ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

今年は二日がかり

2006年12月31日 00時16分23秒 | 最近の出来事
今年も年末に
うどんを打った。
毎年、大晦日恒例なのだが
うどんは
じっくり熟成させるのが
大切とのことなので
今年は30日にこねて
大晦日に
伸ばして切ることにした。

うどん打ちのコツは
まず格好が大切やね。
日本手ぬぐいに
前掛け

そして
材料はもとより
準備するものはたくさんあるよ
大きめのボール
ビニール袋
はかり

ぬるま湯
スプーン
新聞
音楽(リズムは大切)

そのいでたちと
作品は
こんなの



粉は中力粉500g
水はぬるま湯250cc
塩は控えめ18g
これで5人前





ということで
口上も聞いてね。

さあさあどなたも
寄ってらっしゃいみてらっしゃい。
京は着倒れ、
大阪は食い倒れ。
その大阪で
讃岐のおばあさんも
びっくりのうどんが
いよいよ大晦日に出来あがるよ。
心をこめて、
混ぜて、
こねて、
足で踏んで
できたうどんの種がこれだよ。




これを一晩
ふとんの中で一緒に抱いて寝て、
明日大晦日に
伸ばしに伸ばして
丁寧に切り分けたら、
出来上がりだい。
生娘の肌のような
きめ細かさ
雪より白い
混じりけなしの
手打ちうどんだい!

え~、おいしいかいって?
あったりめえよ。
おいらの気合とぬくもりが
たっぷり
こもってらあな。
そやから、
食って驚くな、
お代は食っての帰りで
結構けだらけ台所は粉だらけ!

さ、怒られんうちに片付けよ

腐海の森に似て

2006年12月26日 23時21分39秒 | 自然

淀川に、
ウォーターレタスという外来植物が
はびこっているというニュースをこの前やっていた。
これは、
和名をボタンウキクサという
アフリカ原産の浮き草で、
驚異的な繁殖力を持つ植物らしい。
日本の生態系の中では、
あの害草として悪名高い
ホテイアオイ
をも駆逐する勢いで繁殖するという。
この植物、
多分観賞用にされていたのが捨てられ、
淀川のわんどで異常繁殖をしているらしい。
水面をびっしり覆って繁殖するおかげで、
水中に光が届かず、
植物プランクトンが繁殖できないので、
そのプランクトンを食べて育つ魚類などが
繁殖できないという、
食物連鎖の分断が起こっているらしい。
魚がいなければ、
捕食者の鳥も繁殖できないという影響までは
まだ報ぜられてはいないが、
放置しておけば
いずれそういう事態に陥ることは
目に見えている。
そしてこの植物の異常繁殖で、
今、一番深刻な影響を受けているのが、
ただでさえ生育環境を奪われて激減し、
国内希少野生動植物種に指定されるとともに
天然記念物にも指定されている

「イタセンパラ」

これだけなら、
ま、いわゆる外来生物による
在来の生態系への影響のニュースなのだが、
実は僕の頭をチクチクさせたのは、
この後の記事だった。
このウォーターレタス、
枯れて腐ると大量の硫化水素を発生させるらしい。
ホテイアオイでも、
嫌気的に腐ると同じようになるのだろうが、
異常な繁殖力をもつ植物は
おしなべて
水中の窒素やリンとともに
硫安などの
吸収力が強いために、
腐ったときの硫黄分の流出量が多いのだろう。
発生した硫化水素は水に溶け、
イタセンパラの生育環境である
ワンドに住む生物の生育環境を
さらに破壊していくことになる。

ん?待てよ!
これってどこかで聞いた話に似ているぞ。

そう、
あの、

「風の谷のナウシカ」

に出てくる
腐海の森の話に似ているのです。
自然が自浄作用を働かせるときに、
瘴気を放出するというあの腐海の姿に。

我々が河川に放流する大量の富栄養分は、
火の7日間に、地表を焼き尽くした巨神兵のように
水環境を犯していく。
そして、
それを浄化するかのように
繁殖するウォーターレタスが
瘴気を放ちながら土に還っていく。
まさに、
腐海の姿そのものだ。

「風の谷―」では
象徴的な生物である王蟲(オーム)や
人間の心の強さ、
優しさが複雑に絡み合って、
ストーリーを形成しており、
作者は、
全7巻を描き終えてなお
描ききれなかった部分が
たくさんあると巻末で述べている。

たしかに、
映画のストーリと
原作漫画のストーリーは大きく乖離しているが、
根本に流れているのは、
人間は自然を支配できないが、
自然は人の心と確かにつながっているという事だろう。
淀川のウォーターレタスの記事を眼にしてから、
また引っ張り出して読んでみた

「風の谷のナウシカ」



は、
非常に示唆に富んだ名作だなあと
改めて思ったdoironでした。

読みたい人、お貸ししまっせ。


旅の掟

2006年12月24日 23時28分28秒 | 最近の出来事
初めての海外旅行だったハワイ。
心配なことは、
いくつもあった。

まず言葉に不自由はしないだろうか?
聞けば、たいていの人は
「ハワイは日本語もほとんど通じるから心配ないよ」と言う。
ホントかなあ?って思ってた。
実際行ってみたら、
やっぱりコンドミニアムのフロントや
帰りのノースウエストのカウンターじゃ
日本語は通じなかったなあ。
散歩している時に立ち寄った、
バーガーやさんもさっぱり通じなかった。
でも日本語は通じないけど、
片言の英語で十分通じたな。
みんなが「大丈夫」って
言ってくれてたのを実感したよ。
ほかにも
ワイキキビーチのベンチに一人で座ってたら
「ここ空いてるか?」
みたいなことをいわれたので
「OK、プリーズ」とすすめたら
どこから来たのか
マラソンか?と多分聞いていたので
「YES」と答えてやったら
満足そうにしてたなあ。
ほかにも
タトゥーのいっぱい入った
サーファーの兄ちゃんに
「たばこ持ってないか」
見たいな事も聞かれて
「NO」と答えたら
残念そうにしてたりとか。
あまり実戦で試したことなかったけど
DSの「英語漬け」の効果は
おそらくあったんやろな

それからチップのことも全く知らなかった。
到着した日に行ったバーガーショップでは、
チップのことが
テーブルに日本語で書いてあった。
実は、
それを読むまで
そんなルールがあることは
考えもしなかった。
外国に行ったら、
みんなあんなふうに
チップが必要なんかなあ?
なあんか、めんどくさいし、
チップってあまりあげるのももらうのも好きじゃない、
なんて考えるんは変なんかなあ。
ま、それはいいとしても、
そんなルールも、
今回あらたに学んだことのひとつやな。

もひとつ、心配だったのは

「水」。

よく外国行ったら生水を飲むなっていうやん。
まあ、用心するにこしたことはないけど、
そんな心配は全く杞憂で、
ハワイの水はおいしかったな。
同室で経験豊富なT田さんも言ってた。
「ハワイの水はおいしいで」とね。

次に、現地で思いもよらず困ったのは、
公衆トイレがないことだったな。
日本じゃどこにでもありますやん。
観光地なら、
あちこちに趣向を凝らした公衆トイレがあったり、
まちなかなら、
駅やコンビニ、スーパー、本屋。
たいていの店にもある。
ところがハワイは違ったね。
食事をした後、
トイレに行きたかったが、
買出しでスーパーに寄るというので、
そこで済まそうと思っていったら、
「うちはトイレはない、
するんなら隣のチリレストランへ行け」
と言った意味のことをいう。
まさか、
スーパーとそのレストランが
トイレ提携しているとは思えない。
でも、もうかなり切羽詰っているから、
そのレストランの入口付近に
トイレがあることを期待して行ってみた。
店に入ろうと並んでる客を
「ごめんなさいよ、ごめんなさいよ」
とかきわけ、入っていったが、
入口付近にトイレは「見当たらん」。
もうこれはいかん。
そこまで行くだけでも客のひんしゅくをかいそうなのに、
これ以上店の奥まで入っていけないし、
ぐずぐずしてたら取り返しのつかないことに・・
聞けば、アメリカじゃ立ちションは死刑とのこと。
(これは、チトオーバーか)
まあ、立ちションに厳しい国であることはなんとなく聞いている。
(誰やらはバスを無理やり降りて立ちションしたらしいけど)
僕に残された時間を考えたら、
もうこれは、
ホテルに帰るしかないと適切に判断し、
買い物を任せてホテルにまっしぐらに帰った。
いやあ~、危なかったなあ、
喉まできてたよ。へへ。
教訓は、

「ハワイに行く時の常備薬にはハルンケア」

じゃなくて

「ハワイでは、トイレはしたくなる前にすませよ」

やね。

ほか、免税店で買い物するのに、
帰りの飛行機の便名が必要なこと、
夜に裏通りを歩くとコールガールに声をかけられること、
帰りの荷物は鍵をかけないようにしておくこと、
等々学んだことは多かったな。
でももう大丈夫。

次はどこいこっかな。

こんなニュース2

2006年12月22日 23時13分17秒 | 最近の出来事

今日、仕事の最終校正を終え
ようやく正月の顔が見えてきたので
またこうしてブログに向かっている。

しかし、年末になると
総括的なニュースなどが続き
少しブログをサボると
ネタがいっぱい溜まってしまうね。

例えば
今年の漢字は



でした。
昨年は「愛」
僕的には「始」やったと
昨年は書いてたなあ
今年は
やっぱり



かなあ。
よく働いたモンなあ。
昨年の50年の悲願だった
社報の受賞に続き
今年は、新聞社の賞ももらったしなあ。



その分、ランは



になって
家庭は



になったけどね。

今日の新聞には
くろうとクン好みの
「今年の10大科学成果」
というのが掲載されてたなあ
一位は
数学の難問のひとつとされていた
「ポアンカレ予想の解決」
これは、初めて聞いたなあ。
どんなんかなと思って
あちこちネットで
調べてみたけど
ワケ分からんかったわ
集合体やの
ユークリッドやの
分からん概念満載やった
この前読んだ
容疑者Xの献身では
P=NP問題というのが話題になってたなあ
これも数学の難問らしい。
面白いのは
ベスト10のなかに
透明マント実現の
第一歩が踏み出されたというのもあったな
そんなん見てると
生きてる間に
どんなことができるようになるのか
少しワクワクするな
1000年後くらいをみてみたくなるよな。
空飛ぶじゅうたんや
鉄腕アトムも存在するんやろな

ちょっと前の新聞には
こんな記事があった。
山で遭難したにも関わらず
冬眠状態で寝ていたため
長期間の遭難でも無事だったとか
ホントかなあ
こっそりハワイでも行ってたんやないかあ
といいたくなるよな
仰天記事やな。
仕事休めないんで
苦し紛れに言ったことが
思わず世間を騒がせてるんやないやろね。
でもこの記事を読んだ時
うちの奥さんが言ってた
「あんたが夜あんなに熟睡するんは
プチ冬眠してるからかもしれん。
今度寝てる時に体温測ったろ」といって
マジで枕元に体温計を持ってきている。
ただ、悲しいかな
最近はあったかい布団に包まって
自分も熟睡してるもんやから
観測できないでいるらしい。
だからワシの熟睡の理由は
未だに謎なのだ。(^^)v

ま、ともあれ年末、
世間はいろいろ騒がしいが
我が家は平和や
ちゅうことやね。


こんなニュース

2006年12月19日 23時24分47秒 | 最近の出来事
ハワイの話は、少し休んで、
今朝からニュースで
こんな仰天ニュースが流れていたので
その話題を。

アジア大会で銀メダルをとった女子選手が
「女性としての特徴を確認できなかった」
とかで、メダルを剥奪されたとか。
人権のこともあるので、
あまり書けないけど、
驚くニュースやないですかあ。
染色体だけでは判断できない、
中性的な染色体を持つ人もいるらしい。
ましてや体の特徴など、
そりゃあ千差万別なんでしょうな。
しかし、「世の中所詮男と女」というけど、
ことはそんなに単純じゃなかったんやね。
考えたら何でもそうやね、
はっきり2種類と思っていても
必ずあいまいな部分がある。
例えは悪いけど、
生か死かだけではなく、
生きてるのか死んでるのか分からない人もいる。
もちろん好きでも嫌いでもない人もいるし、
うれしいのか悲しいのか分からない涙もある。
デジタルの世界は、ONかOFFだけやけど、
自然はふところが深いな。
我々は自然の一部であり、
自然はすべてを白黒つけるのではなく、
緩やかに区別をしているんやな。

そんなことをチラッと考えたりもしたけど、
不謹慎やったかな。

しっかし、
メダルを剥奪された人の気持ちを考えると、
いたたまれないものがありますな。

ホノルルマラソン

2006年12月17日 14時08分39秒 | マラソン
ホノルルマラソンを走ってきた。
マラソンを始めて19年。
始めた頃はよく人に
「マラソンやってるんやったらホノルルマラソン走った?」って
よく聞かれた。
まあ、芸能人も走るので有名やし、
歴史はあるからね。
それに、
制限がないからファンランの代表のような大会だしね。
その大会に遅ればせながら
ついに出場した。

2006年12月10日
第34回ホノルルマラソン
スタートは午前5時。

3時過ぎにホテルを出て、
ぞろぞろとスタート地点へと歩いていく。



まるで、聖地へ向かう巡礼のように、
あちこちのホテルから人が合流してくる。

朝が早いのは、
トライアスロンに似ているが、
スイムがないのと、
タイムを意識していないのとで
緊張感はまるでない。
途中、朝まで飲み続けて、
酔っ払った現地のヤンキー兄ちゃんらが
奇声を張り上げてエールを送っているのもまた、
これはいわゆるお祭りなんだという気持ちに
一層拍車をかける。

そうしてたどり着いたのは、
そうやなあスタート地点から50mくらいかな。

スタート地点に設けられた
高いお立ち台から、
日本語のアナウンスが聞こえてくる。
が、スタートに先立って歌うのは、
アメリカ国歌。
和洋折衷にもほどがあるやん。

そしていよいよ、
華やかな花火と共に、スタート。
まだ真っ暗な時間だが、
街のいたるところにクリスマスの電飾が煌き、
意外に足元はしっかりしている。



ただ、前から50mくらいでスタートしたというのに、
最初のエイドステーションで
こんなにもたくさんの紙コップが散乱していた。


こんなんやったら、
後ろの方でスタートした人は
コップをかき分けて進まないといけないのではないかと
心配するほどでしたな。
ダイヤモンドヘッドを左手に
坂道を登っている頃、
5分先にスタートした車椅子の
トップ選手がもう帰ってくる。
夜明け直前に下り坂を
ノーブレーキで下りてくる様は、
まるで闇を切り裂いているようだ。
すぐに明るくなってくるから、
太陽を従えての凱旋だといってもいい。
あとでわかったが、トップは日本人だったらしい。

緑の多い住宅街を抜け、
コースは高速道路へと移っていく。
前日に結婚式のあった教会近くでは
折り返しのすれ違いとなり
前からはどんどん選手が折り返してくる。
女子のトップはさすがに速かったなあ。
前に伸びる足が
つま先まで一直線できれいな走りやった。

それにしてもこのマラソン、
終盤のしんどいところで、
メチャメチャ多くの選手とすれ違うから
心して走らなあかん大会やね。

後半は、
体調と相談するまでもなく、
写真を撮ったり撮られたりしながらのんびりと走ったよ。
8時頃から日差しが強くなってきた。
暑くなるよとは聞いていたが、
皆生の方がよっぽど暑い!
景色は比べ物にならないくらい
こちらの方が雄大で美しいけどね。


裏ダイヤモンドヘッドを見ながら走る選手達

ゴールのカピオラニ公園手前では、
初フル完走なんかなあ、
涙をぬぐいながら走っている女性もいたなあ。
初フルで4時間半、上出来やん。
ゴールでは、
カイママのアドバイスに従って上を見てゴールしたら、
写真はばっちりでしたよ
(買わなかったけど)。



こうして僕の初ホノルルマラソンが終わりました。
来年もまた来る?
と聞かれたら疑問符やけど、
また誰かの結婚式とか
奥さんが初出場とかやったら考えようかな。
チビも連れて三人でというのもいいかもな。

ハワイウエディング

2006年12月15日 23時42分05秒 | 最近の出来事

今回の旅の目的のひとつが、
ランニング仲間である
せいゾーとたまの結婚式への参列だ。

目的というより、
この挙式がなければ
多分僕はハワイには行かなかっただろう。
ハワイ到着の二日後、
その挙式が行われた。
気になっていたのは、
服装だったけど、
それは新郎新婦側から
細かく指示をもらった。
上はアロハで
下は普通のズボン
(ただし、ジーンズは不可)、
靴はランシューズでもよいとのこと。
アロハはハワイで購入すればいいと思っていたが、
たんすの肥やしになっているのがあるのを思い出し、
引っ張り出してみた。


で、こんな格好になりました。

到着直後にアロハを買えたら
それを着ようと思っていたけど、
元会長の
「こっちでいいなと思って買ったアロハは、
よっぽど地味なのを買わないと
大阪では着られないよ」
というアドバイスもあり、
持っていったのを着ることにした。

首にかけているレイはハワイで買ったもの。
ランコさんかな、
アブママかな?
どちらかのアドバイスで、
挙式後二人にかけてやればいいだろうと、
あちこち歩き回って探した、
生花のレイだ。


これが、今回のレイを作ってくれた女性。

手際はあまりよくなかったが、
体型から想像されるおおらかな性格で、
結ばれる二人の幸せを祈りながら作ってくれた。
(ということにしておこう。)

マリオットホテルの前から、
大きなバスに揺られて約30分。
翌日走るマラソンのコース沿いにある協会に到着した。



協会の中庭を囲むようにあったのは、
何かの教室のようだったが、
平屋のそんな建物を抱くように、
立派な教会がデンと構えられている。

そんな景色からもこの国が、
宗教を大切にしてることがよくわかる。
しばらくして、
新郎新婦が純白のリムジンで到着。
そこからおりてきた二人は、
たまにも衣装と言うか、
せいぞーに小判というか、
これまで見たことのないような立派ないでたち。



う~ん、
一生一度の輝きを放っておったぞよ。
立派な教会の中で、
おごそかに式は進んだ。

バージンロードを
たまの手をとって歩くお父さん、
緊張してたなあ。
誓いの言葉を読み上げるところでは
泣きそうになったよ。
ほんでクライマックスはやはり誓いのキスやね。
写真屋さんに注文をつけられていたのかな、
それにしてもせいぞー君、
長いことキスしてたなあ。

挙式後、
協会の外でフラワーシャワーをし、
みんなで二人にレイをかけに
一斉に駆け寄った。



セイゾー君、カッコよかったよ。
たま、きれいだったよ。

末永くお幸せに!

近日公開 

2006年12月14日 22時41分26秒 | weblog

1月にパスポートを申請し、
5月には任天堂
DSライトを入手して
「英語漬け」で勉強を始めた。
その後、
マラソンには自分で申し込んだが、
あぶさんずにはコンドミニアムを、
かいさんには航空券の手配をしていただいた。

直前には、
ミホちゃんにスーツケースを借り、
初海外についていろいろと
アドバイスもいただいた。

仕事でも、
10月くらいから、
徐々に段取りをはじめ、
休暇期間中には 
部下に非常に迷惑をかけたし、
資金面での援助や
家庭を留守にすることについて、
奥さんにも負担をかけた。


そんなこんなで
いろんな人に支えられ、
ようやく渡航したハワイでは、
同室のみんなに
いろいろ心遣いもいただいた。
決してひとりでは行けなかっただろう

ハワイ

では、初めての海外旅行の顛末について、
少しずつこのブログに書きとどめておこうと思っている。
「マハロ」の精神でね。

近日公開


明日の今頃は

2006年12月06日 22時48分53秒 | マラソン

ハワイに向かう機内の人やな
ついさっき
Eエントリーとやらで
チケット印刷もしたし
予約確認のTSRもプリントした。
これで、家でできることはした、
はず。
なにせ、初めての海外旅行。
何も分からんと
手探りでやってるから
な~んか忘れてるような気がするけど
も、いっかあって気になってきた。
あかんかったら
関空からトンボ帰りやな。

それにしても
数日前に雪虫を見たところやというのに
あさっては常夏の国やなんて
変な気分やな。

ハワイに行ったら
思いっきりだらしなくすごそうっと。
ぶらぶら歩いて
お土産買って
うまいもん食べて
夜は
アルコール三昧。
外に出て
南十字星も探してやろ。

それにしても
日本から
二万人くらいが
ハワイに押し寄せるんやなあ。
一人の体重が平均60キロとして
1200トンが赤道近くに移動するんやから
地球の自転が狂わへんかな?
飛び交うジェットで
気象も乱れるやろな。
こんな心配する奴おらんかな。

カードはVISAとJCB
キャッシュは300ドル足らずと
日本円少々。

そうそう、買い物は
OAKLEYのサングラスと
各種Tシャツ。
ハワイアンジュエリーも
この際やから
買いたいなあ。
買い物の話をしたら
経験者のみんなは
「ABCマートで何でも揃うよ」
て言う。
どんなとこやろなあ。
ABCマート、日本語になおしたら
いろは商店
う~ん、たしかに
基本中の基本のような気がするなあ。
でも、もらった地図で見たら
ABCマートていっぱい
あちこちにあるけど・・・
ま、このへんの謎は
行けば解けるでしょう。

「アラモワナショッピングセンター」には
誰か行くのかなあ。
連れて行って欲しいなあ。
だらしない、ミーハーに徹するんや。

朝食には
「エッグスンシングス」が最高やと
これも人に聞いた。
行ってみたいなあ。

そして
たまの結婚式は
とても楽しみやな。
本物の神父の前で
たまとセイゾーの神妙な顔。
う~ん、想像しただけで
にやけてしまうわ。

マラソンは付録みたいなモンで
余裕で42.195kmを走れることが
今回のハワイツアーで
唯一心配のないところやね。
この辺は他の一般人とまったく逆か。

すべてを忘れて
満喫しなきゃ損。
てな感覚で
いってきま~す!


雪虫

2006年12月04日 22時09分43秒 | 自然
雪虫が今年も飛んでいた。
北国から初雪の便りが届き、
空気が澄み渡る今頃に公園を歩くと、
白い綿毛をまとった
小さな虫が飛びかうようになる。
今の季節の
ほんの短い間にのみその姿を見かける虫で、
正体は白腺物質を分泌する腺を持つ、
アブラムシの一種。
種の同定まではできないけど、
調べたらトドノネオオワタムシか
リンゴワタムシという種らしい。
丁度雪がちらつき始める頃に、
飛翔力の弱いこの虫が
季節風に乗ってあおられ、
町の中まで飛んでくるのだそうだ。
その白い様が
まるで雪のように見えることから
そのように呼ばれている。
がんばって、捕まえると、
小さな小さな虫で、
おしりに真っ白な綿毛が密生しているのがわかる。
アブラムシという名のわりに可愛い虫だ。
といっても、
所詮虫やから
アップでみたらグロいんやろうけど・・・。
それと、
この虫は面白い生態を持っているらしい。
生まれてから単為生殖を繰り返す。
つまり、オスなしで雌がいっぱい子どもを作る、
その子どもも単為生殖で増え、
第5世代でやっとオスとめぐり合って
有性生殖をするらしい。

この虫に愛着を持ってた昆虫学者がいたらしい。
また生態を解明した博士も。
たかが虫でもそれに一生をささげた人もいるんやろな。
そしてこの虫を
子供たちが無邪気に追いかける様子を
象徴として描かれているのが、
井上靖の「しろばんば」。

そう、この「しろばんば」こそが、
雪虫の地方名なんやな。
今、読みたい本がいくつかあるけど
次の次の次くらいに読んでみようかな。

すっかり冷たくなった風の中で
公園を歩いていて、
この虫が飛び回るのを見ていると
「冬だ、冬だ、冬が来た」
と触れて回っているみたいだ。