かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

花粉症対策にマラリア持ちになる勇気はありませんが、期待は否めません。

2014-08-23 23:04:48 | Weblog
 今日は前々からの予定で枚方の実家に赴きました。出掛けは見事な青空で雨の気配も無く、また天気予報外れたか、と思いつつ出かけましたが、昼過ぎに軽く一雨来てお? と思った後、夜、京奈和道を南へ帰路についたところでバラバラバラっと大粒の雨がフロントを叩いたかと思うと、文字通りの土砂降りの雨が唐突に降って来ました。帰宅する頃にはすっかり止んでいましたが、相当に降りしきったと見えて窓の網戸にも吹き降りの雨だった様子がうかがえる跡が残り、すっかりひんやりとした空気が実に気持ち良い状態になっておりました。明日も大崩れする可能性のある天気だそうで、処暑を迎え、いよいよ秋の姿が本格的に見えてきた感じがします。

 さて、寄生虫を身体で飼うとアレルギー症状が改善される、という話が以前からありましたが、今度は、マラリアに寄生されるとアトピー皮膚炎が改善する可能性がある、という研究結果が発表されました。湿疹症状を持っているマウスにマラリアを感染させると、マラリアの病気が進むに連れて皮膚の湿疹が改善していったのだそうで、その時の皮膚を観察すると、ナチュラルキラー(NK)細胞が増えていたとのことです。更にそのNK細胞をマラリアにかかっていない別の湿疹マウスに静脈注射で与えた所、湿疹が改善したのだとか。これが人で実現できれば面白いのですし、もし花粉症にも効果があるならもっと興味がわく話になるのですが、一方でマラリアのような命がけの恐ろしい病原体を身体で飼うことには非常に強い抵抗を覚えます。できればワクチンのように失活させたマラリア菌とか、病原性を著しく削ぐ改変を施したマラリア菌などを準備し、それで実験してもらえないかと思います。それで同じ効果が上がるのなら、是非個人的にも花粉症対策に試させて欲しいです。


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