おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

釜山遠征 〔甘川文化村〕

2020年02月12日 | travel abroad
2月11日『蔚山現代FC vs FC東京〔ACL 2020 GROUPSTAGE〕』応援に釜山遠征の旅です。
今回の釜山、是非とも訪れたいと考えていたのが『甘川文化村』でした。8年前はまだそれほど人気スャbトではなかったためか、完全スルーしていましたが、近年、カラフルな色で塗られた家屋が、山肌にぎっしりと立ち並び、その美しい風景から"韓国のマチュピチュ"と呼ばれ一気にブレイクした件p村です。この地はそもそも60年代から70年代にかけて朝鮮戦争当時、北朝鮮から逃れるため、港湾の仕事もある釜山に流れ来た人々が、急な山肌に移り住むこととなった集落とのこと。どちらかと言えば、貧困層が住むスラム街のイメージでしょうか。その後、入植された皆さんの老齢化がすすみ、一時期は寂れかけたのだそうですが、山の斜面に家が立ち並ぶ様子や歩道が入り組んだ迷路のような景色が美術家や写真家たちから注目されるようになり、2009年"マチュピチュプロジェクト"と呼ばれる村おこしのスタートによって現在の姿に変貌。村中のいたるところでアートオブジェや、壁画に描かれた絵画など、ストリートアートの作品が楽しめる大人気の観光スャbトとなりました。韓国のみならず、日本のテレビドラマや、映画のロケ地としても使われたり、現在は、どこを切り取っても絵になるSNS映えするフォトジェニック・スャbトとして有名に。中でも、サン=テグジュペリ氏の「星の王子さま」のオブジェ"幼い王子と砂漠キツネ"は、絵本のキャラクターと記念撮影ができると、常に撮影待ちの長蛇の行列とのことでしたが、ここも新型コロナウィルスの影響か、全く待つことなく独り占め。観光客が少なかったこともあって、噂に違わぬ件p性高き『甘川文化村』の雰囲気をたっぷりと堪能。お土産物屋さんもアーティスティックな街並みに溶け込んでいて商業主義的要素を感じません。自然発生した純粋なストリートアートが織りなす淡き色彩の妙と、統一されたモダンなセンスの良さに、アップダウンする階段の行き来さえも楽しく感じる散策となりました。

















































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