おてんきぷらぷら

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アンコール・トム(南大門・バプーオン・象のテラス・ピミアナカス・ライ王のテラス)

2015年01月17日 | travel abroad
1月10日~14日、カンボジア・アンコール遺跡を巡る一人旅に出かけました。
“大きな都城”を意味する『アンコール・トム』は、正式名を「ヤショダラプラ」という。城壁と環濠に守られた巨大な宗教都市で、現在残る遺跡は12世紀から13世紀初めにかけてジャヤヴァリマン7世が造り上げたもの。1辺3km、周囲12km、幅130mの環濠で囲まれている。環濠の内側を8mの頑丈な城壁が囲み、その東西南北の中央に4つの城門、王宮正面まで通じる「勝利の門」がある。城壁内の中央には、観世音菩薩の四面仏尊顔を祭るバイヨンがあり、その北側には王族たちの住まいであった王宮をはじめ、ピミアナカス、バプーオンなどの遺跡がある。また、ジャヤヴァルマン7世の治世に新設された象のテラス、ライ王のテラスが当時の面影を残している。象のテラスに立つと王になった気分で、面前の広場に多くの民衆が王を称える様がイメージされます。アンコール・ワット同様、アンコール・トムは、宗教的宇宙観をもとに構成されており、バイヨンは須弥山を、城壁はヒマラヤの霊峰を、環濠は大海原を模しているのだそう。王朝の栄華を知るこの地は、時を超えて訪れる者の心を振るわせる何かがあるのだ。



南大門










バプーオン








象のテラス












ピミアナカス











ライ王のテラス










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