かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

無車検や無保険な車が一定数走っているというのは、何とも厄介な話です。

2017-03-10 22:41:49 | Weblog
 今日の最低気温は、暫定で2.9℃(2:04)、今朝は6.6℃でした。一方、最高気温は11.7℃でした。一日寒々しい冷たい空気に包まれた日でしたが、まだしばらくこんな日が続くのでしょう。天気図を見ていると、移動性高気圧に広く覆われていかにも春らしく晴れてきそうなものなのですが、大陸からの寒気が次々とやって来る展開で、しばらく暖かくはなりそうにありません。気象庁の長期予報によると4月上旬まで低温気味に推移するそうですから、サボテンの植え替えもいつもの年より少し遅い目にやることになりそうです。

 さて、国土交通省自動車局では、歩道橋などに設置したナンバー読取装置を利用し、通過する車両のナンバー情報とフロントガラスに貼ってある車検ステッカーなどを参照して、無車検状態で走っている車を特定し、車検を受けるよう注意を喚起するはがきを送るなどの活動をしているのだそうです。昨年度は、札幌市東区など全国5箇所で実施し、登録者39万台中、普通車497台、軽自動車586台が無車検であることを割り出し、使用者に対して運行の禁止と車検を促す指導ハガキを、17年2月末から送付したとのことです。その他にも、車検の情報を元に、車検切れ1年以内と推定される5万7千台分についても、注意を喚起しているのだとか。

 車検切れは、それと知りながら故意に運転を続行していたら、6ヶ月以下の懲役又は罰金30万円、違反点数6点の即免停処分となるとのことですが、忘れていたとか気づかなかったという、故意でなかった場合は違反とはみなされないのだそうです。
 故意かどうかなど問われたら、普通は「忘れていた」とでも答えるものでしょうし、いきなり取り締まるというわけにも行かないために、国交省も何とも迂遠な方法で対処をしているのでしょう。しかし、全体のほんの0.6%とは言え、世の中に車検を受けていない車が走っているというのは中々に恐ろしいものがあります。我が国の車は品質が高く、そう滅多に故障などしないものではありますが、車検は受けてないけど自賠責には入っているよ、何ていうヒトはそうは居ないでしょうし、無保険状態の車がたとえわずかでも走っていて、万一それと事故でも起こしたりしたら、大変面倒なことになってしまいます。個人的には、日本の車で現行の車検頻度は明らかに多すぎると思ったりもしますが、それはそれとしても無車検無保険などが自分と同じように道路を走っているというのは許容出来かねます。今や車も様々な情報ネットワーク下で動いているデバイスの一つなのですから、やろうと思えばもっと詳細確実に怪しいのや危なっかしいのをピックアップすることも出来ない話ではないでしょう。そういう潜在的な危険要素の芽を早めに摘み取る免許制度なり車検制度なりを構築出来ないのか、考えて欲しいものです。

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