ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

走る阿呆

2008年04月29日 22時26分38秒 | マラソン
4月27日。
急遽、徳島マラソンを走ってきた。
折りしも、かの地は
とくしま、ハナ、ハル、フェスタという
催しの真っ最中で、
いろんな催し物があちこちで行われていた。
もちろんこんな風に阿波踊りも



舞台での踊りを見ていて思ったんやけど
阿波踊りって、けっこうエアロビクスやね。
中腰で、アップテンポありスローテンポあり
また履いてるのが

下駄

バランスをとるための
体幹筋肉もかなり動員されていそうだ。

そして、観光だけでなく
名物もいただいたよ

たらいうどん



鳴門金時のてんぷらも添えられていて
なかなかのもの。
高速道路を降りて
徳島市街地手前の店で
偶然入ったわりに
当たりでしたな。

さて肝心のレースですが
これが第1回大会とあって
けっこう気合が入っていました。
しかしほとんどが
吉野川沿いの堤防を走るコースで、
その眺めは雄大すぎて
選手が、そして自分が
ちっぽけに見えるくらい。
おおらかに走ろうって
気になりましたな。
応援は、川の流れに沿って
点在する集落ごとに
人々の塊がありました。
もちろん、阿波踊りの応援もね。

「走る阿呆に見る阿呆、
同じ阿呆なら走らにゃソンソン
なんてね

めちゃ、日焼けした日差しの中、
結果は、ま、目標どおりかな。
そろそろ、目標立てずに
いけるところまで
行ってみようかとも考えたけど
なに分、四国じゃわしも異邦人。
無難に走ってしまったワイ。

5月になったら、
練習方法を変えて
通勤ランを多用しようと思っている。
皆生まであと2ヶ月半あまりやしね。
頑張らねば
しかし、その前に選考されるのかいな?

そして今日29日は、堺シティ。
1988年に初めて参加して以来、
今年で20年目じゃな。
最近は全然走ってないけどね。
会場までロードバイクで行き
久しぶりのルネ連中とBBQ。
これは焼きそばを焼く、かいさん。


といっても
明るい日差しの下で携帯画面が
確認しづらかったので
あっち向いて、ホイ状態やったね。すんまそ
(セイゾーはきっちり反応してくれました)
では、おまけに、焼いてるそばのアップもどうぞ。



おいしかったよ~
この映像でご飯を一膳はいけそうでしょ。
いろいろお世話いただいて
その上
宴会後、片付けもせずに
失礼した私をお許しくだされ。
おかげで、結構バイク乗り回せました。(45km)
それにしてもこの季節、
バイクで風を切って走るのって
最高やね。
気持ちよかったあ。

これでGW前半は終わり。
さあて、後半はどうしよっかな。
ワクワク

聖火

2008年04月25日 21時05分27秒 | 最近の出来事
職場の近くで火事があった。
消防車が派手に出動して行ったなと思っていたら、
ほどなく焦げ臭いにおいが職場に立ち込め始めたので、
窓から外を見ると
近くから黒煙があがっているのが見えた。
折からの西風にあおられ、
職場の方に煙がたなびいてきている。
においの原因はこれだ。
出火の原因などは知らないが、
民家が4軒燃えたとのこと。
幸いけが人はいなかったが、
悪魔の火は4世帯の生活拠点を
一瞬にして奪ってしまった。

同じ火でも
今朝、日本に到着したオリンピックの聖火は、
情熱の火だ。
ギリシャで太陽の光を用いて点火された火は、
聖火と呼ばれ、
様々な人の手を経てオリンピック開催地に届けられる。
人々が、身体の限り、精神の限りを尽くして
人類の頂点を目指すスポーツの祭典、オリンピック。
その象徴である聖火は、
肉体と精神の高みを目指す多くの選手の情熱の火だ。
ところが
この火が今民族紛争の、
文字通り火種となっていることを
多くの人が嘆いているだろう。
日本での聖火リレーが
無事成功することをわしは祈る。
人々の情熱に火をつけるのではなく
水をさすようなことは絶対あってはならないことだ。
主張は主張で堂々と唱えればいい、
その主張の場として聖火を利用することは
絶対間違えてるとわしは思う。

4世帯の生活拠点を奪った悪魔の火も、
人々の情熱を象徴する聖なる火も、
火に変わりはない。
もっと言えば
戦争で多くの人々の命を奪うのも
火の武器だ。
ギリシャ神話では、
火はかつて神様のもので、
それをプロメテウスが盗んで人類に伝えたといわれている。
やがてその火を扱うことを神様は許し、
人類にゆだねたが、
それを、悪魔の火にするのか聖なる火にするのか、
そのことも一緒にゆだねられたことを
私たちは忘れてはいけない。
よね!

腹立つぅ!*▲*

2008年04月19日 23時31分20秒 | 最近の出来事
今朝、車に乗ろうとしたら
ボンネットに入り乱れる

猫の足跡!

猫ってきれい好きじゃないのか?
なぜにあのような
ドロドロの足跡がつくのじゃ。

よく見ると、車の天井も
猫がダンスをしたような
足跡がいっぱい。

さらに詳細に捜査を進めていくと
どうやら、爪で引っかいては
いないようだ。
そして肉球の形が
くっきりと残っている。
ふっふっふ、
これで、もう犯人(ホシ)は割れたも
同然じゃ。

「すぐにこの肉球痕を鑑識に回せ」

と、横で洗濯物を干してた奥さんに
「太陽にほえろ」のヤマさんの口調で(ふる~っ)
言うと
「裏の猫やで、さっき飛び降りて
走っていったもん」やて。

う~む、もうホシは割れていたのか
「よっしゃあ、それじゃ
裏の空き地をがさ入れだあ」というと
今度は
「刑事ドラマの見すぎや」と鼻で笑われた。

「我が家の車をこんな
目にあわせた猫が憎くないのか」
という問いかけには
「罪を憎んで猫を憎まずや、車洗ったら?」

だめだこりゃ

やれやれ、とため息をつきながら
とりあえず、ひとまず
近所の用事に出かけようと
車に乗ったら
な、なんと
フロントガラスに
猫のおしっこの跡が・・・

めっちゃハラたつぅ

あわてて
うおっしゃー液を飛ばして
フロントを洗浄していると
奥さんが血相変えてとんできた。

「何てことするの~、洗濯物に
ウオッシャー液がかかってるやないのぉ」

もう、フロントに猫のおしっこがかかってて
それを飛ばしてるネンとは
言えるはずもない。
そんなこと言おうものなら
「もう一度洗濯し直して!」
と言われるのに決まっている。
われながら、咄嗟の判断は正解だったね。
ごめんごめんと言いながらさりげなく出発。

用事を終えて帰ってきてから
干してある洗濯物をみたら
ほとんどが
わしの汗かきシャツじゃった。
自業自得というやつやね

それにしても、にっくきは裏の猫。

家の中からボタンを押したら
ガレージの天井から
水がぶちまかれるとか
急に人形が立ち上がるとか
にゃにか仕返しはできないものかなあ。


芦屋ハーフ

2008年04月14日 09時52分49秒 | マラソン
皆生に向けて
少しずつ調子が戻ってきたので
腕試し、いや脚試しに
芦屋ハーフに出場してきた。
何年か前に
体調を壊して
応援に行ったことのあるレースなので
地の利はある。
しかもコースは
カヌーアスロンの
ランコースとかぶっているので
満更初めて走るコースではない。

この日、天気は上々。
会場に着いて
荷物を広げていると
すぐ横にいたのが
皆生常連で
いつもランでわしを抜いていく
ロングヘアーのお姉さん
Y口さんがいた。

出場種目はてっきりハーフと思っていたけど
10キロだと。
思わず「何で?」って聞いてしまった。
「別に~」と驚いてたけど
そりゃそやね。
何キロに出てもえーやんかって感じやろね。

そしてその横には
同業他社の知り合いもいた。
そういえば
前回もこの場所で
会ったなあ。
彼とは、おなじ年に
他社に入った、いわば同期。
でもここでしか会わない知り合いなんです。

どんな大会も
行くとあちこち知り合いに会うよ。
最近は
ゴール付近で知り合いに会うと
「doironさん、なんでそんなにゆっくり走ってるん?」
って必ず聞かれるけど
今はこれで精一杯なんですわい。

さてそのレース。
今回の目標は
「キロ5分で走れるところまで」
だった。

しっかし、スタート直後の混雑には
まいった、まいった。
スタート地点まで30秒、
最初の一キロに6分30秒をかけてしまった。
つまり最初の1キロはキロ7分かけたことになる。

ようやく選手の間を縫いながらも
キロ5分で走れるようになったのは
3キロくらい行ってからかな。
コースも狭いもんでね。

途中何度かすれ違いが
あるので退屈はしない。
くろうとクンは順調のようだ。
一緒に行ったK村さんは
10キロくらいで
しんどそうだったな。
入賞狙いだったけど
10位くらいだったな。

わしはと言うと
キロ5分を維持しつつ
ラスト2キロくらいで
もういいだろうと
スピードアップ!
結局、目標どおりのキロ5分
1時間46分台でしたあ。
ま、今回はこれで十分。
皆生まで武者修行で
一人でいくつかレースに
出る事にしているから、
どこまで上げれるか。
頑張るしかないのだ~。

帰りには
知り合いの知り合いも
家族で合流して
新世界の串カツ屋さんへ行ったよ~
JRのT王子の駅の周辺地図にも
名前が載ってる店

「てんぐ」

ソースはもちろん二度付け禁止。
土手焼きを
ソースのついた皿の上に置いたら
「味が変わる」と
大将にしかられたわい。
そんな店の串カツがこれ。



コロモしっかりのカツだったけど
昼飯抜き
汗かきまくりのおかげで
生ビール2杯とともに
あっという間に
なくなってしまったよ~。

あ~あ、
しかしそれにしても
せっかくハーフで費やしたカロリーが

台無しだあ

人事異動

2008年04月12日 16時56分06秒 | 仕事
春の人事異動から10日以上がすぎました。
わしんとこの職種は
部署がかわると
まったくガラっと仕事の内容が変わります。
異動対象となった本人たちは
まだまだ、地に足がつかない状態でしょうが、
今頃になると
職場全体の雰囲気も
かなり落ち着いてはきていますな。

ヒマさえあれば社内を
うろうろ歩いてネタ拾いをしてるのでね。
その辺のところは
よ~く見えるのだよ、へへ。

わしの部署でも異動があって
14年のベテランが出て行ってしまいました。
非常に痛いのですが
若いうちにいろいろ経験しておくのも
本人のためやしね。

今週末にも取材が
入っているのですが
新人さんには
頑張って取材してきてもらいましょ。
え、わし?
わしは、芦屋のハーフマラソンです。
お気楽上司で~す。
さて、あした出走予定の
N木クン、調子はどうですか?
明日は頑張ってキロ4分切りやな。
H後さんは
ルネに入るきっかけになったレースやね。
お互い頑張りましょー
前回と同じあたりで待ちあわせましょうかね。

明日がレースだと言うのに
今日はあまりの天気のよさに
誘われて、
包近の桃の花を走って見にいってきました。
桜もほとんど終わっていたし
実のなる桃の花も
すっかり散ってしまっていましたが、
いろんな桜が咲いてる公園で
こんな桜を見つけました。



走行距離はトータル20キロちょっとかな。

で、明日の天気はどうかな?
あした芦屋を走ったら、
来週からバイクに乗り始めよかな?

ランナー、いや今はジョガーから、
トライアスリートに
人事異動だあ~。

野生動物

2008年04月09日 22時26分02秒 | 最近の出来事
近頃、野生動物が人を襲う事件が相次いでいる。

日曜日は佐賀でマラソン大会中に
選手がミツバチに襲われたという事件があった。
わしの記憶では、
10年以上前に石川県で開催された鉄人レースで、
選手がスズメバチに襲われたことがあった。
当時、
わしはカメラを持っての山野散策を趣味にしておって、
危うくスズメバチに襲われそうになったことがあったから
そのことを覚えているのだ。
それは斜面に少し珍しい植物を見つけて
撮影していたときだ。
しゃがんで撮影をしていると
斜面の中から、
なにやらカチカチという音が聞こえる。
「何かな?」と思って音のする方を見てみると、
草むらに隠れた穴の入り口で
こちらを向いて警戒しているスズメバチ数匹と視線があったのだ。
たまげた!
が、ここは慌ててはいけない。
定石どおりに静かに後ずさりし、
事無きを得たのだが、
あのときの異様な雰囲気は忘れもしない。
あんなに小さな生き物でも、
渾身の力で放つ警戒音は
あたりに異様な緊張を放っていたな。
先日のマラソン大会で
選手を襲ったのはミツバチとのこと。
ミツバチとスズメバチでは、
その攻撃能力は弓矢とマシンガンほどの違いがある。
スズメバチは、
その毒針で相手を何度も攻撃できるが、
ミツバチは一度針で相手を刺すと、
刺した部分に針を腹の一部ごと残して息絶えるのだ。
ただ、
残した腹の一部から
特殊な物質が空気中に放たれるため、
その物質が引き金となって
他のミツバチたちが攻撃を始めるという。
ミツバチの場合、
巣を分けるとき(分蜂)に
女王蜂が蜂球ができるほどの数の働き蜂を引き連れていくという。
その数は数千匹。
一つの集団の数はスズメバチより格段に多い。
そのため、
ひとたび攻撃が始まると、
とめどないのだろう。
幸い選手たちはすべて軽症だったらしい。
さすがに逃げ足は一般の人たちよりも早かったんやろね。
そんなニュースが流れた翌日には、
山菜取りの人がヒグマに襲われたというニュースもあった。
気の毒なことに
この人は亡くなったらしい。
くまは襲うときに相手の頭部を狙うという。
山友達の話では、
知り合いが山で熊に襲われ命を落としたときには、
顔の半分がなくなっていたとか。

おお~怖ろしい。

山で熊に出会ったときも、
目を見ながらそっと後ずさり、
これですな。

そして昨日のニュース。
大阪の柏原市で、
住宅地にイノシシが現れ、
次々と人を襲った後車に衝突したあと、
川に飛び込んであえなく頓死。
新聞記事によると、
府内の山中には
今なお10000頭のイノシシがいるとか。
そういえば、
大和葛城山に登ったときに、
斜面を駆けていくイノシシを
10mくらい先で見かけたなあ。
都会暮らしと思っていても、
案外近くに野生の危険は潜んでいる。
ちなみに、
データは古いけど平成3年に、
日本国内で野生動物が原因により亡くなった人は、
ハチ24人、くま17人、ヘビ8人と報告されている。

全部合わせても交通事故死の
0.1%にも満たない数ではあるのだが・・。

花見三連荘

2008年04月07日 23時20分12秒 | 最近の出来事
土曜日に、恒例の花見をした翌日、
家のことをしようと思っていたのに
あまりの花見日和に誘われて
夙川公園に桜を見に行った。
行くときの身なりの一つが
これ



写真じゃわかりにくいけど
桜模様のベルトじゃ。
誕生日にと
たま家にいただいた。
よくこんなの見つけますなあ。
気に入って
カジュアル系ではずっと
巻いてるよ。
あれ?
「巻いてる」かな、
「はめてる」かな、
「着けてる」かな?
ま、とにかく
「してる」

夙川公園は
西宮浜あたりの海岸近くから始まって
苦楽園まで川沿いに続く公園。
三キロくらいあるやろな。
桜並木が続いていることで
有名なところだ。
近くまで行くと
車の身動きが取れないだろうから
手前の西宮北口駅の近くの100円Pに車を止めて
阪急電車で夙川へ移動した。
予想通り
夙川駅前は花見客であふれ
歩道も人の波で渋滞状態だった。
桜を愛でながら歩き
川沿いを北へ向かったよ。
土手の道は
地道なので、人が歩くと
結構ほこりっぽい。

途中でたこ焼きを買おうと
並んでいるときに
すごい技を見た。
わしの後ろに並んでる客が
実に文句タレで、
たどたどしくたこ焼きを
ひっくり返してるおねえちゃんに
遅いだの、焦げてるだの
注文をつけまくっていた。
焦れば焦るほど
手元がたどたどしくなるのが
痛々しかったな。
そこへ、水汲みに行ってた
朝青竜ばりのお姉さんが
帰ってきて、
「どきな」といわんばかりに
鉄板の前に陣取ると
目にも止まらぬ速さで
たこ焼きをひっくり返していく。
一秒で3個はひっくり返していたな。
スローで見てみたいものだ。
後ろの客も
歓声を上げていたし
わしも拍手したいくらいじゃったぜ。

途中の橋の上からパチリ。



これで川の水がきれいだったら
ええのになあ。

苦楽園まで歩き、
阪急甲陽線で夙川へ戻り、
本線で西宮北口へ。
二日目の花見はこれで終わった。

そして今日。
昼ごろから振り出した雨も
夕方には小降りになったので
朝から計画していた
中央公園へ思い切って走りに行った。
たま練でおなじみの公園だ。
さすがに駐車場に車も2台ほどしか入ってなかったな。

今日の雨で桜もかなり散ったかな
と思いながら一キロほど走り、
芝生広場の周りの
桜並木にたどり着くと、

満開の夜桜



あえて凝った照明もなく
街灯に照らされただけの
桜だったけど、
やっぱり桜はいいなあ。
パーって咲いてると
元気が湧いてくるような気がする。

三連荘で桜を見に行ったりするのも
そんな力を貰いたいと
自分で知らないうちに
無意識に思ってるんやろなあって、
小雨の中、
満開の夜桜の下にしばし佇んで、
そんなことを考えておったら、
桜が応えてくれるように
急にザーって
風に花びらを散らしていたよ。

桜の季節もあとわずか。
ぼちぼちしっかり
バイクしなければなあ



花見

2008年04月05日 23時42分30秒 | 最近の出来事
多分、今日が最高の花見日和だろう。
夜桜花見が終わって
公園が静けさを取り戻した
午前三時にF井クンが
場所取りに来てくれた。
やってくるメンバーが
迷わないように
恒例の場所に
ロープで囲いを作り
ダンボール、毛布を
惜しげもなく放置。
彼の職業は、毛布屋さんなのだ。

バーベキューも豪華やで
まずはホルモン焼き。



そして、その後は
イカを含む海鮮焼き。
こんなサザエもあったよ~



話は尽きず、気がつけば
夜桜になってましたあ。




清明の頃

2008年04月05日 00時51分37秒 | 最近の出来事
4日は24節季で言う

清明

万物がすがすがしく美しい頃。
そやね、桜がちょうど満開。
芽吹いたばかりの緑も
すがすがしいなあ。
さて
5日は恒例の花見だ。
この花見も20年近く続いている。

メンバーを少し紹介しよう。

一番年下の
F井クンはいつも場所取り。
メンバーが変わらないから
いつまで経っても
一番年下のままだ。
「一生パシリやあ」と
嘆くF井クン。
でも満更でもなさそうやね。
20年以上前、
このメンバーで駅伝に出たときに
何故か選手宣誓をすることになったとき
「世界に羽ばたくイッチョカミ」
といった彼の宣誓は
今も語り草だ。

S藤さんは、焼肉奉行。
肉、バーベキュー台、炭
その他焼肉に関する用意は
すべてしてくれる。
昨年からホルモンに
目覚めてくれて、うれしいな。

T本さんは、酒大臣。
ポン酒でも、ワインでも、焼酎でも
この人が勧めてくれるお酒類は
間違いなくうまい。
ちなみに山ではコック長だ。

最長老は、E藤さん。
泉州マラソンを膝に水をためながら走り
現在、運動謹慎中。
リハビリライフについて
じっくり聞かせていただきましょ。

一年間、
毛虫に好かれ
暑さ、寒さにもじっと耐えて
ほんのいっときの春を謳歌する桜。
毎日は冴えないけど
いっときだけでも
世界を支配したように
咲き誇れるから
桜は幸せにゃんだろう。

この花見も
このメンバー達の
一年でもっとも輝く一日かもね。
楽しみじゃ!

砂棗(すななつめ)

2008年04月02日 23時58分01秒 | weblog
先日、「大地の子」を読んでいると書いた。

読んでいるといっても、
朝の通勤車で少しずつだから
まだ2巻の途中(全4巻)なのだが、
これまで読んできた中で
印象に残った植物が一つある。

「砂棗(すななつめ)」。

主人公が労改送りになった辺境の砂漠で
この花に出会った。
においに導かれるように歩いていくと
百里先まで香りが届くという
この植物が砂漠の中に
ぽつんと咲いていたという話。

主人公の
悲惨な灰色のような毎日の中で、
鮮やかな緑色と豊潤な香りが
浮き上がってくるような美しいくだりだ。

ところで、
わしはこの花の姿も
においもどんなのかをまったく知らない。
そこで、
この花のことを、
ネットでいろいろ調べてみることにした。
キーワードはもちろん「スナナツメ」だ。
ネット上には
図鑑のあるページや
植物に関する報告なんかもたくさんあるだろうから、
最初はすぐに見つかるだろうと
思っていたが、
これがなかなか見つからない。
文字だけで記述してあるページなら
いくつかあったが、
写真が全然ない。
個人のブログ、
通販、
学術研究のページまで捜して見たが、
どうしてもその姿に出会うことができない。

意地になって、
さらにあちこち渡り歩いているうちに、
どうやら、わしと同じように
「大地の子」を読んで
この植物の姿をひと目見ようと、
ネット上を漂流している人が
何人かいるらしいことがわかってきた。
同じようなことを考える人ているんやなあ、
と思いながら
その人の書き込みを見ていると、
香りのある植物を趣味にしている人で、
見ることがかなわない植物として、
正倉院の宝物の一つである香木
「蘭奢侍(らんじゃたい)」
とともに
砂漠に咲くこの「砂棗」の花を挙げている。
それほどまでに、希少なものなのかと
わしもその姿を見ることを
半ばあきらめながら、
次に「砂漠の植物」をキーワードに検索をしてみた。
そして行き当たったページの一つに、
ようやく小さな写真が載っているのに出会ったのだ。
グミ科のこの植物。
黄色い小さな実をいっぱいつけ、
根は根粒菌を持ち、
砂漠の土壌改良に適しているという
その姿に出会ったときはうれしかったね。

8年の歳月をかけて、
山崎豊子は「大地の子」を書いたらしいが、
きっと構想を固めていく中で
何度も現地取材をし、
ある時偶然に、
砂漠で香りを振りまくこの花に
実際に出会ったんだろうな。
中心のストーリーとは関係なく、
彼女がこの植物のことを取り入れて、
文字通り物語に花を添えているところからも、
この植物に出会った時の彼女の驚きが
推しはかれるというのは、
わしのあまりにも勝手すぎる想像だろうかねえ。