばかり、しっかり遊ぶよ~。


台風24号前夜

2018年09月29日 22時53分09秒 | 自然

斑鳩の途中ですが
またまた台風がやって来るようです。
今夜はそんな事前準備のことについて
ちょっと記しておきましょう。

ーーーーーーー

前回の台風21号の時はいろんな面で
影響があったなあ。
我が家の端っこの瓦が10枚ほど飛んだ。

幸い瓦は遠くには飛ばずに、
人に被害を与えることもなく
解体前の隣の家との間に落ちていた。

修理を依頼しているが、
優先順位でなかなか順番が回ってこない。

まあ下が軒先なので雨漏りも
心配ないかとほっておいたのだが、
台風後の大雨時になんと
雨漏りが発生したのだ。



これはほおっておいてはいけないと、
ブルーシートを屋根にかぶせることにした。



以後雨漏りは止まっているが、
今度また台風がやって来るので、
シートが飛ばされないようにと、
補強を図ることにした。

シートの確保のために置いてある
土嚢の数を1.5倍に多くした。

まあこれだけ増やせば大丈夫だろう
と思ったのだが、やはり念を入れて、
ロープを両端に張り、さらに
補強もしたのだ。

シートの上に乗り、ロープを張る作業なんかは
緊張だったなあ。
これで屋根から落ちたりしたら
新聞に載るかもねえ。

「62歳のほぼ無職の男性が無理に
屋根に上って転落。
頭の状態から幸い毛が無く済んだが
気を付けましょう」って
啓発記事になりそうですねえ。

でもまあ、ほんまにむやみに
屋根に上るのはできるだけ避けましょう。

まあ我が家自体の影響は、
使っていないテレビのアンテナが飛んだりしたり、
庭の野菜が被害を受けたりもしたけど、
まあそんなところだった。

でもねえ台風の影響は
ほかにもいろいろあったよ。

まず一つは、今やっている
お仕事の一つ、広報紙の取材なのだが、
頑張って撮った写真が
台風関連記事に押されて
かなり隅っこに追いやられたし、
削られたのもある。

あの真夏の炎天下で撮影した
音楽祭の写真も削られたかあ、
と思っていたらまあそれは
カラーではないけど記事面の方に
掲載されていたので、
若干ホッとしたなあ。

まあ今月号にも掲載は少し残せたかな。

そして影響はもう一つ。
地元の祭りに関してだ。
ひとつは町内に掲示してある
提灯の始末だ。
今回これで2回目の取り外し作業となる。

なかなかリフトを使っての
作業なので、高所作業に加えて
周辺の交通規制なんかも大変だ。

これはこれで何とか終わるのだが、
実はこういう祭りの
ある意味重要なポストである
「だんじり保存会」の会長さんが
急遽入院されることになった。

その後任をといわれたのだが、
これはまあ自治会会計もしている中で、
祭りの花関係や支払い関係を
することはかなりややこしい。

結局保存会全員で手分けしてやろう
ということで、何とか落ち着いたが、
はてさてどうなるものかと、
気持ちの方は落ち着かない。

21号で受けた被害の保険関係の話は
ほぼつきかけたのだが、
そこへ24号の被害なんかが
重なるとまたそんな話が
いちから始まるぞという
心配もそんな落ち着かない
気持ちの上にかぶさって来るし、
神社の氏子総代として神社の飛んだ
材木被害のことについて要望が寄せられ、
次回の総代会で話さないといけないし、
とかなんかややこしいことが
いっぱい重なってくるのだ。

今夜はだんじりの前前夜祭
まあそこそこ酒を飲んで楽しんできたが

はたして24号は我が家、
村のことなどどんな影響を与えるだろうかと、
ちょっとびくびくもしている
台風前夜なのであった。


菩提樹を見に行った

2018年07月25日 20時57分16秒 | 自然

先日ミセスから、
菩提樹の木が見たいのやけど
という要望があった。

ああ、菩提樹といえば日本では
シナノキ科の木でこれはまあ
たいがいどこにもある。

確か記憶ではあの高取山の
城のところに大きなシナノキが
あったんじゃないかと思っている。

それに長野県なんかは
「信濃」というが、
これはこのシナノキが
大量にあるからこんな名前と
なっているくらいだ。

なので、こんど孫に会いに
長野に行ったときに探してみよか、
なんてことを言ってたのだが、
なぜ菩提樹が見たいのかという
質問をミセスに返したときに、
事情がガラッと変わったのだ。

彼女が見て見たいという菩提樹は、
あの釈迦が悟りを得たときに
座っていた横に生えていた樹木なのだ。
どうも最近彼女が読んでいる
小説に出てきたりするというのだ。

で、その悟りの木を調べてみると、
なんとまあこれが日本で
菩提樹と呼ばれているシナノキではなく、
クワ科の木で

「インドボダイジュ」

という名で呼ばれている木だ
ということが分かったのだ。

じゃその木を見にけばいいんやな
ということで、まずは
神戸の森林植物園にないかどうか調べてみた。

すると、このインドボダイジュの木は
どうも寒さに弱いらしい。

2015年の記述ではこの木は、
小さな鉢植えだったらいいけど、
屋外のところでは生育は無理。
なので日本では育たないんだそうだ。

ああ、そうだったんやあ。
これはもう屋外では無理なのかなあ
と思ったので、例えば
鶴見緑地の温室の植物園なんかで
ないのかなあと探してみることに。

すると、植物園の中ではなく
鶴見緑地の公園の中に
インドボダイジュが花を咲かせている
という記事を見つけた。

「へえ~こうして屋外でも育つんやあ」

と驚いたね。
地球温暖化のせいかなあ。
と一瞬思ったのだが、
でもねえこの菩提樹って
結構種類も多いから、
これが果たして悟りの菩提樹かとなると、
行って調べてみないとなあ
という感じだ。

ではまあ、あのドジ旅以来の
鶴見緑地に行ってみるかあ、
と考えていた時だ。

どうもあの悟りを開いたインド菩提樹が
お寺に生えているという
情報が入ってきたのだ。

そのお寺というのが、
両親のお骨も納めてあるという
「一心寺」だ。



これはもう行かなくてはならないだろう。
義母さんの3回忌に向けて
お参りに行き、その時に探してみましょう。

まずは四天王寺で天国まで



あるいは地獄まで届く
という鐘を打ってもらって



一心寺へと歩いていきます。



さあ、この寺のどこに
菩提樹があるのでしょう。

キョロキョロ探していると、
きれいな紫の花が咲いている木がありました。

近づいていくとこれが



「ジャカランダ」

という木です。

鮮やかな紫の花やなあと思っていたら



もう盛りが過ぎていて、
足元に大量の花びらが散っていましたねえ。



これもなかなか見ごたえがありました。
熱帯の植物で日本では珍しく、
これこそ鶴見の植物園に
あったりするそうです。

で、問題の菩提樹ですが、
ネットに乗っていた写真の背景から
推察しつつまたまた境内を
ウロウロしながら探していると、
おおありました。

これがインドボダイジュです。



この木の下でブッダが悟りを
開いたそうです。
なかなか立派に育っていますねえ。
解説版にもかかれているように
熱帯原産なので日本で育つことは
非常に珍しい木だそうです。



この木は大阪府立大学の農学部で
育てられていたもの。

薬師寺の期間限定の彫り物の
中に、ブッダが悟りを開いた
シーンがあるそうですが
そこに掘られてある菩提樹も
こんな感じの木でしたねえ。

花はイチジクのように
身の中にあって見えないそうです。
だったら最初にネットで見た
鶴見緑地の菩提樹は
本来のシナノキなのかもしれませんね。



まあ、存在を確認するまで
時間のかかったこの木ですが、
何とか見れてよかったです。

でも心配事も一つ
7月からこれだけ暑い日が続くと
暑さをたっぷりと受けて
巨大化してこないか心配で、
これからは一心寺に行くたびに
チェックしなくてはと思っている
今日この頃なのです。