かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

むせ返る菊の花に囲まれて、陶然となる人もいるのでしょうね。

2011-11-24 20:53:39 | Weblog
 今日は夜になってからの冷え込みが半端ないですね。
 明日朝はまたこの秋一番の冷え込みを更新しかねない寒さになるかも、という様子で、思わず私もとりあえずストーブを押入れから出してきました。まだ灯油を入れてなくてただ邪魔っけなだけの物体に過ぎませんが、灯油は購入してあるので早々に入れて、明日朝だけでも少しは暖を取れるようにしておきたいです。

 さて、もっと早くにアップすべきだったのですが、すっかり忘れていた写真をこの際出しておきましょう。
 近所、と言っても歩いて20分近くかかるのですが、その近所の橿原神宮では、毎年、秋に菊の品評会を催しており、その優秀作品が公開展示されています。先日、橿原神宮近くで仕事があった際、すこし時間が出来たので、参拝方々、菊の花を鑑賞しました。
 まあ私はサボテンの花には並ならぬ執着をみせますが、それ以外の植物の花にはさほど興味はありません。ただ、サボテンの仲間とも言える多肉植物にはキク科の品種も多いですし、出身である枚方には昔から「大菊人形展」が有名な土地柄でもありましたし、菊の花には多少の親しみが無いことも無いです。そんなわけで、寸時の余暇を楽しんだというわけです。
 さて、菊というとなんとなく地味なイメージもあるような花ですが、こうして一同に介したものを見るとやはり圧倒される華やかさがあります。その上、雨模様の天気だったせいもあるのか、郊外だというのに会場はもうむせ返るような菊の香りが充満しており、慣れるまで頭がクラクラしました。本当に菊の花が好きな人にはたまらない匂いなのでしょうね。







 植物愛好家にはそれこそ色々な植物にいろいろな人がハマっているわけですが、収集癖と美しいものを顕示したい気持ち、それに何を差し置いても丹精込めて育てる執念など、作る植物は違っても皆同じような習性というか、性を持っているような気が致します。私などはものぐさでハマリ具合も可愛いものですが、身代傾けて収入の殆どをつぎ込んでやまないヒトもザラにいますから、なんにせよ恐ろしい世界の一つなのかも知れません。


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