ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

大阪マラソン2016応援

2016年10月31日 21時15分43秒 | ウォーキング

昨日は大阪マラソンの応援でした。

あさイチの電車に乗って
ジム友と森之宮へ。
前回この大会の時は
脳こうそくで退院直後の身でしたので、
パスしたんやったっけなあ。

一年生き延びたものです。

今回は無事元気に
駆けつけることができました。

思えば、この大会も走らなくなってから
始まった大会ですねえ。
今回は第6回大会ですが、
4回は応援に来ています。

応援カ所はスタート直後と
10キロとバーンと飛んで
30キロと41キロの4か所です。

でもねえ、応援といっても
前半はあまり選手に気づけなかったねえ。
何人か沿道近くを走っていたひとには、
会えたのですが、人が多くて
写真なんてとてもとても。

ようやく30キロで事前に気付いた
I原さんのみシャッターを
向けることができました。



え~大変頑張ってはりました。

いやあ、それにしても応援も
大変ですわいな。
電車での移動もめちゃ混雑で大変。
もう、すみのえからの
ニュートラムなんて
満員電車の1.5倍は
乗ってるんじゃないかという混雑ぶり。

振り上げた手が下せず、

「むむ~これは走るほうが楽なんじゃないか」

と思わせる超混雑ぶりでした。

高齢者には応援も大変です。
それにねえ近頃は応援してても
年齢をよく感じます。

だって、仮装で走ってくる人いるでしょ。
今回はポケモンGOの服や
ディズニーの衣装で走る人も多くて、
よこで応援している町の人たちが

「あ~何とかキングやあ」

とか

「何とか姫やあ」

と名前を連呼しているんですが、
それが全然わからなくてねえ。

最近よく知ってる
「ピコ太郎」なんかだったら
わかるのですが、
これは見かけませんでした。
いましたか?

ジム友達は、まったく予想通りの
タイムに1分も違わずにぴたりとゴール。
とりあえず目標の4時間は切れたようです。

痛いところもありますが、
痛み止めを飲んで、
塩分補給を塩飴でして、
栄養はちょっと買ってきた
高級ゼリーで、
水飲みすぎてお腹が疲れたら
胃薬飲んで、
ランニング後は消炎鎮痛剤で
と聞いてほめてあげました。

「くすりづけやあん」ってね。

終了後は、選手出口で
知り合いチェック。

ああ、この人もまだ元気で
走っているんですねえ
という人もいっぱいいましたよ。

でも、昔サブスリーを目指そう、
サブスリーは常識だあといった人たちでも、
年齢が重なって
ほとんどが4時間前後のかわいいタイム。

しかしねえ、こうして楽しく走れる
自分をもっと喜んでくださいね~。

ま、doironは来年からは
応援でもちゃんと
キャラクターの名前で声援できるように、
自分を磨いておきましょう。

走った皆さん、応援の皆さん、
秋の気持ちいい一日でしたね。

お疲れさまでした。


西国三十三所 河内の葛井寺2

2016年10月30日 23時03分54秒 | ウォーキング

今日は大阪マラソン応援でした。
これはまた記載するとして
ブログは昨日の続きです。



路地の地蔵を
ちょこちょこ眺めながら、



藤井寺市の市の花である
梅をあしらった
マンフタを踏みつつ進んでいきますと、



「葛井寺」に到着です。



何回か来たことがあるので
迷わずに来れました。

横の門から入っていきますと、
右に立派な藤の花があるようです。



だから「ふじいでら」なのかというと、
それは間違っています。
百済王族の子孫である
渡来人系氏族
葛井(藤井)連(ふじいのむらじ)
により8世紀中頃に
創建されたことによる名前なんですねえ。

ここが本殿です。



え~、今回の三十三所の絵は、
この本殿を描いておきました。

これ。



う~ん、最近の風景画の題材が
お寺や神社などに
ちょっと決まりすぎてますかねえ。

もう少し都会の景色や
山の風景なんかも
描かないといけませんね。

ま、とりあえず、
いつものようにお参りしておきましょう。

ろうそく、線香をあげて、
納め札を入れていきます。

ここの納め札は三十三所用に
買ったものです。



ここのお寺は「真言宗御室派」の寺院ですから、
いつもの四国と同じような
作法がいいのかもしれませんがねえ。

まだお経などそういう記憶は
あたまにしっかりと
残っているわけでもないし、
資料も持っていませんので、
般若心経の出だしだけを
となえておきました。

「なんだー、かんだー、般若ハラミタ~」

そ、そんな無礼な
信者ではありませんがね。

納経所へ記帳の申し込みです。



そうそう、四国でももちろん納め札や
納経帳などもそろえていますから、
それぞれ間違えて
もっていかないように
注意しないといけませんね。

近頃は記帳していただくと、
「散華」なる小さな花弁のような
ものをいただきます。
これ。



これを決められた台帳に張って、
きれいに整えていくというのもまた
一つの巡礼の証になったりするんですね。
ああ、そうだ。
この台帳も手に入れないといけませんねえ。

それにこういうのもまた
四国と同じシステムですから、
資料もきっちりファイルごとに
分けて区別しておかないといけませんね。

記帳は、担当の人がまず
ハンコを3つ押してくれたあと、
達筆で書いていかれます。

お寺によっては読経をしながら
記入していかれるところもありますね。

ここの寺は無言でした。

書き終わったら、そこに
新聞の切れ端なんかを
にじみ止めに挟んでくれるのですが
以前の四国では
スポーツ新聞の
ちょっと怪しい広告が
挟まれていたこともありましたな。

そしてこのあと、
境内にある「腰掛けの松」や



「南大門」を眺めながら歩き、



参拝を終えます。

これが入り口近くの
お店のところにある道標です。



「右 つぼさか よしの はせ いせ」



「左 道明寺 たつた ほうりうじ なら」
とあります。

「たつた」というのはよくわかりませんが、
他はよくわかる道標ですねえ。

さあ、これで三十三所の
納経帳を抱えての
2番目のお寺参りが終わりです。

この後は、前回大雨の中歩いた



辛国神社を巡り歩いて、



藤井寺市役所に帰りました。

で、今回はもう一つ目的がありました。

それは、doironが仕事で
走り回ったM原市を
ちょっと検証しながら
走り回り続けることです。

退職して、もうすぐ5年。

どんなふうになったのか
ちょろっと回ってみましょう。

え~っとまずは市内の国道の
中央環状線に植え込みが
増えていましたね。

うん、見た目もグリーンになりましたね。

それから、doironが買いつけた土地には、
ふむふむ幼稚園ができています。

あ、こんなとこに
道ができたんやあ
というのはちょっとした驚きです。

箱モノもいくつかできているようです。

トライアスロン完走に向けて、
泳ぎを習ったプールのところに
何かできる様ですねえ。

まあ、いろいろと若い市長ですから
精力的に町の変革に
取り組んでおられるようです。

じゃあ、あそこはどうなったんだろう、
あの取り組みは継続してやっているのかなと、
ほかにも気になるところは
いろいろとあります。

いろんな一線から離れると、
こういう過去巡りもまた、
お寺巡り同様に
ちょっと面白かったりするのですねえ。

とりあえず三十三所巡り
第2弾「葛井寺」は
こうして身近な過去もたどりつつ

終わりです。


西国三十三所 河内の葛井寺1

2016年10月29日 20時59分05秒 | ウォーキング

四国に行って疲れていますが
まあ、ブログは基本毎日の作業なので
続きを書いていくことにしましょう。

お寺関係の話が続くのですが、
仕方がありません。

最近は四国巡礼のほかにも
ちょろちょろと楽しみながら
お寺を巡ったりもしているのです。

一つは「西国三十三所」のお寺参りです。
春に首Dさんの退職祝いを兼ねて
紀伊半島を一周したときに、
和歌山の青岸渡寺で
納経帳に記帳をしている人を何人か見ました。

doironも納経帳を買おうかと
その時に思ったのですが、
ここは一番札所だし、
これから先に熊野古道の
最終地点として必ずくることが
分かっているお寺なので、
記帳はその時にしようと
考えなおしたのです。

なので、とりあえず納経帳を
他のお寺で買って順次記帳しながら
進めておけばいいやということに、
退職祝い旅行の時に
判断したのでありました。

それから40年、

じゃなかった、

しばらく時を経て、
ある時に箕面方面に
行くことがありました。

そう、ここには西国三十三所五番寺の
「勝尾寺」があるのです。



この勝尾寺は、
阪神タイガース勝利祈願の
お寺であると同時に、
熊野古道でも散々見かけた
名号碑の作者である
徳本さんゆかりのお寺でもありました。

よーし、ではこの機会に、
ここから西国三十三所の
納経を始めてみようと思い立ったのです。

そうして勝尾寺に行ったことは、
夏のブログに書きましたね。



今回はその続きで、
納経帳をもって訪ねて行った
「葛井寺」のことを書いてみます。

車だったら、西名阪自動車道にある
「藤井寺」でおります。

そうそう、「藤井寺市」は
このお寺の名前から来ているんですね。
四国の善通寺市や観音寺市のようなものです。

そんな古い名前なのに、
市制はまだ50年なんですね。



昭和41年に美陵町から美陵市となり、
即日「藤井寺市」に改名した市であります。

市制に変更する届けを出したまま、
市制になる前に
市の名前を募集したんですね。

美陵市が市制変更時に
そのまま藤井寺市に改名する
という許可が
市制施行の即日に出ています。

アンケートの結果の中には
「美陵市」をそのまま残そう
という意見もあったそうですが、
多くの意見として

「微量」にまちがわれやすい

ということもあったようです。
なんか大阪らしくて面白いですねえ。
古墳もきれいな美陵市だったのですが、
風潮には勝てなかったようです。

でもいまは、世界遺産にも
という声もあるので、
もしかしたら美陵市のままだったら、
もう少しアピール度は
高かったかもしれませんね。

しかしここは長尾街道や
高野街道も通っているなどの
歴史も豊かな市でもあります。

歩いていても所々で
古い雰囲気を味わえる場所も
多く残っているようです。

doironは、この日は車で行きましたので、
まずは以前の仕事の関係で
行き慣れていた
藤井寺市役所に車を止めました。

もちろん駐車してから
観光案内書にも行き、
地図をもらったので、
駐車券はそこで発行していただけます。

ああ~、それにしてもここは
仕事の関係でも遊びの関係でも
縁の深い場所でしたね。

昔一緒にトライアスロンをやった
IさんやKさんもここの職員でした。
ハワイのアイアンマンや
50歳を超えても普通に
マラソンサブスリーをする
ひとたちでしたね。

でもまあ、今となっては
彼らも退職しましたし、
縁のある人もほとんど
いなくなっているでしょう。

堂々と遊びの顔で庁舎内を
歩いていきましょう。

そしてここから歩いて
葛井寺を目指します。

まずは近鉄電車の駅のほうを
向いて進んでいきます。

商店街をいくつか超えていくのですが、



え~っと、ここには
飲みに来たところもいくつかありますねえ。
帰りが遠くて、日替わりぎりぎりに
家に帰ったこともありましたねえ。



などと考えながら、
肝心の葛井寺につく前に
一話終わります。

続く


四国5回目二日目

2016年10月28日 22時50分10秒 | ウォーキング

ああ~、今回もまた
いいお参りをしてきました。
いろいろと考えさせられることも
ありましたが、そこはそれ
空海さんと同行2人でしかっりと
回ってきましたよ。

明日から絵でもかきながら
また振り返ってみましょう。
わずかな金額で思いっきり
遊ぶでしょ、へへ。

今日は、最後に「えい参り」もすませて
先ほど帰ってきました。

エイ用の納め札も作らないといけませんね。
ここだったらとっくに
100回以上お参りの錦札を作れるのにねえ

さて、ブログはこの後
熊野古道や短距離レース観戦
西国三十三所の続き
大阪マラソンなどと続いていきますので
暇があったらお寄りくださいね~。

眠気にこらえながら
ようやくここまで打ちました。

寝ます

おやすみ~


あすから四国5回目

2016年10月26日 20時44分56秒 | ウォーキング

え~っと、明日から
四国の第5回目の巡礼が始まります。
今回も1泊2日で、
お寺は全部で9寺を回ります。

これが終わったら
33寺を打ったことになりますね。

西国三十三所と同じ数です。

四国遍路を始めたのが6月でした。
これから暑いときは
大変やなあとその頃は
思っていたのですが、
雨だったり、台風の近い中での
お参りだったので、
暑さよりもその対策が大変でしたね。

まあ、なんとか同行二人で
無事にすましてこれました。

そしてそういう夏の巡礼も
ようやく終わり、
いまは季節的には
絶好の時となりましたね。
食べ物もうまいし、
四国の自然も豊かですから
いろいろと楽しみです。

あっ、でもそろそろひっつき虫注意報には
気を付けないといけませんがね。

準備する服装はというと、
これがちょっとむつかしい。
涼しいと思っていたら
暑い日があったりなので、
半袖Tシャツと長袖Tシャツ、
そこへ長い上着を持っていれば
いいかもしれませんね。

これがもう少し日にちが立つと、
今度は寒さ対策が
必要になってくるよなあ。

厚手の服装の上に白衣を着る
ってどんな感じなのかなあ。

ま、いろいろとやってみるほかないですね。

こうしてツアーで回ると、
それぞれの季節ごとに
少しずつ雰囲気も変わっていき、
まあその辺の段取りを考えるのも
ちょっと面白いものかもしれません。

準備の中で頑張ったのは、
いつもお経をあげる手引き本が、
ここんとこずっと雨模様の中で
開いて読経していたので
かなりくたびれてきています。
そこで、お経の肝心部分をコピーにとり、
それを100均で買ってきた
ビニールカバーの中に収納し、
MYお経本を作成しましたよ。



中には各お寺の本殿で上げる
真言表を作り、今回の分を
ポストイットで張り付けておきます。



首Dさんの分も全部2セット作りました。

あとそうそう準備で
もうひとつ用意したのが、
こういうS型の引掛け具です。



バスの中で、前の取っ手につけておくと、
モノがひっかけられて便利なんです。
何に使うかは決めていませんが、
これまでのバスツアーの中で
持参している人を多く見ましたので、
多分便利なんでしょう。
きっとこれまで
バスツアーに慣れた人の
アイデアなんでしょうね。
なので今回はこれも
入れておきましょう。

他はお参りセットの確認などをしつつ、
ほぼ用意も終わりました。

明日は、朝8時半までに
難波に集合なので、
またまた通勤の満員電車に揺られつつ
向かうことになります。

では明日から「お四国」へと
行ってまいりま~す。


カレンダー作成中

2016年10月25日 21時16分15秒 | お絵かき

もう10月も後半に入り、
ちょっと頑張らなければ
と思っていることが一つある。

それが毎年作っている
カレンダーの制作だ。

例年、折に触れ描いてきた絵と
一言を、ひと月一枚を基本に
絵に添えてカレンダーを
作っているのだが、


これは昨年度版

もういつもの年なら
だいたい方向性が決まって、
作成に入っている頃って感じなのだ。

最近はちょっとお店に行ったりすると
もう大量のカレンダーが
販売されていたりするもんね。

ありがたいことにdoironの
カレンダーを楽しみに
してくれている人もいるので、
こちらも負けずに頑張って作ろうと
自分にも言い聞かしているところなのだ。

作業はいくつかの種類に分かれる。

まずは、カレンダーの日付つくりが
一つの大きな仕事だ。
ひょっと気が付いたりすると、
新しい祝日が増えていたり
することもあったりするのでね。
昨年は山の日ができているのに
驚いたもんだ。

そして各日付に昨年から入れ始めている、
大安、友引などの六曜も
きっちりチェックしておく必要がある。

ま、これはよそのカレンダーから
頂戴するのが一番だろうと、
カレンダー作成にあたっては
まずお店で選んで
適当なカレンダーを
買ってきたりもしているのだ。

で、肝心な作業はそのあとで、
カレンダーを作成するにあたっては、
そこに乗せる絵を
最低12枚は揃えておかないといけない。

季節に合わせて、
また時々のイベントに合わせたりしてね。

まあ、そういうカレンダーなのである。

今年は結構絵描きを
頑張った年でもあるので、
その辺は心配いらないほど
たくさんあるだろう
と思っていたのだが、
これがねえ意外に少ないのだ。

そうかあ、
今年は四国の絵などの
風景画にこっていたので、
カレンダーに掲載できるような
絵はあまり描いていなかったんだよね。

スケッチブックや作品集を
引っ張り出して、作品を並べて、
いろいろと検討してみたのだが、
どう見てもカレンダーに
掲載できそうな作品は
約10枚くらいしかない。

なので、あと少なくとも
2枚は描く必要があるかなあ
という感じなのだ。
でもねえ、心配はいらない。

doironは仕事が早いのだ!

作品集を見つめているうちに、
もう次のカレンダー向きに
こんなのを描いてみようか
と早速浮かび上がった題材もある。

その辺を頼りにしていけば、
まあ何とか作品はそろいそうだね。

最後の作業として
もうひとつ考えておきたいのが、
カレンダーとしての
バージョンアップだ。

これまで六曜を入れたり、
記念すべき日に記号を記入したり
とかを加えてバージョンを
挙げてきたのだが、
さらに今年もこのカレンダーを
より活用していただけるような、
なにか新たな取り組みを
考えてみようとも思っている。

ま、これは思いつかなければ、
昨年同様のアイデアでも
構わないんやけどね。

そう、こういう取り組みも、
次第によってはカレンダーそのものが
暑苦しくなったり、
うっとうしくなったりしてしまうので、
むつかしいのは、むつかしい。

まあその辺は気楽に、
作りつつ考えてみようかな
とか思っている。

とまあ、カレンダー作成も
簡単に見えて、作業内容によっては
いろいろと頑張らねばならない
部分が結構あるのだ。

素人おじさんの取り組みではありますが、
ここはひとつおじさんとして
頑張ってみようと思っている
今日この頃なのだ。

さて、がんばろう~


四国巡礼六十五番三角寺

2016年10月24日 21時16分19秒 | ウォーキング

この雲辺寺には、お寺の向こうに
空海さんの霊廟が立っています。



今回の読経はこの霊廟の前で
行うことになりました。

先達さん曰く
「こんな天気の悪い日には、
空海さんはどこにも行かず
きっと霊廟の中で我々の
お経を聞いてはるでしょう」だって。

いやあ、それはちょっと緊張しますねえ。

般若心経も徐々に覚えてきましたからね。

しっかりあげておきましょう。

では、またここから
ロープウェイの駅まで戻っていきましょう。

途中、マウンテンバイクに
荷物をいっぱいつけて
巡礼されている人がいたので、
話しかけてみました。

「バイクで巡礼ですかあ」
「はいそうです」
「頑張ってくださいね」
と声をかけると
「実は昨夜はここに泊まりましてねえ」
と説明してくれはります。
ああ、そうかあお寺には
こういう施設も
中にはもってはるんですねえ。



「ありがたいですねえ。
でも困ったことが一つありまして、
実はここは電気が来ていなくて、
夜は真っ暗でした」とのこと。

うわ~お寺の中で暗闇、
そして山の中はちょっと勇気がいりますねえ。

でもバイクで頑張ってヒトめぐり。
年齢的には50台に
なったばかりのようですが、
なかなか大変な人生なんですかねえ。

その辺の話も聞いてみたいところです。



ここ雲辺寺はちょうど
香川県と徳島県の県境にあります。
ほらこうして道に境界がありました。



実は四国4県はこのあたりに
境界が並んでいるんですね。

さてロープウェイで山を降りて
今回巡礼の最後のお寺として
次に向かう第65番三角寺は
愛媛県のお寺です。



まあこれで香川県はすべて終わった
ということですね。
そこに向かいましょう。

同じような山の上のほうにあるお寺です。

境内近くまで大型バスでは
入れないですから、
途中からワンボックスタクシーに
乗り換えていきます。

ここで隣に20歳代の若い女性が座りました。
「一人で大変やねえ」というと
「いつもは母親ときているのですが、
今回これなかったんです」とのこと。

詳しいことは聞いていませんが、
参加している人達にも
いろんな理由があるんでしょうねえ。

このお寺は名前が変わっていますねえ。

「三角寺」とはねえ。

そんな土地かなとも思ったのですが、
そうではなくて
ここの境内にある三角地で
空海が護摩をたいた
というところからついた名前です。

いまはその地も池になっており、
その池の真ん中にお堂があります。
まあ、そういうことで
ここではその三角地を絵にしてみました。



これ。



緑が多くて、ちょっと色つくりに
苦労しましたね。
右後方に赤い色があるのは
紅葉の始まりかもしれません。

これからほかのお寺を回ったら
きっと紅葉があるでしょうねえ。
また、来年の春先には
桜とこれらを含んだ
いいお絵かきの練習ができるでしょうねえ。

三角寺でもお参りをちゃんとして、
これで今回予定の7寺を
すべて終わりました。

さあ、バスに乗って帰宅です。

まず帰り道には自動車道の
サービスエリア近くにある食堂で
昼食を食べました。



ビールがうまかったですねえ。

運転しなくていいから、
ここがツアーのいいところですね。

おかげで帰り道は持参ラジオを聞きながら、
半分寝たり起きたりで
心地よく帰りましたよ。

そして午後6時ころにはバスを降りて、
我々は通勤客にもまれながら、
エイへと向かったのでありました。

帰宅後は、掛け軸や納経帳の後始末です。

掛け軸もこんな感じになりました。



うんうん、少しずつ増えてきましたね。

この掛け軸に加えて、
doironの場合は1寺1枚の絵を
残していってますので、
しばらくはお絵かきの毎日になります。
これは今回のブログでも
順に紹介させていただきました。

さて、次回は10月末に
今度は9寺を回る予定です。
巡礼は順調に進むのか
それともハプニングに
まきこまれるのか。

次回の巡礼が終わって
絵をかき終わったころに
またアップしますので読んでね。

これで4回目終わりです。


四国巡礼六十六番雲辺寺

2016年10月23日 21時14分14秒 | ウォーキング

その日飲んだビールはこんなやつ。



香川の誇りを
限定情報の一番搾り。
プハー、うまかった。

うますぎて、
晩飯にとって来たバイキングの
撮影を忘れてしまいました。

でもねえ、取り立ててこれはうまい!
という料理はなかったねえ。
カツオのたたきとか期待してたのになあ。
魚の刺身といえば
マグロの刺身もあったけど
結構筋が多くてね。

まあ、マー坊豆腐がおいしかったかなあ。

首Dさんと一本ずつビールを飲んで、
自販機でチューハイを買い
部屋に戻りました。

ここでまず二人でやらなければならない
仕事が一つあります。

それが、この手洗い所のヒシャクに



「奉納 首D doiron」の
文字を書くことです。

次に行くお寺は第六十六番雲辺寺です。
ここは標高921mの山にあるお寺で、
四国八十八か所のどのお寺よりも
一番高所にあるお寺です。

これまで幾度も一緒に
高いところの山登りを楽しんできた
二人にとっては
記念すべきお寺となるはずです。

なのでこうして名前を書いた
柄杓をこの寺に
奉納してくることにしたのです。

ひしゃくはdoironが
大阪のコーナンで
買ってきたものです。

ここに二人で名前を刻みました。

であとは酎ハイを飲んで
二人でテレビを見ながら、
あーじゃない、こーじゃない
とか言いながら、
寝癖の良い二人は
いつだれが電気を消したのか
わからないまま
深い眠りに落ちたのでした。

zzzzz~

で、翌朝です。

この日の集合は午前8時、
目が覚めたらもう起きて
朝食に行く時間でした。

え~頑張って食べた朝食は



「手製シラスご飯」

が最高でしたね。

部屋に帰って用意しながら、
時刻通りに集合し、
さあ今日の一番寺である
第六十六番雲辺寺を目指しましょう。

天気は、まあまあの天気です。

でもしばらくの間バスに揺られて、
雲辺寺のある山に登っていくと、
結構濃いガスが漂ってきました。

今回は山の上まで
ロープウェイで登っていきます。



発射時刻まで駅で待っていると、
おお~これが100回以上
お遍路をした人が使える
錦の納め札のコレクションです。



ここには36枚のお札の展示がありました。



一年に一回まわっても
100年かかるんですよ。
年間5回でも20年。
すごい人がおられるものです。

もう人生を四国巡礼に
かけてはる人たちなんでしょうねえ。

そして、20分間隔で出る
このロープウェイにバスの
乗客全員で乗車します。



定員は全部で101名。

所要時間は約7分で2600m
高低差660mを走破します。

とちゅうまで景色は見えていたのですが、



山頂近くになるとほらこの通り。



景色はほとんど見えません。

気温は20℃なので、



半そでだと寒いくらいです。
ここはロープウェイを降りると
参道に500羅漢がそびえたっています。









孫の手で、背中を掻いているような
羅漢もいますねえ。

酒に酔いしれているとか
いろんな姿のがあるそうで、
どれが自分に一番近いのか
探してみるのもいいかもしれません、
と案内には書かれていますが、
こうして団体ツアーだと
とてもそんな余裕はありませんね。

ガスっているので
道に迷ってもいけませんから
必死でついていくのみです。

しばらく歩いていくと、
水場がありましたので、
さっそくかばんの奥から
取り出した我々のひしゃくで
手を洗い、それをそこに
奉納してきました。

この雲辺寺はいろんなシーンがあるので、
どれを絵にしようか
ちょっと悩みましたが、
やはりここは柄杓を奉納してきた水場を
描くことにしました。

それがこれ。



水辺に移る影を滑らかに描くことで、
水の雰囲気が出せるかなあ
と思いつつ書いたのですが、
なかなかいいものが
できたような気がします。

まあ、ひしゃくは二か月くらいは
ここに残っているでしょう。

雲辺寺に行かれたら
ぜひご確認くださいって、
まああんまり行かんわな。

そうして奉納のひしゃくで
手をきれいにしてから、
さあ、ガスのこもるお寺に
お参りです。

続く


四国巡礼六十七番大興寺

2016年10月22日 21時59分04秒 | ウォーキング

バスのなかで先達さんは、
そんな人と人の出会いの話や、
四国お遍路の話を
いろいろとしてくれました。

男性の先達さんで、
これまでの女性先達と違って
愛想悪いなあと思っていたのですが、
話をされている中での経験値は
かなり高い人のように思えましたね。

ちょっと気楽に話せなさそうな
人だったので遠慮しましたが、
もう少し話をしたらよかったかなあ
と最近思っています。

そしてバスは、この最後のお寺
第67番大興寺につきました。

地元の村ではこのお寺は
「小松尾寺」とも呼ばれ親しまれています。
周りが田畑の田舎の中にあるお寺です。



この時期でしたらちょうど
彼岸花が咲いている時期でしたね。
なのでここのお寺は、
周りの初秋の景色の中に
たたずむお寺という景色を
絵にしてみました。



この時には田んぼの中に溝があったので、
ちょっと絵にかいたら
その黒い色が浮かび上がって
へんかなあと思ったのですが、
まあそのまんまの通りを
絵にしたほうがいいかなと
頑張って書き入れてみました。

こういう絵を描くときって、
どこまで省略していいのか
ちょっと悩みますね。

もしかしたら、
こんなに写実的に描かなくても
よかったかもしれませんが、
まあそういうできるだけ忠実に
という気持ちで描いたんだ
ということでご理解ください。

お寺には山門を過ぎて
階段をてくてく上っていきます。



ここは200段くらいかな。
途中、巨大なカヤの木なんかを



見ながら上がっていきますと、
本堂が現れます。



ここのお寺は真言宗と天台宗のお寺です。

真言宗は「空海」、
天台宗は「最澄」が同時期に
唐から持ち帰ってきた宗教です。

ただ、空海は青龍寺で
密教のすべてを学んできました。
最澄はまた別の方法で
密を学んできました。

二人は最初は仲良く
資料の貸し借りなどをしていましたが、
仏教への向き方が
二人違っているということで、
次第に二人は決裂していくのです。

したがって、空海の真言と
最澄の天台が同じ一つの寺で
同居しているというのは、
歴史を知れば知るほど
ちょっと異様な出来事なのです。

一時は24坊の真言修行道場と
12坊の天台修行道場が
ここにあったそうです。

そののち空海は高野山で
最澄は比叡山でそれぞれの
活動をしていたようです。

まあ、我々は真言であろうが
天台であろうが、
ここのお寺もいつもと同じように
詣でを済ましていくほかはないのですがね。

ま、こうして初日の詣では、
おまけの1寺も入れて
5寺をすますことができました。

さあ、では宿に直行して
食事、温泉、ビールと巡礼しましょう。

といいながら、
バスは宿へと向かったのですが、



これは途中で事故があったらしく
高速道路は通行止めに。

いきなり下に降りて、
運転の慣れた運ちゃんらしく、
これでもかというような狭い道を走って、
予定より30分くらい遅れて
ようやくホテルに到着です。



今回泊まったホテルは、
丸亀にあるオークラH丸Gです。

大きくて暗いホテルじゃありませんよ。
泊まる部屋はこんな感じです。



まあ一般的なホテルですよねえ。



窓からは丸G湾?かなあ、



海と遠くには瀬戸大橋が見えているようです。

雨も明日は大丈夫そうですから、
楽しみですねえ。

夕ご飯はここはバイキングです。
時間は8時30分までと決まっていますが、
まあとにかく雨の中の
お遍路だったので
とりあえずはお風呂です。

はあ~、気持ちいいですねえ。

煩悩がすべて飛んでいきそうです。

で、ふろを上がってからの
食事なのですが、
時間は1時間もありません。

頑張って昼間消化したカロリーと
アルコール決分を補完だと
食堂に向かう二人なのでした。

続く