ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

安土だ城 5

2014年10月25日 21時49分22秒 | ウォーキング

大手口のところに戻ると、
りっぱな休憩所があった。



なかには安土城の1/7の模型が置かれ、



奥には座って休憩できるイスと
テーブルが数セット置かれてある。

doironが入った時も数組の
サイクリングらしいグループが座り込んでいた。

駅前の無料駐車場に次いで、
好感度のメーターがググッと上がったな。

ここらで歩き始めてから約3時間。

時刻は13時を大きく回っているので、
お腹が空いてきた。

しかし、その周辺にはお店などもなく、
広々とした田園地帯が広がっているだけである。



すきっ腹を抱えて、このコースで唯一の食堂である

「文芸の郷レストラン」

に向かった。

山歩きの時は基本的に弁当を持参し、
街歩きの時は外食にしているのだが、
食堂関係ももう少しリサーチしておいた方がよさそうだ。

剥げかけた導きペイントや



遠くに見えているのに
「すぐそこ」と書かれた嘘っぱち看板に沿って、



田園地帯を進みJR琵琶湖線の線路をくぐると、
立派な「安土城考古博物館」が
こんな小さなdoironの目にも飛び込んでくる。



かなり立派な建物だ。

もし立ち寄ったらおそらく建物内を全部回るのに、
どんなに早くても1時間はかかるだろう。

団体バスもたくさん来ているようだし、
ここはdoiron苦手の大混雑を避けてスルーすることにした。
もともとお目当ては、何といっても
「文芸の郷レストラン」だったしね。

それはこの博物館や展示館、





スポーツ施設のある複合エリアの
少し奥まったところにあった。

メニューを見てはげしくひかれたのが



「戦国焼定食」と「安土御膳」。

結局、空腹感と品数の多さで後者にした。



えー、トレイの中に何やら銀色に光る物体が乗っていますが、
良い子のみんなは深く考えないようにしようね。

食事中・・・食事中・・・。

さて、お腹がいっぱいになったところで、歩行再開だ。

外に出たところで、記念写真をパチリ。



比較的スズメバチの脅威が少ない街歩きなので、
この日の服装は全体に黒っぽくしている。

公園の東側の遊歩道を南下。



薬師霊場である桑實寺(くわのみでら)との
分岐近くにはこんな道標が立っていた。



もう時間も時間なのでその寺には行かず、
駅方面に向かって歩くことにした。
そのコースからは、先ほど登ってきた
安土山が田園の向こうにそびえていた。



この景色が、本日一番印象深い景色だったかな。

これからは、歩行をしたときに
一番印象に残った光景を
「ベストシーン」と名付けて紹介することにしようと、
その時思った。

このベストシーンが、
導きペイントのモデルになっているに違いない。



おっ、これは面白い。



標語の頭の一文字が
「とまと」になっている。

大変よくできました。

妙にしっかりした「飛び出し小僧」や



「飛び出し信長」、



「飛び出しビール」(?)



を眺めながら歩いていく道には、
こんな名前が付けられていた。



「びわ湖よし笛ロード」。

そう今回は近くに行かなかったけど、
「西の湖」は琵琶湖周辺地域の中の
最大の「よし」の生息地域だそうだから、
こんな名前を付けているのだろう。

いくつか点在する地蔵を眺めながら、





住宅地の細い道を歩いてようやく駅に到着。

今回の歩行距離は、約12キロ。
昼食時間も入れて4時間半の旅でした。

安土の空は高く、琵琶湖を渡って流れる風は心地よく、
遠い戦国時代の湖東の喧騒を思い描きながら
歩いた楽しい時間でありました。

「安土だ城」、終わりだじょう~。