かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

このご時世に霞が関官僚を選ぶ若者が1800人もいるとは、我が国もまだ捨てたものではないのか、単に他に仕事がないのか?

2022-06-21 19:50:07 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は23.3℃、昼の最高気温は25℃、五條市の今朝の最低気温は21℃、昼の最高気温は24.5℃でした。今日は朝からずっと断続的に雨が降り続け、一時は雷注意報も出て、強く降る時間帯もありました。今は比較的穏やかな降り方をしていますが、梅雨前線がちょうど頭上にあって少しずつ東に移動している最中で、明日朝にかけてまだまだ降ってきそうです。

 さて、人事院が、2022年度国家公務員試験の合格者数を発表、来年春採用予定は、男性1300名、女性573名の計1853名で、昨年より39人増えました。出身大学別では東大が以前トップで217名でしたが、前年度よりも39名減少、現行の試験制度となった2012年度以降では最少人数になったとのことです。
 霞が関官僚を養成するための学校が東京大学だったはずですが、今やわずか12%足らずに落ち込むとは、世の中も随分と変化したものです。とはいえ、かつてはエリート中のエリートとみなされてきた霞が関官僚も今やブラック企業以上の激務と安月給、更に仕事のやりがいもなかなか無いという3重苦の職場として知られてしまうようになり、せっかく入っても、10年以内に一割以上の人がリタイヤしていくなんともひどい仕事になっています。それでなおまだ1800人もの若人が志願してくるとは、よほどの物好きかお人好しか、それともそういうときだからこそなり上がれるかもと期待する野心家か、まあ職業選択は自由なのでその決断自体をどうこう言うつもりは毛頭ありませんが、よく選べるものだと感心してしまいました。たまには採用人数が集まらなくて大幅欠員するくらいになればさすがに国も本腰入れて待遇改善とか考えるんじゃないかと思うのですが、それに至るまでの人柱になろうという高邁なる精神を讃え、せめてまともな官僚として仕事をされることを祈りたいと思います。

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