ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

疲れたあ~

2009年05月30日 21時33分27秒 | トライアスロン

今日は意を決して
バイクロングライドを敢行した。

ロングに乗っていると
バイクのメンテナンスの
小さなことが気になるもんだ。
前から気になっていて
次の走行時には
きちんとして出発しようと思っているのに
早朝に出発するから
慌しく。ついつい忘れてしまいがちなのだ。

ひとつは、ディープリムの
延長バルブの先が
タイヤの回転ごとに
カチカチと音がすること。
接地時に地面からの衝撃で
延長バルブに仕掛けられた
本来のバルブを閉める
小さな棒のようになった部分が
前後して音を発するのだ。
対処方法は
空気を注入後
延長バルブ空気口を
ビニールテープで
固定しておくことだ。

これが鳴り出すと
常にカチカチという音が
またぐらあたりから聞こえてきて

うっとうしい

集中力をそがれるんだよね。

もうひとつも、音。
路面の悪い道をこいでいると
ブレーキワイヤーのガイドが
ハンドルに取り付けた
エアロバーの下部に
パタパタあたって
これまたうるさいのだ。
対処法は
エアロバーの下部に
何かを貼っておくか
走行に支障のない範囲で
ガイドを固定しておくことかな。

これらの音は、走行にさほど
問題があるわけではないが
そんな異音に気をとられて
重大なトラブルの兆候に
気づかないことが怖いから
できるだけこういうことは
排除しておきたい。

そんな、ちいさなストレスを感じながら
今日は150キロを漕いだ。
7時間かかって、へとへとになりました。
まだまだ修行が足りまへんな



帰ってきてのシャワーが
なんと心地よかったことか。

早朝から出かけたので
まだ今日の休日は
時間的に余裕が残っていた。
なので、
今度は自動車で出かけようとしたときだ。

フロントガラスの助手席側部分の下部に
白い線があった。

この前まで。
鼻がグズグズいってたので
くしゃみをしたときに
飛んだ鼻水が
乾いてパリパリになっているんだろうと思って
取ろうとしたけど

取れない

で、もう一度よくみてみると
どうやらひび割れが
出来ているようだ。



げげげのげんたろうだ

すぐさま、ディーラーで働く
連れに電話をして
駆けつけた。

よくみると、ヒビ割れの
一番下のところに
飛び石を受けた痕跡が・・・

全然気がつきませんでした。

結局、ガラスの手配に
時間がかかるから、
今日はこのまま乗って帰ってください。
だと。

もしひび割れがパリパリと
音をたてて
広がってきたらどうするの?
バリンと割れたら
運転者がガラスまみれになるんでないかい?
などと、そちらに気をとられてしまうやん。

もはや、バイクの異音どころではない。
フロントガラスのヒビは
しばらくの間ストレスになるやろなあ。


明日は、我が社の社長を決める
投票が行われる。
朝、5時半に家を出て
深夜0時過ぎまでの出勤となるだろう。
車通勤は必須だしなあ。
乗っていかないわけにはいかない。

フロントガラスのヒビも
会社経営の亀裂も
これ以上大きくならないことを祈っておこう。



もう来週は6月

2009年05月29日 23時20分47秒 | 生活
五月がまもなく終わろうとしている。
距離はつけていないけど
バイクは300kmくらいだったなあ。
ランは200くらいかな。
スイムは、う~ん
5キロくらい?

昔のまるで2分の一やなあ。
来月は、頑張らねば
このままでは
皆生完走はあやうい。

とりあえず、あしたは
バイクを150キロ乗ろう。

大好きな夏が
もうそこまで来ている。
海にも生きたいし
山にも行きたい
いっぱい楽しみたいね。
そうして
夏を楽しむためにも
今の時期はトレーニングに耐えねば~。

あした晴れますように

子どもの写真

2009年05月28日 22時52分11秒 | 仕事

来月号の表紙の写真をどうしよう。

我が社の社報では
特集のテーマや
季節に合わせて
いつも子どもたちの写真を
表紙にしている。
来月号のその表紙の写真で
編集者たちが困っていたので
ここんとこ直接取材から
遠ざかっていたけど
久しぶりに現場に出て
写真撮影をしてきた。

保育所での、子どもたちの
夏野菜のお世話と収穫がテーマだ。

久しぶりの現場は楽しかった。
子どもたちの写真を撮ろうと
カメラを構えると
みんな決まってカメラの方をみて
ピースサインをするので
往生する。

そこで用いたのが
ファインダーを覗かずに
お腹のあたりにカメラを構えて
話をしながら撮影をするという手法だ。

これだと、子どもたちの
素直に生き生きしている写真が
撮れるだろうと試してみた。

子どもたちの輪の中に入って
漫画やお笑いの話を交えながら
素直な笑顔をとる手法として
ある新聞社の写真部長に聞いた手法だ。

夏野菜を前に
いきいきと目を輝かせている写真を
撮りたかったわけだ。

しかし実施やってみると
これが非常に難しい。
テンションを高めて
子どもたちの素直な笑顔を引き出しながら
カシャカシャシャッターを押してみた。
100枚くらい撮影して
つかえそうなは
2枚だけでしたが、
そんな2枚のうち1枚が
6月号の表紙になりました。
たまには現場もいいもんですねえ。


旅の余韻

2009年05月27日 22時44分32秒 | 自然
いろいろ盛りだくさんの企みをしていた
「奥さんの細道」で、
実はもうひとつ
あわよくばじっくりやってみたいと
考えていたことがある。

バードウォッチング

それも、春の山でさえずる小鳥たち
といったものではなく、
もっと大物の鳥だ。
特に、上越から黒部にかけては
運転をしながらもキョロキョロしながら、
その鳥を探していた。

もうお察しはつくと思うが、
放鳥後、滑川市や黒部市で
生息している痕跡があるといわれている、
学名ニッポニアニッポン、
そう

「トキ」

である。
田植えが済んだばかりの水田なんかは
格好の採餌場だろう。
宇奈月に向かう扇状地は
散居村で有名だが、
そんな点在する屋敷森を
取り囲むように広がっている水田では
特に目を皿のようにして探していた。

結局、
そんな超ラッキーに出くわすことも無く、
トキの姿を見ることはかなわなかった。

砺波の散居村を車で走っているときに、
屋敷の西側にばかり
木が植えられているのは
西風が強いせいなのかなあなんて話してたら、
そのことが、
旅行から帰った翌日の夕刊に
解説写真つきで大きく載って、
一気に問題が解決したのに
驚いたことがある。

そして、今朝の新聞では
この「トキ」の話が、
一枚の写真とともに掲載されていた。

佐渡島で昨年秋に放鳥された10羽のうちの
1羽が巣作りをしているのが
確認されたとのことだ。

このトキはオスで、
営巣してもカップルが出来る可能性はないという。

なんというむなしい努力なんだろう。
せつない繁殖本能というほかはない。

昔、奥さんの両親が
三重県に住んでいた頃、
家の周りに蛍がたくさんいた。
車のハザードを点滅させると、
無茶なくらい集まってきたのを覚えている。
当時、保育所に通っていた息子のためにと、
そんな蛍を数匹捕らえて
保育所に持っていってやったら、大変喜ばれたものだ。

遠い地にまで連れてこられた蛍たちも、
幼児たちの好奇心を盛大にくすぐったのだから、
本望だろう。
役目を終えて帰ってきた蛍を、
家の近くに放してやったら、
うれしそうに飛んで行きよったが、
それを見ていて悲しくなったことを
今日のトキのニュースを読みながら思い出した。

相手もいないのにせっせと巣作りするトキと、
相手もいないのに求愛のために
点滅を繰り返しながら飛び去っていく蛍がダブる。

蛍はよしんば、どこかで別の個体に出会ったとしても、
産卵できる清流などはこのあたりにはない。

いずれも、哀しい運命、
せつない本能の行動だ。


キトキトには出会えたが、
トキには出会えんかった奥さんの細道。

先日の旅サラダ(朝日放送の番組)で
ラッシャーが訪れていたのも
富山湾沿いの
射水市だったし、
新聞でも立て続けに
その時の訪問場所が取り上げられることが
多いのには、首をひねっている。
そのうち、蜃気楼や
ホタルイカの話もでてくるかもしれませんな。

だから
まだ何かと身の回りに
旅の余韻が残っているような気がするのは
毎日ワタ入りのイカをつまみに
一杯やっているからだけでも
ないんだよねえ。

抗議

2009年05月26日 23時01分00秒 | 最近の出来事
歯医者がいよいよ大詰めを迎えている。

親知らずの抜歯から始まって
奥歯の治療。
最終的には奥歯に
かぶせを取り付ける作業なのだが
もう通い始めてかなりの
月日が流れている。

行く度に
「何か変わったことはございませんか」
と決まって聞かれるので
たまには、
「治療を始めた頃に花が咲いていた
庭のグミの木に、実がなりました」
なんていってやろうと思っているのだが
テンションアゲアゲの時でないと
それはなかなか言えないっすね。

それよか、最近
あごの関節がどうも痛いので
そのことを訴えてみると
以前に撮ったレントゲン写真をみながら
「doironさんの場合は
あごの関節が
少しすり減り気味ですねえ。
スポーツをしているから
かみ締めることが
多いのでしょう。」と見立ててくれた。

確かにスポーツをしてはいるが
瞬発的なものはウエイト時くらいで
およそそれはあたらないだろう。
どちらかといえば
スーちゃんの介護やらで
日常生活で歯を食いしばって
耐えていることの方が多いかもしれない。

いずれにしても、
あごの関節を駆使しているので
必要なら、治療用のマウスピース
なんかもありますが・・・といってくれたが
しばらく様子を見てみましょうと断った。

今日は治療の際も
あごに気を遣ってくれて
はい、あごを休めてください、と
時折休憩を入れながら
繊細な治療をしてくれた。

しかし、しかしである。
最後に、型を取りますからね
とやってきた若いスタッフが
めちゃめちゃ下手だったのだ。

あごが痛いというのに
大きな口を何度も開けさせられ
挙句の果てに
二回も型取りに失敗しよったのだ。
あごもいよいよ限界であるし、
練習時間をどんどん削られていくのが
腹立たしかったので
3回目を申し出てきたときには
「あごが痛いから次回にしてくれ」と
憮然として言ってやったぜ。
あごよりも、本当は
練習時間を削られるほうが
痛かったわい。

無駄な時間を一時間近く費やされたことと
世論を無視した
北朝鮮の核実験に対して
断固と抗議するdoironなのであった。

(同レベルかいっ)てか

塩素の仕業

2009年05月25日 22時00分09秒 | 生活
昨日の3000mスイムのせいで、
鼻がズルズルです。
今日も、近所をランしてたら
いつの間にか

タラ~

どうしてこうなるのかなあ、
やはり消毒用の塩素の仕業ですかねえ。
でもそんなに鼻に
プールの水が入っているようにも
思えないけどなあ。

今、歯医者通いの期間中で、
奥歯を仮づめしているので
噛み合わせが合わないみたいで、
あごの関節もおかしい。
なので思いっきり鼻がかめません。
常に鼻が詰まっている状態なので、
口で息をしているもんやから、
のども荒れて咳が出がちなんです。コンコン

新型インフルエンザが
なにかと話題になっているこの時期に、
鼻をズルズル、
咳をコンコンしていると、
周りの人の注目を浴びてしまうよなあ。

これで、マスクをしないで
電車にでも乗ろうもんなら、
きっと非国民扱いやろなあ。

奥さんの細道で、
日本海方面をうろうろしているときは、
いくらでもマスクが売られていたのに、
大阪ではすっかり品切なんやね。
気を利かして購入してくればよかったなあと、
後悔しています。

そこで、はたと気がついた。
長野の息子に、
近所のお店でマスク売ってたら
100枚くらい買っといて
と昨日連絡したのですが、
あちらでももうかなり品薄なんだそうです。

「ガーゼマスクは売ってるけど・・」
て言ってたけど、それはどうだろうなあ。
「不織布マスクを見かけたときでいいから頼むわ」
と言っておきました。

ここんとこ、
仕事でインフルエンザに振り回されてます。
しかし弱毒性だし、
1957年以前に生まれた人なら
免疫がある可能性もいわれています
(ちなみにわしは1956年生まれです。セーフですかね)
からそんなに過敏にならなくて
いいんやないかなあ。

もう、マスクじゃ
蔓延は防げんでしょうしね。

それより、もうこうなったら
いっそ罹患したほうが、
この冬に予想される
大流行の何よりの予防に
なっていいかもしれまへんで。

トレライフバランス

2009年05月24日 21時36分53秒 | トライアスロン

この週末のトレーニングは、
バイクとスイム。

バイクは土曜日に、
100キロ超を目指して出発。
100.2キロを漕いだ。
親がああいう状態なので、
家で何があるかわからないから、
遠出は出来ない。

常に背中に入れた携帯に
気を配りながら、
近所の山方面をぐるぐる回った。

主な登りを4本攻め、
目標どおりに100キロを超えたものの
反省点は多々ある。

ひとつは、
自分の身体との対話が十分出来ていないこと。

この日、家を出るときに
ボトルを積み忘れたが、
遠出をしないので
まいいかと思って出発していた。
50キロほど漕いだところで、
走っている友人に遭遇して、
ボトルのゲータレードをもらって飲んだとき、
思いのほか体が
水分を欲していたことに気がついた。

今の季節で、
街中を走っているからいいようなものの、
真夏に山に行ってるときなら
しゃれにならん状態である。
真夏に激しい運動をする
トライアスリートは、
常に自分の体の状態を
冷静に把握しておかねばならないというのに、
これは重要な反省点としなければなるまい。

もうひとつは、
80キロくらいまでは、
けっこう気合を込めて漕いだものの、
残り20キロが惰性となってしまったことだ。
これは、
目標を距離においていたからかもしれない。

自分が練習に割くことが出来る時間と、
残り距離を考えたときに、
若干余裕があったことで、
気持ちを抜いてしまったのが、
今思えば残念でなのである。

限られた時間と環境の中で、
最大限の努力をしたと
自分に言い聞かせられることは、
レースの辛いときにも
非常に大きな支えとなるし、
そうして自分を作っていくこともまた、
トライアスロンの魅力なのである。

なのに、貴重な練習時間の中で
気持ちを抜いてしまったことは
大いに反省せねばなるまいて。

「最大限の努力」といっても実は奥深い。
自分の中の価値観と照らし合わせて、
何を選ぶかによって大きく変わる。
もちろんトライアスリートである前に、
ひとりの人間として
大切なことは優先すべきであろう。

仕事、家庭、友人、その時々で
優先順位を頭の中で整理していかねばならない。

そんな自分なりの価値観の中で
「最大限の努力」は決まるわけである。

そしてそれは人によって異なるため、
あくまでも自分の心を
しっかり見据えておかねばならない。

トライアスロンは自分の身体との対話、
心との対話のスポーツだといえば
大げさに聞こえるかもしれないが、
長時間に及ぶスイム、バイクの恐怖心との戦い、
過酷な気象条件との戦いの中で、
自分といやでも向き合わされるわけだから、
やはり日ごろの対話が大切であることには違いはない。

なんて書いても
いささか、自分の中の
深い部分でのトライアス論なので、
わかりにくいかもしれませんが、
気にせず読み流してちょ。

日曜日,つまり今日
は、午前中の仕事のあと、
3キロスイムを実施した。

途中、
マスターズでいつもばりばり泳いではる女性が
後ろに付き、
1000mくらいドラフティングしていたので、
いい刺激になった。
そのひとは結局1500mくらい泳いだだろう。
ラスト300mくらいでは、
脚にタッチされて、
先行していただいた。

う~ん、情けないっちゃ情けないが、
わしの泳力ならいたしかたないところである。

結局、3キロに要した時間は
1時間10分18秒。
タイムはだいたい予想通りだったし、
3キロ泳いだという充実感を、
また次のステップアップに
つなげていけばよかろう。

あと残りのトレはランなのだが、
今夜はセイゾー君との肝トレが優先である。

充実した楽しい時間を
過ごさせていただきましたわい。

最近は、
仕事と人生のバランスという意味で、

「ワークライフバランス」

という言葉がよく叫ばれるようになってきた。

そのために必要なのが

「エンパワーメント」

だといわれているが、
そのことはまた次の機会に書く事にしよう。

練習にかなり多くの時間を
必要とするトライアスロンは、
さしづめ

「ライフトレバランス」

が必要なスポーツであると
最近しみじみ思っている。


山猫裁判長

2009年05月23日 22時18分42秒 | 最近の出来事

「あした、めんどなさいばんしますから、おいで
んなさい。とびどぐもたないでください。
       やま猫 拝    」

山猫裁判長から、こんなはがきを
もらった、かねた一郎君はよろこんで
家中をとんだりはねたりしたり、
山猫のにゃあとした顔を
思い浮かべて、よるも眠れなかったそうです。

宮沢賢治の童話集、

「注文の多い料理店」

の冒頭に置かれた
「どんぐりと山猫」の一節です。

このはがきをもらった
一郎君は、喜び勇んで
どんぐりたちのもめごとを
解決すべく森の中に分け入って行く
わけです。

5月21日から始まった
裁判員制度のことを耳にするたびに
わしの頭には
この童話のことが浮かんでくるのです。

知り合いに、
裁判員の候補者に選ばれた人がいて
その人が、うれしそうに
通知をみせてくれたことがあります。

「受けるの?」
って聞いたら
「そりゃあ、もう、こんな経験を
逃す手はないっしょ」と
実にうれしそうでした。
「どんぐりと山猫」のことは
そのときから、浮かんでいて
「かねた君みたいやな」って
言ってやったら
キョトンとしていたっけ。

山猫の裁判の内容は
大勢のどんぐりたちが
「頭の尖ったどんぐりが一番えらい」
「頭の丸いのがえらいんだ」
「大きいのが一番えらい」
「押しっこの一番強いのがえらい」と
みんな口々にいって
収拾がつかないのに
困り果てた山猫が
かねた一郎君に
助けを求めたものでした。

この裁判、かねた君のある
提案で、一気にかたがついてしまうという
ストーリーなんですが
人間をどんぐりになぞらえて
人間のおろかさを
描いていると
知ったかぶりして書くのも
考えすぎで
おろかだと思わせるほど
見事にファンタジックな作品で
大好きなんです。

今の司法制度では
裁判官は、膨大な法令と照らし、
これまた膨大な判例に沿って
判決をくだしていくわけですよね。
これだと、客観的な要素が大で
人が人を裁くということの
重圧を軽減できるでしょうが、
裁判員は、やはり
主観的な要素を求められる分
しんどい面もあるんやないかなあ。

もしわしが裁判員になったら
かねた君みたいな
大岡裁きはできないかと、
そんなことばっかり
考えてしまいそうじゃな。

そのときは、是非
裁判所からの呼び出しには
冒頭の一節を書いといてほしいもんだ。


味の素

2009年05月22日 22時02分14秒 | 生活
何を隠そうわしは味の素っ子なのである。

子どもの頃は、
お皿に味の素を盛って
おかず代わりに舐めていたこともあったぐらいだ。
今は、さすがに
舐めたりすることはないが、
玉子焼きの卵には必ず入れているし、
水ナスや漬物なんかにも
大量にふりかけて
奥さんにしかられたりしている。

仕事でも
かつて所属していた部署で、
工場見学の企画をさせられたことがあり、
そのときも
迷わず味の素工場の見学を企画し、
たくさんの人を連れて行ったりしたものだ。

そのときに、
味の素っ子のわしは、
興味深々で
工場の関係者に
いろんな質問をしたことを覚えている。

そのうちのひとつが、
「味の素のうまみ成分である
グルタミン酸ナトリウムは
化学的にも製造できると思うのだが、
そうしているのですか」
という質問だった。

それに対して、
担当者の答えは
「それは確かに可能なのですが、
食品なので、
そういう製法を用いているというのは
印象が悪いので、
我が社はすべて自然食品を用いています」
というものだった。

さすがのさっちゃんである。

味の素っ子のわしには
理想的な回答であった。

当時、
グルタミン酸は鰹節(削ってないもの)の
表面に吹いている
白い粉のことだと思っていたので、
鰹から抽出しているものだと思っていたが、
どうだったのだろうか。
今はサトウキビを醗酵させて
製造しているらしい。

そんな味の素社は
最近は、
「あしたのもと、味の素」
をキャッチフレーズに宣伝を
展開している。
そしてホームページをみてみたら
なんと一昨日、5月20日に創業100年を迎えたらしい。
結構タイムリーにWEB訪問したわけだ。

今でこそ資本金8000億の
大企業であるが、けっして
これまでずっと順風満帆だったわけではない。
あるとき、
売り上げが伸びないことから、
社員から売り上げを伸ばすための
アイデアを募ったところ、
味の素のビンの穴を大きくする方法で
売り上げがぐっと伸びたというのは有名な話だ。

人間の必須元素のひとつに
ヨウ素(元素記号:
I)がある。
高校のとき、
生物の先生が言ってたのを覚えている。
この元素は海草から摂取できるらしいのだが、
海草をあまり食べない欧米人のために、
かの地で売られている味の素には、
ヨウ素(I)が含まれているんだということも
その先生が教えてくれた。
その話が本当かどうか知らないが、
この先生もきっと味の素っ子だったのに違いない。

しかし
I(愛)をまぶした味の素、
あるなら是非食してみたいもんだ。