秋山監督通算250勝達成！ってか西武にスミ１かよ…（泣）。

楽天との「九州新幹線シリーズ」を１勝１敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、24日から本拠地・福岡ヤフードームで埼玉西武ライオンズとの３連戦がスタート。パリーグ最下位の相手に勝ち越して、停滞モードから脱却したいところです。24日の初戦は、ソフトバンク・山田大樹、西武・牧田和久が先発しました。


スタメンはこちら
１（二）本多雄一
２（遊）明石健志
３（右）内川聖一
４（指）ペーニャ
５（三）松田宣浩
６（左）松中信彦
７（一）小久保裕紀
８（中）長谷川勇也
９（捕）細川　亨

１回、ホークス先発の山田は、先頭の栗山巧を遊撃ゴロ、続く浅村栄斗を空振り三振に仕留めて２死の後、中島裕之にライト前ヒットを浴びますが、中村剛也をライトフライに打ち取り、無失点の立ち上がり。その裏のホークスは、本多と内川のヒットで２死１,２塁とチャンスを作り、松田が牧田の高めのスライダーを弾き返してセンター前ヒット。２塁から本多が生還してホークスが１点を先制します。
山田は２回に西武打線を３者凡退に抑えると、３回には２死から内野安打と四球を許し、２死１,２塁と得点圏に走者を背負いますが、中島をレフトフライに打ち取り同点を許さず。４回、ヘルマンに四球を与えると、続く米野智人にライト前ヒットを許して１死１,３塁と再びピンチを招きます。しかし、佐藤友亮を遊撃ゴロ併殺打に仕留め、この回も０点に抑えました。
我慢の投球が続く山田のためにも牧田から追加点を奪いたいホークスですが、２回から４回まで３イニング連続３者凡退。５回には小久保と長谷川の連続ヒットで無死１,２塁とした後、細川が犠打失敗、本多が併殺打に倒れ、絶好のチャンスで無得点。
７回、ここまで西武相手に無失点のピッチングが続く山田は、内野安打と送りバントで２死２塁とまたもや一打同点のピンチを招いたが、代打・阿部真宏をライトフライに打ち取り、７回も０点に抑えました。その裏、小久保と長谷川の連続ヒットで１死１,２塁とチャンスを迎え、細川が牧田のストレートをライトへ弾き返しますが、右翼手・米野のスライディングキャッチに阻まれると、本多も凡退し無得点…。
試合はその後、８回に森福允彦、９回にファルケンボーグが西武打線の反撃を退けて試合終了。ホークスが初回の１点を守り切り、西武に１－０で勝利しました。


パ・リーグ　2012/04/24（火）
ソフトバンク－西　武　4回戦　
（ソフトバンク4勝、ヤフードーム、18:00、30705人）
L　０００　０００　０００　　０
H　１００　０００　００ｘ　　１
【投手】
（西）牧田、松永、岡本篤－炭谷、星孝
（ソ）山田、森福、ファルケンボーグ－細川
【責任投手】
（勝）山田4試合3勝1敗
（Ｓ）ファルケンボーグ8試合8Ｓ
（敗）牧田3試合1勝2敗


まずは一言だけ。勝った事は勝ったんだけど、初回の松田選手のタイムリーによる１点のみですか…。追加点のチャンスが何度もあったのに、無死１,２塁で送りバントできない、終盤に２イニング続けて得点圏に走者が出るも後続が凡退…。チャンスをしっかりモノにしてほしいですよ。土曜日の試合で11得点と打線が再び活気づいたかと思いきや、日曜日は０点、この日はたった１点しか取れず。得点力不足だわ…。
先発の山田投手は、７回まで27人の打者と対戦し、131球を投げて被安打４・６奪三振・４四死球・無失点の内容で今季３勝目。３回以降は毎回のようにランナーを出しましたが、粘りのピッチングで西武の反撃を許しませんでした。いつ失点されてもおかしくない状態だったけど、相手の拙攻に助けられた感じです。よく無失点で抑えられたよ。うん。
打線の方は全体で８安打。５試合ぶりにスタメン入りした小久保選手は、この試合４打数２安打をマーク。長谷川選手も同じく２安打のマルチヒットでした。初回に決勝タイムリーを放った松田選手は、今季20打点目。パリーグ打点ランキングでも現在２位です。
水曜日の予告先発は、ソフトバンク・大隣憲司、西武・岸孝之となっています。大隣投手は先週のオリックス戦で６回を投げて４失点を喫して敗戦投手。序盤から安定したピッチングが続けば２勝目も行けるでしょう。対する岸投手は現在２勝を挙げていて、西武が低迷する中で気を吐いている方です。ホークス打線は岸投手を早い内に攻略したいところですが…。




　　
　

ロンドン五輪男女サッカー組み合わせ抽選会 なでしこはスウェーデン、U-23代表はスペインと同組に入る。

ロンドンオリンピック開幕まで残り94日となった24日、男女サッカーのグループリーグ組み合わせ抽選会が、サッカーの聖地・ウェンブリーで行われました。なでしこJAPANと男子U-23（関塚JAPAN）は、一体どこの組に入ったのでしょうか？


まずは女子の部の組み合わせから。
グループE：イギリス（開催国・FIFA女子９位）、ニュージーランド（24位）、カメルーン（52位）、ブラジル（４位）
グループF：日本（３位）、カナダ（７位）、スウェーデン（５位）、南アフリカ（65位）
グループG：アメリカ（１位）、フランス（６位）、コロンビア（28位）、北朝鮮（８位）

五輪初のメダル＆女子W杯との２冠獲得を目指すなでしこJAPANは、シードでF組に入り、スウェーデン、カナダ、南アフリカと同組となりました。FIFA女子ランクのベスト10圏内に３チームがいる強豪揃いのグループに入りましたが、順位では日本の方が最上位です。
初戦の対戦相手であるカナダは、過去の対戦成績で３勝３敗３引き分けと互角。２戦目のスウェーデンは、F組の最大のライバル。昨年の女子W杯準決勝では、日本が３－１で勝っています。３戦目の南アフリカは、五輪で初対戦するけど、情報が無くて不気味な相手です。超格下だと余裕を見ていたら、足をすくわれるかもしれないぞ。
なでしこの試合日程は、７月25日にカナダ戦（コベントリー）、28日にスウェーデン戦（コベントリー）、31日に南アフリカ戦（カーディフ）。グループリーグを突破した場合、８月３日に準々決勝、６日に準決勝、９日に３位決定戦と決勝が行われます。
他のグループでは、E組は開催国のイギリスとブラジルが同組。FIFA女子１位のアメリカがいるG組は、女子W杯でベスト４に入ったフランスと北朝鮮が同じグループに。日本のF組より厳しい組み合わせに。世界最強のアメリカといえども、GLで苦戦する強いられる恐れも…。
女子サッカーはGL各組２位以内＋３位で成績のよかった２カ国が決勝トーナメントに進出できます。なでしこJAPANが五輪で金メダルを獲るためには、グループリーグを首位で突破するしかないでしょう。無傷の３連勝だったら最高だよね。



次は男子の組み合わせ
グループA：イギリス、セネガル、UAE、ウルグアイ
グループB：メキシコ、韓国、ガボン、スイス
グループC：ブラジル、エジプト、ベラルーシ、ニュージーランド
グループD：スペイン、日本、ホンジュラス、モロッコ
44年ぶりのメダル獲得＆シドニー五輪以来のグループリーグ突破を目指す男子のU-23日本代表は、スペイン、ホンジュラスとモロッコと同組のグループDに入りました。スペインはヨーロッパU-21選手権の優勝チーム、ホンジュラスは北中米カリブ予選で２位、モロッコはアフリカU-23選手権でナイジェリアを破って決勝トーナメントに進み、準優勝を収めています。３チームとも決して侮れない相手だけど、平常心で臨めばベスト８入りも見えるはずです。
試合日程は、第１戦の26日にスペイン戦（グラスゴー）、２戦目の29日にモロッコ戦（ニューカッスル）、８月１日にホンジュラス戦（コベントリー）が行われます。各組上位２チームが決勝トーナメントに進出し、８月４日に準々決勝、７日に準決勝、10日に３位決定戦、11日に決勝戦。

五輪開幕まで約３か月に迫り、楽しみが日に日に増してきております。なでしこと関塚JAPANが聖地・ウェンブリーの舞台に立つ事ができるのでしょうか。グループリーグ突破、その先のメダル獲得へ。日本サッカーの底力をロンドンで見せつけちゃってください！