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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

公立中学校で水泳の授業がなくなりつつあるのだとか。元々は水難事故対策の一環とのことですが、学校現場でどこまでそれが共有できているでしょうね?

2025-03-22 20:41:04 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は8.6℃、昼の最高気温は20.8℃、五條市の朝の最低気温は1.4℃、昼の最高気温は21.8℃でした。今日も朝から快晴の青空が広がり、明け方はそこそこ冷え込みましたが日が出てからは一気に気温が上がり、ついにあっさりと20℃を超えてきました。昼の気温だけなら平年値の4月中旬以降相当で、およそ1ヶ月は先取りした気温の高さになっています。今後さらに気温が上がって5月の初夏並にまで上がって来る見込みですが、週間予報だと1週間後はまた最高気温11〜12℃の冷え込みに見舞われる模様です。日によっては放射冷却もあるので朝冷え込むのは十分想定内なのですが、3月もいよいよ末になってまだ昼間に寒いと感じる日があるというのは驚きです。その後は安定した春になってくれたらいいのですが。
 
 さて、全国の公立中学校で、水泳の授業を辞めるところが相次いでいるそうです。学習指導要領では中学2年生までは水泳の実技が必修になっていますが、このところの苛烈な夏の暑さによる熱中症の問題や、プール自体の老朽化と言った問題があり、更に最近は、肌を晒すことに抵抗を感じ水泳の授業を欠席する生徒が増えてきたため、それら思春期世代への配慮を理由としているようです。私は知りませんでしたが、このように水泳が小中学校の必修科目になっているのは、1955年に修学旅行中の小中学生ら168人が瀬戸内海での船の沈没で犠牲になったのをきっかけとしており、事故の時に少しでも助かる確率を上げるためのものだそうです。そう考えると一時の気の迷いで恥ずかしがっている場合では無かろうとも思いますが、小学生のときにしっかり訓練しておけば中学ではあえてやらなくてもいいんじゃないか? という気も致します。まあ海やプールのレジャーでは平気で水着になれるのに学校の授業だけイヤ、というのもどうかとも思うのですが。
 それよりも、事故対策だというのなら、水着ではなくて着衣のまま泳ぐ方法とか、なるべく無理なく体力の消耗を防ぎつつ浮いていられる方法とか、救命胴衣の着用方法や着用した場合の浮き方とかを授業で教えるべきなんじゃないかと思うのですが、どうなのでしょう? 泳ぎやすい水着で普通に泳ぐのに慣れてしまうと、事故の時に服が思いの外邪魔でかえって溺れやすくなったりしやしないかと素人ながら懸念を覚えたりも致します。
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