今朝の奈良市の最低気温は8.2℃、昼の最高気温は14.6℃、五條市の朝の最低気温は5.3℃、昼の最高気温は12.3℃でした。今日は昨日から降っていた雨が朝も降り続き、時々止んで日差しが届くこともありましたがまた降ってきて、午前遅くから昼過ぎまで少し長めに止んでいた以外は、短い周期で降ったり止んだりしていました。低気圧の東進に従って雨雲の本体も東へと移動しているようですが、まだまだ西に雨雲が残り、もうしばらく、明朝未明くらいまでは雨が降ってくる模様です。それで天候回復となればいいのですが、天気予報では明後日も雨という予報。気温もぐっと下がって陰鬱な冬に逆戻りといった様子になる模様です。やはり、冬と春の交代にはお彼岸まで待たねばならないということのようです。
さて、高校授業料無償化政策で私立高校も対象になるようですが、この12日に学力試験が実施された大阪府の公立校で、伝統的に地域で2番手とされる進学校が軒並み定員割れを起こすという事態がニュースになっていました。人口減少、特に子供の減少が著しい昨今では高校の定員割れというのもそう珍しい話ではないのかもしれませんが、地域1番とされる学校では定員以上の受験生が集まっており、今後私立高の費用負担が軽減され私立の希望者が増加していけば、トップクラスの進学校以外の公立高は軒並み存続が危ぶまれるような事態になってくるやもしれません。
高校受験というともう半世紀近く前になりますが、当時大阪第4学区の公立中学校に通っていた私にとって、未だ当時のままこの地域の1番手が四條畷高校、2番手が寝屋川高校、という序列が維持されていることに驚いたのですが、その寝屋川高校が定員割れを起こしているというのもまた驚きです。いずれ、当時私が通っていた新設校が程なく閉校となったように既存高校のいくつかを閉鎖して集約していくことになるのでしょうが、その対象の一つに寝屋川高校が入るかもしれないというのが衝撃的です。孫が受験するようになるのはまだ10年以上先の話であり、順調に行けば奈良県での受験となるはずですが、それだけ時間があればまだまだ予想もつかない大きな変化があるかもしれません。そのきっかけがこの高校無償化となることも十分にありえそうですし、孫の将来のためには、その変化に注意が必要そうな気がします。