ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

庭の柊(ひいらぎ)

2005年11月26日 23時47分07秒 | 自然
我が家の小さな庭に植わってる木には、それぞれ思い出がある。
新築祝いにと金木犀(キンモクセイ)の苗木を二本くれた人はもうこの世にいない。
その木は毎年、だんじりの頃に金色の花をいっぱい咲かせ、
むせるほどの香りを漂わせはじめると、
人懐っこかったその人のことがいつも偲ばれる。
その話はまた別の機会にゆずるとして、
今日はそのキンモクセイの横に植わってる柊(ヒイラギ)の話を書こう。
今年も一杯花をつけたその柊(ヒイラギ)には楽しかった思い出がいっぱい詰まってる。
ちなみに“ヒイラギ”とは、葉っぱには刺があり、
刺さるとずきずきするほど痛いという意味の
「ひいらぐ」というのを語源にしているとのこと。
そのためか、侵入者防止のために生垣に使われることが多いらしいが、
我が家では家の新築当時、
おばあちゃんの知恵袋から、ここに植えなさいというお言葉があって、
植えたのが門の横。

侵入者防止の法則に従ってるじゃん!

このヒイラギ、
今では僕の背丈よりも大きくなっているが、
植えたときは葉っぱが数枚ついてるだけで、
手のひらに乗るほどの小さな苗木だったんです。
これを手に入れたのは愛知県。
当時、野草の写真撮影に興味があって、
今から22年前、友達と愛知県豊橋市の葦毛湿原という場所に出かけたときに、
森の縁に生えていたのを頂戴したものなんです。
季節は、サギスゲやミミカキグサの花がお目当てに出かけたときなので
多分8~9月でしょう。
当時は、まだ見ぬ野草との出会いのために、
その友達とほんとに道無き道、人知れぬ山中を歩き回っていました。
長野の山中で見つけたイチヨウラン、
三重の山で見つけたフタリシズカ、
滋賀で出会ったアズマイチゲ、
そして葦毛湿原では、氷河時代の名残といわれるサギスゲ。
そんないろんな思い出の一つひとつがそのヒイラギには詰まってるんだなあ。

実はそのヒイラギなんですがね、
ものの本によりますと、
老木になると葉っぱの刺が無くなって丸くなるとか。

人間と一緒ですね。

果たして我が家のヒイラギの
葉っぱが丸くなるのはいつ頃なのか。
生きてるうちに見届けることができるのかなあ。

PS 植物、とりわけ樹木の最期ってどうなんでしょう。
ひでりの年に水不足で立ち枯れた植物とか、
松くい虫にやられて枯れた松とかは良く見るのですが
(事実、緑道の入り口にあった柑橘系の木が
昨年水不足で立ち枯れたのをご存知でしょうか)、
寿命のため倒れた木というのは見た記憶が無い。
我が家のヒイラギ、生まれた年ははっきりしているから、
大事に育てて寿命を確かめるよう、
代々言い伝えておこうかな(^^;)

福知山マラソン

2005年11月25日 22時58分55秒 | マラソン

レースが終わって2日。
ようやく当日のことを振り返って
ここに書ける気分になりました。
たくさんの人に心配かけました。
心配メールや
励ましメールをくれたみなさん
ありがとうございました。
私は幸せ者ですわあ。
とはいえ、まだ気持ちはかなり
落ち込み状態。
とりあえず報告しときますう。
______________________________________

今年で第15回を迎えたこの大会に参加してきました。
毎年「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日
という勤労感謝の日に開催されるこの大会には
第1回大会以来、1回だけ抜けただけでずぅ~っと出場している。
だから、毎年11月23日は勤労感謝の日というよりは、
僕の場合「スポーツをたつとび、フル完走を祝い、
選手たがいに感謝しあう」
さしずめ、

「健康感謝の日」

う~ん、これは毎日かも・・(^^;)

しかあし

今回のマラソンは違った。
突然の不調に襲われ2度の失速をした。

それは20キロを過ぎた頃に突如やってきた。
突然の不調に襲われ、

超貧血状態

立ちくらみのまま走っているような感じで、
失速しそうになったけど、
併走しているミホちゃんから水や食料を補給してもらい、
なんとかこらえて走っていたら
25キロ付近で突如復調!

よっしゃぁ~!

もうこのままのペースでゴールまでいけそうだとひと安心。
再び、キロ5分のペースメーカーと
補給の手伝いを始めた。

ところが30キロ手前くらいでまた突然の不調が・・。
そしてもうそこからはゴールまで体が戻りませんでした。
残り5キロくらいをテクテク歩いてゴール。
結局、ゴール後もしばらく体と気持が戻らず、
正常になったのは帰りの車で神戸ぐらいまで来たところでした。

まったく「健康感謝の日」どころか

「不健康反省の日」

となってしまいましたな。

原因が原因だけに、
自分ひとりが暗闇に投げ出されたような気分。
参加した全員が完走し、
しかも初フルマラソン完走という仲間もいたというおめでたい大会だったので、
そんな雰囲気を壊さないようにするのが精一杯の大会となりました。

しばらくは様子を見、
練習を続けた上で
次回のレースで同じ症状が出たら、
今後の身の振り方も含めて考えなくてはいけないかも・・と思っている、
今日この頃なのです。


Qちゃん!

2005年11月21日 22時29分14秒 | マラソン

やりましたね。
あなたが背負うたくさんの期待と
大切な人たちの
切実な想いを背負って
見事に自分に勝ちましたね。
同じくマラソンをしている者には
ただこの日のために練習をし、
想像を絶する努力を重ねてきたあなたの
走っている姿はたまらなくかっこよかったです。
でももっと僕の琴線を震わせたのは
ゴールしてからのあのコメントでした。

「一度は辞めようと思った陸上でしたが、
ここに戻ってこれました。
夢を持つことで1日、1日充実した日々を過ごせました。
陸上に関係なく、
今、暗闇にいる人、悩んでる人、
1日でも三年後でも何でも目標を持つことで
一歩一歩、1日が充実すると思う。
どうか夢を持って1日を過ごしてほしい。
小学、中学、30代、中高年の皆さんも
24時間の時間は平等に与えられたチャンスの時間、
精一杯充実した日にしてください。
今日、みなさんのおかげで私はいい日になりました。」


年をとって、いろんな物事や感情にもまれてきた
中年のおじさんが言うならわかるけど
若干33歳の娘が言う言葉じゃありませんね。
Qちゃんが背負ってきたものがどれほど大きかったのか
痛いほど実感されますね。

テレビ画面の向こうで笑っていたQちゃんの
笑顔が涙でかすんだ優勝インタビューになりました







 


大阪サイクルモード

2005年11月21日 20時30分39秒 | トライアスロン
最新のロードレーサーやマウンテンバイク、
各種パーツやウェアを展示する催しが毎年、
南港インテックスで開催される。

CYCLE MODE in OSAKA



知り合いの自転車大好き人間に招待券をいただいたので、
19日に関西の自転車野郎が集まるこの催しに行ってきた。

しかし、以前から南港インテックスって土地感がなくて、
標識を見ながら運転してたら
なんとなく着いたって感じだったので、
今回はナビが大活躍。

そして、わかった!

インテックスに行くときは
道の標識にしたがって運転してはいけません。
どう言うわけかめちゃ遠回りになりますから。
今回のお出かけで、ナビが頭の中の地図を完成してくれた感じです。
新車がやってきて5日、
このほかにもナビを使っていていろいろ気づいたことがあるのですが、
それはまた後日に書くとして、
まずはサイクルモードの話を続けます。

この催し、以前はたしかサイクルショーと呼ばれていて、
今から15年くらい前、
トライアスロンを始めたばかりの頃に一度行ったことがある。
その頃は、
新しく誕生したトライアスロンという競技が
100年以上ある自転車の歴史を
劇的に塗り替えはじめていた頃でした。
今でこそショップで普通に見られるものの、
当時は、奇抜とも形容できるような見たこともない形や仕組みに
目がくぎ付けになってしまったっけ。

そしてその後も淀みなく進化を続けた自転車、
動力系ではエアロバーディスクホイール
コントロール系ではSTIシステムの誕生など、
この15年間にも自転車の歴史が大きく変わった。
そう、トライアスロンのオシャレなところは、
様々なシーンで、より早く、より競技を楽しむために
これまでの常識にとらわれない
合理的な進化を遂げ続けていることなんですな。
なかでも今回の展示の催しが語っていたように、
スイムシーンよりも、ランシーンよりも
バイクの進化はその真骨頂ともいうべきものです。
空気抵抗を極限まで追求したエアロダイナミックフォーム、
カーボンやチタンなど徹底した軽量化を目指した素材の追求、
長距離ライドのために体への負担の軽減を研究し尽くした
バイオメトリックデザインなど、
進化の粋を極めた最近のバイクは本当に美しく進化している。

今年の「サイクルモード」、
あの、劇的な変化を遂げた15年前の衝撃はなかったけど、
弛まない人々の想いの結晶がそこにはあったな。

訪れている人の数もかなりのもので、
僕が見る限り、

トライアスリートは2割くらい


後はマウンテンバイカーとサイクリングファンといったところ。
でも、日本じゃあまりメジャーな存在ではないといわれるバイクのファンが
意外に多いことに少し安心したのは、
きっと訪れた人々が共通に抱いた思いでしょう。

ブースは、シマノ、パナソニックなどの国産ブースから
ピナレロやスコットなど全部で40から50あって、
トレックのブースでは、あのランスアームストロングが
ツールドフランス7連覇達成を果たした瞬間に
パリのシャンゼリゼで乗っていたバイク(本物!)も展示されていた。

アームストロングのヴァイク!


ハンドルとサドルに触れてきたあ

それからキャノンデ‐ルのブースでは、
51.5kmのレースに出場した日本代表の選手が話しかけてきて、
しばしトライアスロン談義に花を咲かせましたなあ。

その人の愛用バイク

知りあいにもたくさん会って、
楽しかったサイクルモード。
カタログや粗品をいっぱい小脇に抱えて帰る道すがら、
「これから寒くなるからバイクは乗れないな、早く春が、
そして楽しい夏がこないかなあ」と思ったイベント体験でした。

ボジョレーヌーボー

2005年11月18日 22時54分17秒 | weblog

昨夜、正確に言えば今朝の午前0時以降
ボジョレーヌーボー解禁のニュースが全世界を駆け巡った。
ここ最近、毎年このワイン解禁のニュースが
秋の恒例風物詩のようにテレビで流れる。
このニュースを聞いたら

ああまた一年が過ぎたんやなあ

って思うようになりましたね。
これって、やっぱりフランスワインの
宣伝戦略のタマモノなんでしょうね。
(う~ん、見習わなくては)
だとしたら、バレンタインのチョコ、
ホワイトデーのマシュマロ、そして
節分の巻き寿司に次ぐ新しい宣伝成果ですねー。

何を隠そう私自身も
今日、Dエーで買ってきたボジョレーヌーボーを
飲みながらこれを書いています。(^^;)



ボジョレーヌーボーのボジョレーとは
フランスのボジョレー地方のことで
ヌーボーとはフランス語で、新しいという意味らしい
では、日本の酒メーカ―ももっと商売上手に
今年生まれた製品に

日本酒「灘」ヌーボーとか

焼酎「球磨」ヌーボーとか

て名づけて解禁日を決めて売り出せば
うまくいくかもね。
(もうやってるかなあ 僕が知らないだけ?)

でも、僕的には


ポカリヌーボー

とか

アクエリアスヌーボー

とかあればいいなあ。

そうや、あぶさん!
「ボジョレーウォーター」を売り出してはいかがですかあ?
え?うちはいつもヌーボーやて?
それは、しっつれいしましたあ。

今年のボジョレーヌーボーは
「歴史に残るほど出来がいい」らしいけど
何か毎年そんな言葉を聞いてるような気がするのは
僕だけでしょうかねえ?
さ、もう一杯飲んで寝よっと。


大和葛城山

2005年11月18日 00時10分49秒 | 自然

話を少し前に戻そう。
葛城山に行ったときのこと。
その日の葛城山は

真っ盛り


そんな山道を、
絨毯のように降り積もった黄葉の枯葉を
蹴散らしながら歩くのは何か楽しい。
子どもの頃、長靴を履いてわざと水溜りを歩いた時の
あの楽しさにどこか似ているなあ。 

ロープウェイ山上駅から少し歩くと
メインの登山道から横にそれて
自然観察路というのが設けられている。
一周約2kmの散策路。
春には、大阪では珍しいカタクリの花が咲き
多くの人が訪れるその道も
今の季節はほとんど人が通ることもない。
人が通らないからなおさら落ち葉は深く積もり
吹き溜まりでは足首まで埋もれてしまうほど深く積もっている。
落ち葉の上で記念撮影。



う~ん、森の人やなあ

枯葉の中にはたくさんの生態系がある。
蹴散らした中から現われる、蜘蛛とか
得体の知れない虫、虫、虫
幾重にも折り重なった枯葉は
虫の目線で見れば、さしずめ高層マンションなんでしょうねえ
赤、黄、茶色に色づいた落ち葉
腐って、葉脈だけ残してレース模様になった落ち葉
土になりかけている底の方の落ち葉
そこからキノコがはえ、落ちたどんぐりからは
新しい芽も出てきそうだ。

こうして自然は豊かになっていくんですねえ
きれい事ばかりを求める今の社会が
全然豊かじゃないのは当然といえば当然なのかなあ?

さて、
山頂には国民宿舎がある

葛城高原ロッジ

行く前にチェックしたHPによると
ここには、日帰り400円で入れる風呂もあり
登山者達のオアシスにもなっている。
しかし、もっと注目すべきは
ここでいただける、

様々な鍋料理


メニューは豊富で、特に鴨鍋が名物らしい。
しかし、一番気になったのは

山芋鍋!・・・注文した


葛城山麓で採れた山芋を
スプーンでつみれを掬い取るように
鍋に入れる。
ダシを適度に吸収し、熱が加わると
ホックリ固まる。

これは、うまい!

今年の冬は是非ご家庭でもおためしを!

帰りはまだ歩くので
風呂はこの次ということで入らずに
歩いて5分くらいの山頂に出た。

標高959m

(縦に走ったら約4分かかります)

山頂からの眺めは絶景でした。
東には畝傍山、香具山、耳成山の大和三山が見渡せる奈良盆地
西には大阪平野。
この日は、泉大津のアルザタワーも
はるかかなたに
見えていました。
条件がいいと関空も見えるらしいわ。
もっとも、この日は双眼鏡持参でしたがね。

ダイヤモンドトレールでなじみのあるこの山ですが
山の旅人となって出かけたその日は
ランニングとはまた違って
体全体、メいっぱい秋を満喫できた一日でしたあ。





 


我が家に新車がやってきた

2005年11月15日 23時46分16秒 | 生活

さよならサーフのあの日から約2週間
今日の大安の日に、我が家に新車がやってきた。



少し前までの天気予報だと今日は雨だった。

よりによって納車の日に

との嘆きは杞憂に終り、曇り空の中
午前中仕事を休んで車が来るのを待った。
考えたら今回の車で6代目のマイカーとなる。
初代はカリーナ、それからスカイライン、カムリ、カペラ、サーフと続き
6代目にして初めてのミニバン、「アイシス」に乗ることになった。
それにしても、納車のあった今日という日はいろんな記念日となった
まずは、皇室紀宮さまの結婚記念日
そして、ブッシュ大統領来日の日
しかも、嫁の母親の誕生日。
おまけにわが社の給料日。
そして、ちょっと人には言えない私のある記念日でもあるのですぅ。

まず最初に説明を受けたのが

ナビゲーション!

面白そうやあ
さっそく、そのあと

職場まで道案内させた

なかなか的確な指示じゃったなあ。

まあ、いじりたいところは他にもいろいろあるので、
くろうとクンを見習って
ボチボチさわっていくとするか!


面白い看板

2005年11月15日 00時50分53秒 | 生活

今まで見た中で、
面白いなあと思った看板はたくさんある。
トライアスロンでいった宮古島では
道端に

「すなかぎ くがに」

と書かれた看板があった。(写真)

 


これが横書きだったら
右から左に読んで
「苦いナスビを売ってるのかなあ」
と思って納得していたかもしれない。
(そんなわけのわからん納得もおかしいけど・・)
しかし、縦書き看板なので上から下に読むしかない。
意味、分からんでしょう?
これは、南の島に詳しい友達に
あとで聞いたら「素直な 子どもに」という意味らしい。

島んちゅの言葉を
さも読めて当たり前のように
きれいなゴシックで書くなあ!!
と私は言いたい。 (キッパリ!)

次に面白かったのが
先日、久しぶりに平日に代休を取って行った
葛城山の登山道にあった看板。
葛城山といっても、あの「ほの字」から登る和泉葛城山ではなくて
金剛山の北にそびえる、
標高959mの大和葛城山だ。
その山にあった看板が
何故、面白かったのかというと
見事に不親切な看板だったのです。
登山道を歩いていると道案内の看板に
「婿(むこ)洗いの池→」と出ている。
(これが問題の看板ではない)
ん?婿洗い?これはいわくがありそうな名前の池じゃな
きっと、この地方では嫁をもらうにあたって
山で修行をしながら
煩悩を洗い流すために
池で身を清めたりしたのだろう。
それとも、女房に逃げられた哀れな婿が
人目をしのんで自分でふんどしを洗ったという
悲しい逸話でもあるのだろうか。
などと、あれこれ思いをはせながら
黄葉の落ち葉で埋め尽くされた山道を
落ち葉を蹴散らしながら進んでいった。
イロハモミジ
ウリハダカエデ
ウリカエデ



 やがて尾根筋から一気に谷筋の道に下りきった時
前方に池があらわれた。
池の横には看板も立っている。
どれどれ、「婿洗い」のいわれはと読み進んでいった。
なになに、「この地方ではこの池の水で農業を営んでいた」
フムフム、大切な池なんじゃな。
「雨を降らせるために、この池に祠をたたきこわして投げ込んだ」じゃと?
乱暴なことするんじゃな。
で?
「その時どういうわけか、村に新しくやってきた婿養子が
池に投げ込まれてごしごし洗われ、半殺しの目にあった」ことから、
以来、この池が「婿洗いの池」と呼ばれるようになったとか。

納得できん!

「どういうわけか」とはどういうわけなんじゃあ
それが知りたいんやないかあ。
この池の水が、
地元の農業を支えていることも
雨を降らすために祠を投げいれたこともどうでもええんじゃあ!
わしは、何故婿を半殺しにするまで洗ったのか
そこが知りたいんじゃあ!

暮れはじめた山の谷あいに佇みながら

グレてやる!

と思わず叫びそうになった不親切な看板でした。


これが問題のその看板


滋賀県

2005年11月13日 18時30分44秒 | マラソン

滋賀県は何か広々していて好きな所のひとつです。

伊吹山

以前、花の写真撮影が楽しくて仕方なかった頃
滋賀県の伊吹山によく出かけました。
”イブキ”の名前を冠した花が多いことが物語るように
その山は近畿の山の中で、花の種類の多さでは群を抜いています。
イブキジャコウソウ、イブキトラノオ、イブキゼリ、イブキボウフウ
早春の雪解けの頃に出かけた伊吹山では
小さな花々が、摘みきれないほどたくさん
斜面一面に咲いていたっけ。(摘んだらあかんけど)

里山散策

自然をテーマに写真を撮り続けた写真家
今森光彦さんは滋賀県の里山をこよなく愛していました。
里、山、森、田畑、ため池、川、湖と変化に富んだ生態系の中で
動植物たちは、太古からの営みを続け
それを生きいきと描写した彼の作品は
見るものの郷愁をくすぐり
好奇心を強烈に刺激します。
特に湖西の比良山の麓に点在する里山は
カメラを持って散策して回ると、
一日があっという間に終わってしまうほど
豊富な自然があふれている
ただ、その世界ではあまりにも有名な今森氏気取りで
里山をめぐるのは少し気恥ずかしかったなあ。

アイアンマンジャパン

今の趣味のスポーツの関連では、
滋賀県といって一番最初に浮かぶのが
「アイアンマンジャパン in LAKE BIWA」
これは日本最高峰のロングトライアスロンの大会で
毎年10月の満月に一番近い土曜日に
ハワイで開催されるアイアンマン世界大会の予選にもなっていました。
トライアスロンを始めた頃は
「いつかは琵琶湖へ」を合言葉に練習をしていたものです。
しかし、他の大会での誇れる実績がなかったので
結局5年間以上出場を拒み続けられ
ようやく北海道のロングのレースで好成績を収めた翌年
琵琶湖近隣市町村の思惑が揃わず
その大会は中止となってしまいました。
結局、僕の出場の夢は果たせずに終わりましたが
出場していた友人の応援で何度も滋賀県を訪れました。
彦根、長浜、湖北、伊吹山麓を舞台に
広々した景色の中を、颯爽とバイクで巡る選手の姿は
本当にかっこよかったなあ。

琵琶湖駅伝


今年に入ってから、3月にラン、5月にバイクと
琵琶湖を一周する練習に何度か出かけています。
いずれも、春の琵琶湖を満喫する旅としては
最高のイベントでした。
そして、昨日12日と13日は、選手5人で襷をつなぐ
琵琶湖一周駅伝にも出場してきました。
この駅伝の全行程は200km。
僕が走ったのは、4区間50kmで
順位をシビアに争う大会ではないため
最近仕事が忙しくて出来ていなかった
ロングの練習のつもりで走りました。
秋真っ盛りの琵琶湖もまた風情たっぷりなんでしょうが、
走ったのは、ほとんどが暗闇の中でしたので
残念ながら景色を楽しむことはできませんでした。
代わりにというのもなんですが
久しぶりの友人たちに会うことができて
みんなの元気な様子にひと安心。
しかし途中、メンバーの一人が膝を故障し
全く走れなくなってしまい
残りのメンバー4人でタスキをつなぐことに・・・
おかげで予定より10km多く走ってしまいましたが
今年3回目の琵琶湖一周に
大満足した秋の休日となりました。


素朴な疑問 ~コンビニ編~

2005年11月06日 21時21分06秒 | 生活
息子が一年間コンビニでバイトをしていた
親父の私に似て シャイで人見知りのする性格で

「しゃっせ~」

「とざいます!」

とか大きな声で言えるのだろうか
(注:「しゃっせ~」は「いらっしゃいませ」
「とざいます」は「ありがとうございます」です念のため)
などと心配していたが なんとか無事にこなしたようだ。
今、息子は長野にいるのだが
親父としてはもっと長野らしい バイトをして欲しかったなあ
「リンゴもぎ」とか「信州そば打ち」とか・・
まあそれはさておき
そのコンビニ店員息子から聞いた話を元に
最近感じた疑問を二つ。

疑問その1

レジで決済をする際、
是非店員の指先を見ておいてもらいたい。
バーコードを ピッ、ピッとやったあと
最後に レジのボタンをポンと押す瞬間に注目だ。
実は、そのポンのときに押すボタンが
男の客と女の客で違うのだ。
男性がよく買うもの 女性がよく買うもの
の統計を取っているらしい。
じゃ、カバちゃんはどっち?
て、おもわずつっこみしたくなりますが
話はまだここからで
その男、女のボタンはさらに細分化されていて
男40歳代、女30歳代という風に
年代まで区別されるように配列されているらしい。
じゃ、僕の場合、何歳代のボタンを押されてるの
というのが、一つ目の疑問なんです。
どうですか、これを読んだ女性のあなた
もう、コンビニレジで店員の指先から目が離せなくなりましたね。
でも、間違っても 10歳若く打たれているなら黙っていて
10歳プラスされて打たれていたら

「あんた!間違ってるわよ」

なあんて抗議しないように
しかし、興味あるよなあ
誕生日がきたら50歳になるというとき
昨日とその日で押す場所が変わっていたらこわいなあ
なんぼなんでもそこまで情報流出してないやろなあ

疑問その2

その日のコンビニは空いていた
客は僕一人
店内をいつものルートで散策
順序はたいがい 本→飲み物→おつまみ→パン→おやつ なのだが
この、パン→おやつの間にレジ前を一度通過する
その日もいくつかの商品を抱えて
おやつに向かってレジに背を向けたその時

ピッ!

背後でレジを打つ音が
振り向くと、店員の視線が僕のかごに・・
さては、商品をみながら 先にレジを予測打ちしたのではないか
それが、その時感じた疑問なのだ
いつものルートどおりだと このあとはレジに来るはず
あのカゴに納められた数本のチューハイは
先に打っといてやれとでも思ったのだろうか
それとも、先の性別年代を先に打ち込んだのか
確かめる方法はひとつ
チューハイをレモンからグレフルに 取り替えに、
お酒コーナーへ
するとその時またしても背後で

ピッ!

ちっ、早まったか
という コンビニ店員の心の声が聞こえたと思ったのは
僕の勘違いなんだろうか?

以上、コンビニにまつわる僕の
最近の疑問でした。
しょうもない話を長々とスンマソ