かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

勝負は時の運、とは申せ、運だけで割り切れないモノも多々あるようで。

2006-10-22 23:10:37 | Weblog
 プロ野球日本シリーズ、日本ハムが勝って1勝1敗のタイに持ち込んだんですね。この形で北海道に移動してやるとなると、中日も結構厳しいのではないでしょうか? 一度テレビで北海道での試合を見ましたけど、あの球場全体の応援ぶりは甲子園での阪神ファンに勝るとも劣らない熱の入りようでした。味方からすればこれほど燃えるモノもないでしょうし、敵からしたらこんなやりにくい相手もないのではないでしょうか? あんなに一所懸命燃えられるモノがある、というのは、うらやましい限りです。

 勝負というと衆院選補選が大阪と神奈川でありましたけど、どちらも自民党候補が勝利したとの事。自民党は安倍新総理の下、人気を維持していたのに対し、民主党は選挙前にあまりに下らない事件の数々で票を逃がしてしまったんでしょうね。国の行く末の舵取りにスキャンダルなどどうだっていいんじゃないか、と私などは思わないでもありませんが、それでも小沢党首が入院したり安倍総理の提唱する「美しい国」を逆さ読みしてあてこするような馬鹿馬鹿しい事で時間を浪費したりするような事をしていては、なかなか自民党に取って代わるのも難しい事でしょう。大阪では社民党の応援を得たそうですけど、そんな野合を平気でしている間はダメなんじゃないかと私などは思います。社会党が政権取ってかえって衰退したみたいに、はっきりしないといつまでたっても民主党は万年野党、かつての社会党の代わりにしかならないのではないか、この分ではきたる参院選も危ない気が致します。民主党にはもう少し奮起して、まじめにどん欲に頑張ってもらいたいものです。

 我が地元奈良県でまたまた情けない事件が露呈してしまいました。危篤状態の妊婦をたらい回しにして死なせてしまうなんて、この県は本当にかつて日本の中心地だった、という誇りもなにもすっかり失ってしまったのでしょうか。ただ、日本全体の問題として、産婦人科を志望する医学生が減っているという事ですし、地方によっては産科医がいないところもあるそうですから、奈良県だけを避難するのは酷かも知れません。産科医だけでなく、看護師も不足しているそうですが、これはやはり医療関係者の待遇が実態に合っていないからなのではないか、と思わざるを得ません。お産のように、24時間気を抜く事が出来ない仕事を、少ない人数でこなすのは並大抵の苦労ではないでしょう。子供を増やすために適齢の男女の労働条件を検討する様な事が政策課題になっているようですが、それにも増して産科医や看護師の待遇を大幅に改め、多くの人材を揃えるようにしないと、このまま妊婦の数が増えても対応できないのではないのでしょうか? この事件がそんな根本問題に目を向ける機会になればいいのですが。


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