ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

世界記録

2007年03月31日 23時07分43秒 | 最近の出来事

世界水泳が
メルボルンで開催されている。
見ていると
本当に早い選手は
体型も非常に美しい。
陸上競技に比べて
体全体に
とても美しい筋肉がついている。
広い肩幅
逆三角形の上半身。
それにムチのように
しなる体と足。
しかも顔まで
水の抵抗が少ないような
細長く
精悍な
形をしている。

この水泳という競技、
歴史はかなりあるはずである。
その昔、
「まえはたガンバレ!」と
アナウンサーが絶叫した大会なんかは、
多分、ワシらが生まれる前に
開催されたはずである。
それほど長い歴史がある大会なのに
最近、毎回と言っていいほど
世界記録が誕生している。
今回も
フェルプス選手が
従来記録を1秒以上上回る
大記録を作った。
日本新もいくつか出たようやし。
これは何故なんだろう。
世界新なんて
そんなに簡単に出るのかなあ。
陸上競技やったら
そんなに出ないやろ。
ちなみに
2006年に更新された世界新記録は
男子では
110mハードルのみ
女子では
5000mとハンマー投げの二種目だ。
最古の世界記録になると
男子では
21年前のハンマー投げ
女子にいたっては
800mの世界記録が
24年間残っている。
陸上の世界記録って
それくらい
出にくいもんなんや。

ところが水泳ではポンポン生まれる。
もう、まるで
10年前の世界記録やったら
今は小学生が泳いでいる
そんなレベルなのかもしれませんな。

マークスピッツ
・・・
イアンソープ
ファンヘンホーヘンバンド
と、大会ごとに
怪物というスイマーが現れ
過去の怪物の
記録をどんどん塗り替えている。

また次も塗り替えられると思うと
全然怪物と違うやん。
ていいたくなるよなあ。
ワシが
比較すべき種目を
間違えているのかも
しれんけど
それを差し引いても
スイムでは世界記録がどんどん
塗り替えられていってるのはたしかや。

そこで原因をいくつか考えてみた。
1つは
科学的トレーニングの進歩。
水泳は体力的なものも
あるけど
技術的なところによる部分が多い。
ま、わしのようなド下手なスイマーと
比較するのもなんやけど
実際、
トライアスロンのレースに出ていても
体力的にはどう見ても負けんやろ
というような選手に
スイムでそれこそ大きく水をあけられてしまう。
技術面の比重が大きい
だからこそ
科学的トレーニングが進歩
することで、技術が向上し、
記録が伸びてるんだろう。

もうひとつは
底辺の拡大だ。
世の中の健康ブームを反映して
水泳は体に優しく、
健康にすぐれたスポーツとして
挙げられることが多い。
そのため
誰でも気軽に
そして気候に左右されずに
泳げる室内プールが
増えたために
スイム人口が増えているのだろう。
わしらが子どもの頃は
学校のプールさえ満足になく
夏に市民プールで泳ぐくらい。
(わしはカナヅチでしたが・・・)
今は、学校のプールは
当たり前で
室内プールも
民間施設を入れれば
わしんとこの市でも
2箇所ある。
底辺が広がれば
頂点が上がるのも道理である。

そんなふうに
素人ながらに仮説を立ててみた。
全く的外れの仮説かもしれないが
いずれにしても
根本は水泳というスポーツが
まだ発展途上にある
という印象は拭えないのだ。

長々と書いたが
結局言いたかったのは、
もっと科学的に
分析しながら
きちんと練習したら
こんなワシでも
発展途上で、まだまだ
早く泳げるようになるはずや
ということなんですぅ。へへ

おあとがよろしいようで


伝説の漫才

2007年03月29日 23時02分27秒 | 最近の出来事
今日は職場の
部単位での送別会でした。
部の中には課が5つあり
今日はその課がそれぞれ
一芸を披露するということになっていた。

情報をつかさどる
ワシの課が選んだのは

漫才

これは酔わなやってられんと
宴会が始まるなり
相方と浴びるように
ビールを飲んで
ほろ酔いを少し過ぎたところで
いよいよ出番が・・。

もうここは
やるしかないと開き直って
思い切ってやったら
これが

バカウケ

大爆笑の渦が
巻き起こってましたわ。
終わってから
みなさんが次々やってきて
「おなかがよじれました」
「あごがはずれそうやった」と

絶賛していただきました。

一芸大賞をいただきました。
相方と二人で
硬い握手をかわし
「伝説を作ったなあ」と
歓びを噛み締めました。
模様はテープにも
摂ってあり
後で聞いたら
自分でも大笑い!

親しくしていただいていた人と
お別れの夜でしたが、
一方
自分の隠れた才能に
出会った夜でもありましたわい。

ミスターロンリー

2007年03月27日 23時59分56秒 | 音楽

表題を見て、
どこぞやの一匹狼さんを連想した人、
あきませんよ。
もう少し心豊かに
過ごしましょうね。
今回は音楽の話。
と聞いて、感のいい人は
もうお察しですね。
フランクプゥルセルグランドオーケストラの
名曲「ミスターロンリー」のことです。
実はこの曲
毎週、月曜から金曜の
午前零時にラジオで聞くことが出来ます。
番組名は

「ジェットストリーム」

昭和40年代から
続いているこの番組に
最近はまっている。
夜空を通って
どこからともなく
届けられるような
「ミスターロンリー」の
オーケストラをバックに、
始まった当時は上達也が
受け持っていたが
亡くなられてから
人が替わり
そして今は4代目となった
伊武雅刀のあの有名なナレーションが
流れ始める。

「遠い地平線が消えて
ふかぶかとした夜の闇に
心を休める時
はるか雲海の上を
音もなく流れさる気流は
たゆみない宇宙の営みを
告げています。
満天の星をいただく
果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に
心を開けば、
きらめく星座の物語も
聞こえてくる。
夜のしじまの
何と饒舌なことでしょうか。」


いつも同じフレーズのナレーションだ。
もう何十年も前から
変わらず、
味があるというか
なんというか、毎回
聞き入ってしまう。

流れてくる音楽も
静かな、響きのいい音楽ばかりで、
この番組で

イージーリスニング

というジャンルが確立したと言われてる。

1時までの一時間、耳に優しい
音楽が流れ続けるが、
イヤホンを耳に入れて
聞いているうちに
残念ながら
必ず寝てしまう。
あんな時間にやってるあの番組を
最後まで眠らずに聞けるなんて
人間業じゃありませんな。
想像もつきませんわ。
だから、最後の最後に
また毎日同じセリフで流れる
ナレーションを
昔は深夜ラジオの
合間に、聞いたりしたしたが、
最近は聞いたことがない。
ネットで調べたら全文が
出ていた。

「夜間飛行のジェット機の翼に
点滅するランプは
遠ざかるにつれ
次第に星の瞬きと
区別がつかなくなってきます。
お送りしております、この音楽が
美しく、あなたの夢に
溶け込んでいきますように」


というナレーション。
おっ、今夜もまもなく始まる。
聞いてこようっと。


翠明湖畔にて

2007年03月26日 22時46分35秒 | マラソン

ハーフマラソンを走ってきた。

翠明湖マラソン。

加古川の山手、
那珂町で開催された大会だ。
夏のトライアスロンシーズンを迎えるにあたり、
春先までには練習をできる体調にまで
体を戻しておきたいと考えている

だからこのレースは
今年の夏を占う大切な大会に位置づけていた。
先々週の美山マラソンを
予定通り完走できたので、
今回の大会ではある程度心拍数を
上げてやろうと考えていたからだ。
スピードを上げて走ってみるという
復活の第二段階というわけだ。

ダム湖を2周半回る大会だから
いざとなったらいつでも
リタイヤできると
覚悟を決めてスタート。

天候は、朝からの雨も上がって
なかなかの良コンディション。
T川さん、長O、某さんなどの
知り合いの飛び出しを見ながら
ここんとこなかった
スピードで飛び出した。

最初の5kmは
22分30秒。
ペースはジャストキロ4分半。
先日の5kmマラソンのタイムより
早い通過タイム。
だが、意外と楽なのには驚いた。
ダム湖の周りは
微妙にアップダウンのあるコースだけど
美山に比べたら
かなりの平坦コースだからか。

ダムを一周とちょっとで10km。
ここを45分で通過し
ここまではイーブンで走れていることを確認。
正直言って、ここまで
体が戻っているとは
思わなかった。
この後、11kmあたりで
少し体調が悪くなり
無理はすまいと
スピードダウンしたが、
今日は10kmを
45分で走れただけでも
目標は120%果たしたようなもんだ。
焦らず、キロ6分くらいのジョグで
1kmくらい走ると
体調が戻ってきたので
再度スピードアップ。
足はまだまだ動くのがうれしかったなあ。

調子よく走っていたが
14km地点くらいで
再度ダウン。
でも後、ダムを半周だから
ゆっくり走っても
ゴールは出来ると
前向きに、しかし
だましだまし走っていると
すぐまた復調した。

これまで、一度
体調が悪くなると
なかなか戻らなかったが
この日はすぐに
正常に戻ったのも収穫の1つだろう。
そして
今の体調なら
これくらいのスピードが
ボーダーなんだということを
体で実感できた。
しかし、冬に比べて
確実に体は戻ってきている。
20kmまでの10kmは
平均してキロ5分くらいかなあ。
最後の1.0975kmをがんばって

1時間40分30秒でゴール

串本のハーフより
5分近くの短縮やな。

今回はこれでほんとに上出来。
当初は1時間45分くらいで走って
つぶれるか、ぎりぎりゴールできるか
って予想していただけに
このタイムは予想外にうれしかった。

ゴール後はさっさと着替えて
帰りは風呂も入らず
直行で帰阪。

自分の中で
うごめく何かを感じながら
春の息吹が揺れる景色の中
地震のニュースを
いっぱい聞きながら帰りました。




めでたい、めでたい

2007年03月25日 21時48分19秒 | 最近の出来事

たまの披露宴に出席した。



写真はこんなのしかありません。
いつもなら取材魔の
私ですが、
この日はさすがに
スピーチに気をとられて
カメラを持っていくのを
忘れてしまいました。
携帯で撮影したのは
スピーチが終わって
一段楽した頃
ようやく余裕が出てきた頃でしょうか。

そのスピーチ
いつになく緊張してしまいました。
正式な友人スピーチは
私だけということでしたので、
ランニング仲間という
一般参加者にとっては
知らない二人の姿を
出来るだけ紹介しつつ
なおかつギャグも織り交ぜて
と少し欲張ったせいか
途中、話の順番を
間違えて
2回ほど
頭の中が
白くなってしまいましたわい。

宴の途中
ご両親の席に行って謝っときました。
ほんで、言っときましたで
「ふつつかな息子、娘ですがこれからもよろしく」とね。
笑ってはりました。

何はともあれ
ほんまによかった、よかった。

おめでとう、おふたり。

まずは無事スタートラインを
越えましたな。
セイゾー君、エライ!
男の責任、立派に果たしました。
たま、人生の一番美しい姿でした。
二人に永遠の幸あれ!


人前での話し

2007年03月24日 01時01分35秒 | 最近の出来事
最近、人前で話をする機会が多い。
先日は、イラストの扱い方について
さし絵講座で一回限りの講師をした。
参加者は絵に興味がある人ばかりということで、
講師をしながら、
参加者の熱い視線を感じたのは、
どうもワシの顔が
イラストにしやすそうな顔だったからに違いない。
話をしながら、
似顔絵を描いている人もいたような
そんな空気が教室には漂っていたな。
普段、何気なく使っているイラストにも
当然著作権はある。
しかし、それ以上に気をつけないといけないのは、
イラストひとつで、
記事の印象が大きく変わってしまうということや
ジェンダーフリー、
すなわち子育ては女性の仕事、
外の仕事は男の役割
みたいにイラストで
性別を限定してしまうような
使い方をしてしまいがちということ。
スポーツクラブで爽やかに汗を流して、
ダイエットしているのが
若い女性という使い方なども
ジェンダー、
つまり社会的性別限定の観点からは
気をつけなければいけないことだ。
ま、話の中味はさておいて、
そんなイラストレーターの
卵たちの前での話は非常に気を遣いました。
それはこれからの皆さんの活動に
大きな影響を与えてしまうからだ。
非常に内容と言葉に
神経を使った講義となりました。

そして、
次に話す機会があったのは、
地元自治会の総会の司会だった。
式次第にのっとって、
粛々と進めていけばいいのだが、
普段馬鹿話ばかりしている、
近所の幼馴染たちの前で、
かたい話をするのはやりにくかったなあ。
各種団体の役員紹介では、
紹介する団体の順番を間違えて
冷や汗をかいたよ。
しかしまあなんとか
自治会総会は滞りなく終了し、
次期もしっかり自治会副会長に
選出されてしまいましたわい。

明日、いやもう今日か。
土曜日にはまたまた大役を仰せつかっている。
ランニング仲間の結婚披露宴でのスピーチだ。
これまで、結婚式の司会を2回
ニセ神父を一回
スピーチは数え切れないくらいしている。
しかし、その披露宴でのスピーチは、
新郎の学生時代の恩師である主賓の話と、
新郎新婦共通の友人であるワシだけだとのこと。
責任重大やなあ。
少し前から毎朝、車の中でしゃべりながら
ネタを積み上げ、
内容はほぼ決まったが、
細かい部分での
場の雰囲気との調整は、
ぶっつけ本番でいかざるを得ない。
うまくいくかなあ。
これを読んでて、
参加される人は
ここは笑うとこやと思ったら
遠慮なく笑ってください。
左手を上げたら笑う合図
ということにしとこうかな。

それと、
その後に控えているのが
また大変なのだ。
職場の送別会で、
漫才をしないといけないのだ。
お世話になった人の退職のお祝い、
異動により職場を離れる人
(これは自分なのかもしれないが)
へのはなむけとして、
歴史に残る伝説の漫才芸にしようと、
職場の同僚と暇があれば
毎日ネタあわせをしている。
その昔、
落語で「池田のしし買い」を演じたことはあるが、
漫才は初めてだ。
落語なら“間”は自分で作れるが、
漫才はそうはいかない。
「ボケ」と「つっ込み」の
“間”がすべてで、
それを二人で作らなければいけないから、
その辺の息の合わせ方が大変なのだ。
果たして伝説として残るか、
それともすべりまくるか、
これも実際やってみないとわからない。
結果はまたブログで紹介しましょう。

そんな風に人前で話す機会が
ここんとこ続くので、
ひまがあればブツブツ言ってる
今日この頃だすぅ。

健康診断

2007年03月23日 00時14分38秒 | weblog

わが社では、
45歳以上を対象にした
45歳以上健診というのがある。
(そのまんまや)
これが、診断日には
昼飯を抜かないといけないとか
朝から水しか飲んではいけないとか、
集団で受診するために
待ち時間がけっこうあったりして
いささか面倒だ。
だから、いきおい受診が億劫になりがちで、
伸ばし伸ばしになっていて
年度末の3月
ついに観念して受診をした。
検査項目は
血液検査
心電図
目の検査
内科検診だ。
なんとか仕事の都合をつけて
受診したものの、
次に面倒なのが
結果を見ながら
職場の保健師さんの
話を聞かないといけないのだ。
これが、また健診よりも
さらに輪をかけて面倒なのだ。
結果表だけ、はいと渡してくれたらいいのに
それをみながら
ああだ、こうだと
日常生活の
指導などをされるわけだ。
これも、仕事が忙しいことを
口実に、伸ばし伸ばしにしておけば
そのうちあきらめて
結果表だけ届くだろうと
ことわり続けていた。
ところが、その保健師さんも
さるもので
非常に熱心に
毎日毎日デスクにやって来ては
いつにしましょう?
と、ささやきかけてくるのだ。
「そんなんいいから結果だけ頂戴」
といいたいのだが
説明するのが私の仕事だ
といわんばかりに迫ってくるのだ。
もうこうなれば
根競べだと思っていたのだが
ある日
残業している私のところにやってきて
「今からどうですか?」
と言って来た。
忙しいから残業しているのに
それはないやろと
少しむっとしていると
あさっての朝、始業前にどうですか?
と言って来た。
そこまで言われると
今度は逆に
少し心配になってきた。
そんなにも早く言わないと
いけないような結果なんだろうか。
腫瘍マーカーが異常値を示しているとか
ここんとこ疲れやすい目に
緑内障のケがあるとか
このままほおっておいたら
毛がすべてなくなるとか・・・。
いやいや、そんな結果やったら
ここまで引っ張らんと
とっくに告げられているやろ。
とワシの頭はめまぐるしく動いた。
そしてついに
こんな残業時まで言ってくることへの
わずらわしさにもくじけて
根負けしてしまったのだ。
「そしたら、あさって始業前に」
と約束したのがおとといだった。

ふんふんと鼻歌を歌いながら
勝ち誇ったように帰っていく
保健師さんの背中に
あっかんべぇをしながら
残った仕事を済ませて
その日は帰宅した。

そして、本日いつもより早く家を出て
コンビニ寄り道もせず
職場に向かった。

保健室にいくと
丁度保健師さんも
出社したところだ。

さっそく結果の説明を聞いた。
結論からいくと

ぱーふぇくと

すべての結果が良好だった。
あえて言えば
徐々に体重が増加傾向にあることを
注意すべきということぐらいか。
ばりばりやってた頃には
あんなに
鉄分不足
総コレ不足
といわれ続けていたのに
すっかり
標準になっている。
こんな結果やったら
わざわざ時間をとらんでも
「何もありませんでしたよ」と言って
結果を渡してくれるだけでよかったのにな。
まったく人騒がせやあ。

それにしても
体の健康のためには
今くらいの運動が
丁度いいのかもしれんなあ。

保健師さん相手に
大人気ない意地をはってしまったことを
反省すると同時に
人間、なんでも八分目ぐらいで
丁度いいんじゃないかと
ふと思ったりした
健診騒ぎでした。


く、首が・・・

2007年03月21日 23時32分43秒 | トライアスロン

先週末、
目覚めたとか言って、
バイクに乗って
ついでに調子に乗ったものだから
月曜から首が痛くなっていた。
それが、火曜日も続き、
無理やり自分で
もみほぐしたせいで
今日の朝は
全く首が動かない。
無理やり動かそうとすると
頚椎にズキ~ンと痛みが走る。

なぜ、こんなことになるかというと
バイクに乗るときは
前に傾いた姿勢で
長時間首を上げたままになる。
特にワシのような
首の短いのは
無理やりの姿勢を
強いられることになる。
首の短い亀が
少し高いところにあるエサを摂ろうと
ググッと精一杯首を伸ばしている様を
想像して欲しい。
首の筋はこわばり
頚椎は
ひとつひとつ圧迫されている。
こんな時に
整形外科に行くと
首の牽引をしてくれるのだろうが
今日は祝日。
開いてる病院や
整骨医をさがすのもたいそうだ。
そこで
かあちゃんに
「首を伸ばすから
鴨居にロープをかけてくれ」
というと
にらまれた。
さらに、
「そしたら、近所の公園に行って
枝振りのいい木をさがしてこようかな」
というと
「もう今日は家でじっとしていなさい
と、何年ぶりかの
戒厳令を敷かれてしまった。

しょぼんとしながら
部屋の片付けなどをしながら、
施した処方は
アリナミンを3粒服用。
これは筋肉の痛みを和らげるため。
それから
アイスノンでのアイシング
その後、大きい湿布薬を患部に張り
しかもその上から
貼るカイロを貼った。
これは、冷湿布の
消炎成分を
強烈に浸透させるための
我が家の
最終手段なのだ。

そんな処方が効いたのか
あるいは、片付けの中で
物を高いところに上げたり
重いものを移動させたり
しているうちに
次第に首がほぐれてきたのか、
一時間もそうしていると
もう

あっち向いてホイ

だって出来そうな状態に。
そうなってくると
私のアスリート魂が
騒ぎ始めるのは言うまでもない。
折りしも世間は
春分の日を迎え、
風もなく
うららかな日差しが
おいでおいでと手招きを
しているようだ。

そこで、かあちゃんを呼び、
「あのさあ、もう治ったわ。
さすがにアスリートやなあ
回復が早い!
もう全然痛くないで
ほれこのとおり」、
と首をぐるぐる回してみせた。
もちろん、
まだそんなに完治したわけではないので
激痛が走り、
それをこらえるため
顔は引きつった笑顔に
なっていただろう。

そんなワシの姿を
不憫に思ったのか、
あきらめたのか、
「好きにしー」と
お許しが出た。

今日の目的地は
とりあえず
牛滝だ。
振り返ったり
横を向いたりするのも
ままならないので
日曜に引き続き
村中の道を走った。
包近のあたりでは
桃畑の中を走った。
心なしか、
蕾が膨らみ始めていたなあ。

暖かさにつられて
バイクのメッカ、牛滝には
大勢のサイクリストが
来ていた。
ワシがいる間だけでも
集団、個人、
あわせて30人くらいいたかなあ。

日曜日よりも
さらに心拍数を上げて
終点に到着!
う~ん、来てよかったなあ。
それにしても
首は相変わらず痛い。

下りも快適に下り
足を伸ばそうかと
思ったが、
そんな首のことを考えて家路に。

家につく頃には
またまた首がガチガチになっていた。
しかし、
間違っても
痛いなどとは言えない。
あ~、すっきりしたあ。
とさわやかに帰宅したのだ。

それから、今日一日
気づかれないように
振舞うのが大変でした。
呼ばれても
パッと振り向かず
何かに熱中しているように
返事だけして
ゆっくりと振り返る。
休日に
心ゆったりと過ごす
ナイスガイを装わなければ
ならなかった。
車も洗ったし
買い物にも連れて行った。
夕方は
焼肉屋さんにも出かけた。
そこでは
筋肉痛に効けばと
良質たんぱく質を積極的に摂取。
頚椎の椎間物質の補強には
コラーゲンをと
ホルモンも
たっぷりいただいた。

首の痛みをこらえながらも
充実した一日を過ごせたなあと
喜んでいたら、
さっき寝室に向かうかあちゃんが
おやすみ
の後に
「明日病院に行けたら行きや」
やて

気付かれてました


親父の言葉

2007年03月21日 00時29分24秒 | 生活

親父は大正11年生まれ。
まだしっかり健在だ。
そんな親父が
3月25日の誕生日で
85歳を迎える。
糖尿病を抱え
心臓にはペースメーカーが埋まってる。
また昨年は大腸がんの手術もした
という、輝かしい病歴の持ち主だ。
しかし、気持ちと足腰は
驚くほど若い。
暇があればワープロに向かい
太極拳や囲碁の集まりに
しょっちゅうでかけ
自分の贔屓の政党の
後援会の役員も
努めている。
そんな忙しい毎日を
過ごしているにも関わらず
毎日2~3時間以上も
歩いているという
すごい高齢者だ。
近所の人がこの前
高石の駅前で
ガードレールにもたれて
ストレッチをしてたのを見て
驚いたらしい。
あちこちでの目撃情報を総合すると
親父の徒歩での行動範囲は
半径3キロ近くと推察される。
野生のタヌキも顔負けだろう。

そんなだから
もちろん読書も
頭に入ってるんだか
どうなんだか、定かではないが
とにかく量だけは読んでいる。

その親父が
今朝、僕に向かって
驚くべき言葉を投げてきた。

「お前、この頃背が伸びたなあ」

一瞬、目がテンになった。
すわッ、とうとうきたか、
アルツハイマー。

「そ、そんなこと、あるはずないやん」と
冷静さを装って、答え
さりげなく様子を伺っていたら
「そうや、ワシが縮んだんや、そうやそうや」
と納得した様子で
また部屋に戻っていく。

そんな親父の
後姿を見送りながら
確かに、子どもの頃に見た
大きかった親父の背中は
今はすっかり
ちっちゃく丸まって
しまってる。
毎日顔をあわせているのに
そのことに気づかないでいたが
今朝の親父のひと言で
目が覚めたような気がした。
大丈夫!

親父の脳細胞は
まだまだみずみずしいようだ。


最近の買い物

2007年03月19日 23時44分18秒 | 最近の出来事

ここんとこ最近
我が家で購入した
ものをいくつか紹介しよう。
一つ目はこれ。



ワシの誕生日に
かあちゃんが買ってきた
ケーキ。

アンリ・シャルパンティエール

わしはミルフィーユがおいしかったな

次はこれ

「うどんや風一夜薬」



阪和線の利用者なら
南田辺と美章園の間くらいかな
この薬の看板を見たことが
ある人もいるでしょう。
前から気になってた
薬なんです。

その昔、風邪をひいたら
うどん屋へ行って
熱いうどんを一杯食べて
この薬を飲んで帰ってひと晩寝たら
風邪が治る、という
風習があった。
この薬はかなり昔からあったらしい。
それにしても
「うどんやかぜいちやぐすり」
とは、なんとももっちゃりした名前だ。

別に風邪っぽくはないけど
飲んでみた。
ショウガの味が強く、
しばらくしたら
体中から
汗が・・・
かなりの発汗作用があるようです。
寝汗をかいたら熱が下がる
と昔からばあちゃんに
教わってた通りやな。
なかなか、よくできた薬やないかなあ。

さらに、これ

眞ちゃん豆腐



職場の人に
おいしい豆腐やと教わって、
これも阪和線沿線の
商店街でかあちゃんが買ってきた。
豆の味が濃厚なおいしい豆腐でした。

パッケージに書かれた
「ありがとうござります」
が、素朴ですな。

癒されました