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台北 衛兵交代セレモニー〔忠烈祠・中正紀念堂〕

2014年11月05日 | travel abroad
11月1日~3日、なんとなく台湾、台北の街あるきに一人旅へと出かけました。
台北観光の定番の名所。華麗な銃剣さばきと一糸乱れぬ規律高い衛兵交替式。
現在の中華民国の歴史の象徴でもある、『忠烈祠』と『中正紀念堂』を訪れました。



【忠烈祠】(ジェンリエスー) metro MRT淡水線 圓山駅から車(taxi タクシー)で10分

辛亥革命や抗日戦争などで殉死した33万人の中華民国将兵の英霊を祀り、1969年に創建された廟。日本で云えば靖国神社にあたるのでしょうか。ただ、靖国神社と異なるのは軍の管理下にあるということ。美しい中国宮殿式様式の建物が本殿で、北京の故宮の太和殿を模して建てられたという。9~17時の間の毎正時に衛兵交替式が行われます。衛兵は軍隊の中のエリートで身長178cm体重76kgのイケメンが条件とのこと。ヘルメットは2kg、銃剣は6kgだそう、靴も鉄が入った安全靴っぽく重装備。一糸乱れぬ行進に、バトンとごとく軽々と操る銃さばきは一見の価値ありです。衛兵交替式観光に注力し衛兵とともに廟内参観せずに帰ってしまう観光客が多い中、しっかりと英霊へ真摯にお参りしてきました。


























【中正紀念堂】(ジョンジェンジーニェンタン) metro MRT淡水線 中正紀念堂駅 徒歩1分

蒋介石の功績をたたえ、1980年に創建された壮大なスケールの白亜の名物建築。中正紀念堂の内部には巨大な蒋介石の座像が置かれ、毎正時には像の前で衛兵の交替と入退場のセレモニーが行われます。蒋介石座像は、総統府へ向いているのだそう。建物内1階には、蒋介石ゆかりの展示物が陳列されていました。紀念堂の前方両脇にある中国宮殿風の建物は、国家音楽庁と国家戯劇院で、内外アーティストのコンサートや、京劇などが催されます。この日は、スケジュール的に衛兵交替を見ることは断念しましたが、今でも蒋介石を称えるこの国の現代史をあらためて認識する場所でした。






















【総統府】(ゾントンフー)metro MRT 淡水線 台大醫院駅 徒歩7分