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Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

レモン・スクエア。

2010-09-09 07:40:52 | 料理
いちごの季節ではないのに、なぜか練乳が品薄。
先日から作りたい料理のいくつかに練乳が必要になったため、スーパーへ練乳を買いに行ったところ、どこも品薄。
商品棚には、練乳だけが空になっていて、エバミルクやチョコレート練乳は在庫豊富。
他のスーパーに行っても同様。なにかTVで話題にでもなったのでしょうか。

なんとか昨日2個だけ残っていたものをGET。やっと材料が揃いました。

お目当ての1品目は"マーサ"の"レモンスクエア"。
"レモン・スクエア"はアメリカでは定番のバー菓子。スクエア菓子は、四角に切るのでパイとバーの中間的存在ですが、今回はクラストがサクサクで、器状に作ることからパイに近いものになりました。

バターもやや高騰気味で、健康面と経済面からもマーサレシピからバターの量を減らし、ヨーグルトなどで代用して作ってみることにしました。

ボウルに室温で柔らかくしたバターと砂糖を加え、ふんわりとクリーム状に泡立てます。

そこへヨーグルトと薄力粉を加えて混ぜ合わせます。
今回のクラスト生地は器を兼ねるので膨れさせる必要はなく、がんがん混ぜてO.K.。
本来はバターと砂糖と薄力粉だけで作るのですが、バターを半量以下に減らしたので、ボリュームと粘度を出すためにヨーグルトで代用しました。

型に油を塗っておきます。今回はテフロン加工のパイ型で側面が波型なのでオーブン紙を使えませんでしたが、基本は油塗りではなく、オーブンペーパーを敷きこんで取り出しやすくします。

型の底と側面1.2cm高さまでクラスト生地をゴムベラで均一に塗りつけ、器状にします。
柔らかい生地なので、麺棒などで延ばす必要はなく、型に入れてゴムベラでこすり付けるように延ばして成形。

170度に予熱したオーブンに入れて、表面に軽く焼き色が付くまで8分程度焼きます。
その間にフィリングを作っておきます。

ボウルに卵黄、練乳、牛乳、ヨーグルトを加えて混ぜ合わせ、最後にレモン汁を加えて混ぜ合わせます。
本来は卵黄と練乳、レモン汁だけで作るのですが、甘さとカロリーを控えるために卵黄と練乳は半量に。その分のボリュームだしとして、ヨーグルトと牛乳で代用しました。
フィリングは材料を混ぜ合わせるだけでO.K.。とても手軽です。
ただし、時間がたつとレモンの酸で卵黄と牛乳が凝集してくるので固まってしまうので、クラストは前もって準備できますが、フィリングは使う直前に混ぜ合わせた方が無難。

下焼きしたクラストにレモンフィリングを流し込んで、ゴムベラで全体に均一に広げます。フィリングは焼いても膨れてあふれることはないので、クラストの高さ一杯まで流しこんでO.K.。

オーブンに戻し、フィリングが固まるまで15分程度焼きました。

荒熱を取り、型から出して最低2時間ほど冷蔵庫で冷やして切り分けます。一晩寝かせる方がフィリングの味はよくなるので、前日に作りおきが可能です。

レシピでは冷やしてから食べるとのことでしたが、焼き立てでも美味。温かくてもフィリングが流れ出すことがないので、クラストのサクサク感が楽しめておいしい。
もちろん、冷やしてもフィリングの酸味と甘味がはっきりしてくるので、焼き立てと冷製を2回楽しむのもいいですね。

私的には焼きたてが好みかも。
予想よりもちょっと薄めのスクエアになりましたが、おいしかったです。
バターの代わりにヨーグルトを使いましたが、クラストの食感も損なわれず、十分おいしいものができました。
もっとバターが減らせるかもしれませんね。応用すれば、チーズケーキもボトムなどにも使えそうです。

この"レモン・スクエア"を作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon レモン・スクエア。 by PCWP

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