かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

そろそろ凋落の兆しかと思っていましたが、たまに正論を聞くとまだやれそうにも見えてきます。

2014-11-14 23:27:05 | Weblog
 遠出から帰ってきましたが、この時期の出張でいつも感じるのは、奈良県がいかに寒いか、ということです。出かける先が東京などの大都会だったり瀬戸内、太平洋側の西南暖地だったりすることが多いせいでもありますが、やはり盆地の奈良県はこの時期の夜はやたら冷え込む事が多い気がします。今回も例外なく、駅から降りた途端まず感じたのはこの冷気でした。毎度のこととはいえ、なかなか慣れぬものです。

 さて、にわかな選挙風が吹き荒れていますが、というかマスコミがふうふう一所懸命吹かせて全体がそれに靡いているかのような、大東亜戦争直前の空気のようなものも感じますが、それはそれとして、色々と各党が動きを活発化させている様子が伺えるのは、一概に悪いとも言えないものがあります。「維新の党」率いる橋下大阪市長は、辻元議員のいる民主党とは選挙協力できない、と正論を述べられ、ちょっとびっくりしました。選挙区の住み分けで民主党と話し合いをしていると聞いていたので、ああこの党ももうダメなのかな、と思っておりましただけに、民主党を峻拒する橋下代表の姿にはなかなか爽快なものを感じました。また、「民主党も、維新の党も、みんなの党も、同じ思いのメンバーが集まれば100人ぐらいなるんじゃないか。それでひとつの党を作ってしまえばいい」という政界再編論も、実に単純明快で、今の呉越同舟の選挙互助会な政党に比べれば間違いなく政党の名にふさわしいものになるような期待感を持たせます。色々と随分株を下げられた感のある橋下市長ですが、時折こういう正論をはっきり言うので、なかなか目が離せない政治家になっています。
 それにしても、今選挙があったとして、選挙民の関心をそそることができるのか疑問です。衆院産院とも与党が多数を握っている安定状況で、何故解散総選挙するのかイマイチ理解に苦しみますし、ここで総選挙に打って出て困った政党を消滅まで追い込めるというのならやりがいもありそうですが、さすがにそこまで行けるか怪しいようにも感じますし、どうもその必要性や有効性がよくわからないのです。もちろん選挙になれば必ず投票には行きますが、あまり愉しみのない選挙になりそうなのが残念です。なんでも良いので、なにか面白い動きでも出てくればいいんですが、さてそんな都合よく選挙を盛り上げるような話が湧いてくるものでしょうか?

コメント
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