かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今どき「中核派」だとか「学生運動」だとかいう言葉が報道されるとはちょっと驚きです。

2014-11-30 21:45:53 | Weblog
 忙しかった11月は、のんびりした晩秋の小春日和の中で終わりました、と言いたかったのですが、午後2時過ぎから雲が多くなって日差しが遮られ、日が落ちる頃には雨が降り出してしまいました。おかげで、今日は今年最後の洗濯日和に成るだろうと色々大量に干したのが乾き切らず、なんとも残念な結果になってしまいました。この雨が過ぎると一気に冬到来となるそうなので、布団ももっとフカフカに干し上げたかったのですが、中途半端にしまわざるを得なかったのがなんとも残念です。ひょっとして明日からの寒波の後は、またこんな小春日和の天気になってくれたりしたら良いのですが。

 さて、京都大学で、私服警官を取り押さえたり、時計台を占拠したり、学生寮へ家宅捜索されたり、とまるで時代を半世紀ばかりさかのぼったかのような話に耳目を疑いましたが、その「犯人」が中核派というこれまた随分昔に聞いた名前が出てきて、更に驚きました。まだ生きていたのか、と。私は田舎の大学だったせいもあるのかもしれませんが、学生だった80年代には学生運動などまるで影も形もなく、共通一次試験で訪れた京都大学のトイレで、雑多な落書きの中にそれ風の物が結構目立っていたのを見たくらいで、既に絶滅危惧種扱いだったように感じておりました。当時でそうなのですから、今や残っていたとしてもそのメンバーも相当なお年寄りになっているはずで、とっくに解散とかしているものだと思い込んでいたのでした。第一、80年代以降この手の怪しい活動はもっぱら宗教がらみでしたし、時代の流れからしてももはや過去のもの、と感じていました。それが実際にはしぶとく活動を続け、反原発運動やボランティア活動を隠れ蓑に学生たちを勧誘し、組織の若返りを図っていたとは全くもって青天の霹靂です。
 もっとも、自由民主主義の我が国なのですから、政治的・思想的な自由は保証されているわけで、他人に迷惑をかけなければ、どのような過激思想に染まり、何を考え何を言おうとそれは自由であろうと思います。暴力で革命を起こそう、なんていうのも、口で言っている間はまあ好きにしていればよいのではないか、と思いますが、それを実行するに当っては国民に多大な迷惑がかかるわけですので、そういう不穏分子は取り締まりもやむなしでしょう。
 それにしても、今回は京大でしたが、他の大学にもこのような輩が根を張っていたりするんでしょうか? そう考えるとなかなか不気味なものがありますが、でも、我が国の最大勢力はお年寄りなのですから、どうせたぶらかすのなら少数派の若者より団塊の世代やそのジュニアなどのお年寄りを狙ったほうが良いのではないか、などと思ったりも致しました。

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