Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

レシピノート。

2007-11-06 05:40:01 | その他
また最近レシピ書きを始めました。
とは言っても自作のレシピではなく、料理本の写しです。

結婚当初からしていたことなのですが、私の貧乏癖の極みなのかも。
結婚当初はほとんど料理をしたことがなかったので、"きょうの料理"と"3分クッキング"の本を購読していました。3分クッキングの方は2ヶ月で1冊、広告一切なしでテレビ放送つきとかなりお得な雑誌でした。
しかし、きょうの料理の方は、NHKのわりにかなり広告量が多く、毎月の発行。雑誌がたまっていくばかりですが、料理本なのでどんどん捨てるには惜しい。作ったことのないレシピやいつか作ろうと思うレシピなどを何とか効率よく保存できないかと考えて始めたのがきっかけです。広告と表紙などを抜き、明らかに好みでないレシピを抜くと、厚みはほぼ半分になりますね。

日本の料理雑誌類は写真がきれいで豊富。アメリカの料理本をみて一番最初にびっくりしたのが、文字ばかりであること。色も単色刷りが基本ではっきり言って味気ないし、タイトルだけではどんな料理がほとんどわかりません。写真というのは意外に料理では大事でレシピどおり作れたかどうかの確認にも写真は必需品です。

私の独自レシピノートの作り方は以下のとおり。
雑誌の写真をはさみで切り取り、B5のルーズリーフにタイトルや材料、作り方を同じ一定のフォームで手書きで写していきます。切り取った写真を下側の余白に貼り、さらに手順の一部が写真になっていたり特別な解説があればそれも切り取り、ノート右端に張っていきます。

なぜルーズリーフかというと、ページの増設が簡単で無制限。実際料理をするときにそのページだけを抜き出して台所に貼り付けることが可能も汚れても被害は最小限に済みます。

"きょうの料理"から始まったレシピノート作りは、図書館の本をコピーするようになってさらに重要になりました。本格的な料理本やお菓子系。保存食などさまざまジャンルの料理本から好きなレシピを抜き出してとっておくことが可能になりました。ほしいレシピのコピーさえとっておけば、いちいち本を買わずに済みますし、何度も借りに行かなくてもすむ。さらに保存も余分なページは一切なく、最小スペースでジャンル分けも自由に独自にまとめられます。

ここ最近は専門誌や専門書(柴田書店系)も何回か買っていたこともあり、写真とレシピが別の場所に掲載されていたりしてそのまま見ながら作るにはかなり不便ですが、同じフォームにしておくと、かなり使い勝手がよい。
そうして9年間貯めたレシピは1000点以上。このレシピノートのおかげで献立作りが本当に楽になりました。

さらにこれをスキャナーで取り込んでパソコンに入れ、材料別やジャンル別に目次をつけてフォルダーに分別すれば検索も可能になりました。冷蔵庫の残りで何が作れるか、ザウルスなどの電子手帳でも見ることができるので、買い物先でも必要な材料をいちいちメモにとらなくてもよい。その場で検索して、その日のセール品で何が作れるか献立を決められます。

10年弱もこれをしていると、だいたい料理本の基本レシピは同じであることがわかってきます。だいたい季節ごとに定番の料理が何度も登場してくるようになってきたので、一般料理書はだいたい卒業です。

最近始めたレシピ書きは洋書本の翻訳レシピ。アメリカで買った本や雑誌のレシピを翻訳して一定のフォームに直す作業。さすがに洋書は内容が面白い。今まで聞いたこともないレシピが満載で、作り方も日本のやり方と異なることが多く、非常に勉強になりますね。ただ英語なのが難点で、本を直に見ながら料理できるほどの英語力はなく、分量もアメリカ式なので単位換算が必要。

さらに写真がほとんどないので、洋書系はルーズリーフ方式はやめにしてノート形式にすることにしました。写真がないということで切り貼りが不要。ノート型でもページが膨れてくることもないため、1料理本1冊の訳本にしてみる予定です。解説が長い本が多いので、レシピの部分だけをノートに書くか、前説やコラムもノートに写すべきか検討中。レシピだけをノートに書く形式で今は始めたところです。

ノートとペンもずいぶん進化しているようで、最近のボールペンは消しゴムで消せるものがあり、ノートもゲルペン用のものなど種類も豊富。レシピノート用のグッズ選びだけでもかなり楽しめましたね。

中でも私のお気に入りは"フリクションボールペン"。これも消せるタイプのボールペンですが、消しゴムはペンについている専用のもの。

でもゴムではなくてプラスチック。こするだけでけしかすも出ずに消すことができます。もちろん消しゴム部分も減らないし、一体化になっているので使うのも楽。レシピ書き用に購入したのですが、かなり使い勝手がいいので、書くのが楽しくなりました。

洋書レシピが使えるようになれば、料理の幅はかなり広がりますね。さまざまな国の本格的レシピが使えるようになりますし、ネットでもワールドワイズにレシピを検索できますのでこれからが楽しみですね。

昨日の献立は、豚肉のしょうが焼き、ジャガイモとたまねぎの味噌汁、鮭の白子とこんにゃくと水菜のピリ辛炒め煮、冷奴でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シナモンロール食パン。 | トップ | シフォンケーキ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

その他」カテゴリの最新記事