かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

フランスの自動運転の地下鉄で駅をすっ飛ばす問題走行発生。これが大事故の予兆でなければよいのですが。

2019-09-20 21:42:47 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は14℃、最高気温は27.5℃、五條市の今朝の最低気温は12.3℃、最高気温は25.3℃でした。昨日はいきなり最低気温20℃を割り込んだと思ったら、今日は15℃も割り込み、冷え冷えとした朝を迎えました。思わず冬用の上着とズボンを用意しようかと思ったくらい寒い朝でしたが、驚いたことにまだ半袖のシャツで通勤している人がいます。よほど寒さに強いのか、単に私が寒さに弱すぎるからなのか。謎は多いですが、とにかく自分には寒すぎるのでしっかり着込んで出かけました。夕方には雨が降ってきて一段と寒々しくなってきましたが、明日は更に気温が下がってくるそうです。少々早い気もしますが、セーターの一枚も出して暖かくして過ごすことにしようと考えているところです。

 さて、フランスの首都パリを走る地下鉄、今は2路線が無人運転を実現し、先週の地下鉄公団の職員のストライキでもこの2路線だけは止まらずに動いていたそうですが、この程、各駅に停まるはずの列車が3駅をすっ飛ばして走ってしまうという「事故」を起こしました。幸い乗客には怪我などは無かったらしいですが、SNSで「人生で一番怖かった」、「前の電車にぶつかるところだった」などと危機的な状況を伝える投稿もあり、結構危ない状況だったのやもしれない、と思われました。
 自動運転は正常に動いている限り、心身に変調を来す可能性のある人間が操作するよりも、常に確実で安全な運行が期待できますが、一度狂い出すと簡単には回復できない怖さがあります。そんな怖さや危険を少しでもなくそうと、冗長性を保たせた設計や安全点検などが行われるわけですが、それでも完全を期すのは難しく、思わぬ穴があって想定外の事故を起こしてしまうことも珍しいことではありません。自動運転で言えばかつて大阪のニュートラムがやらかし、先日は横浜で逆走事故が起こったり、時折思い出したように事故が起こります。それでも十分事故の発生確率は低いのでしょうけれど、たまたまその事故車に居合わせたりすると、「運が悪かった」では済まない恐怖に苛まれることになりかねません。フランスの地下鉄はおそらくは最近無人化したのでしょうが、電車側の機械的な問題なのか、ソフトウェアの問題なのか、それとももっとシステム全体に関わるような問題なのか、これからの洗い出しが大変だろうと思います。
 それにしても、地下鉄が3駅もすっ飛ばして走りに走って、結局「ぶつかるところだった」かもしれませんがぶつからずに済むとは、フランスの地下鉄はそれほど密に走っていないんでしょうか? 大阪の御堂筋線とか、香港の地下鉄とかだったら確実に前走車に突っ込んで洒落にならない事故になっていたでしょうに、時間帯が良かったのか、まだ郊外の路線だったのか、ちょっと気になる事故の様子でした。

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