かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ダチョウの卵でエボラウイルスを撃退できるという朗報がありました。

2014-11-21 22:23:36 | Weblog
 今朝はぐっと冷え込むだろうなあ、という予測はしておりましたが、ここまで下がるとはかなり意表を突かれました。アメダスのデータによると、最低気温は奈良市で1.3℃、3月まで通勤していた中南部の五條市では氷点下0.4度とこちらはついに0℃を割り込みました。もう朝の気温だけなら真冬同然です。22時の気温が昨日より3℃ほど高く推移しているため、明日朝はここまで冷え込むことはないはずですが、それにしても今年の冬は本当に駆け足で迫ってきている感じがします。その分去るのも駆け足で速やかに春が来てくれればいいのですが、なんだか厳しい冬になりそうな気がして、今から気が重いです。

 さて、京都府立大学がエボラウイルスを不活性化する抗体の作成と増産に成功したとのことです。材料は「ダチョウの卵」。ダチョウが極めて強い免疫力を持つことに着想を得て、これまでにもインフルエンザウイルスの抗体とかも過去に作成していたそうですが、この方法で作成した抗体をスプレーにして、この12月中旬にも海外の空港で販売されるのだとか。これでエボラ出血熱はとりあえずそれほど恐ろしいものでもなくなったのでしょうか? もしそうなら、なんというか、日本の大学はとにかくすごいの一言に尽きる快挙ではないかと思います。まあこれで安心と気を抜くこと無く、エボラ出血熱の日本での発症を食い止める努力は当然継続して必要かと思いますが、対処療法以外打つ手なし、というかつての絶望的状況からすれば随分といろいろ手が打てるようになってきている感があります。富士フィルムの抗ウイルス薬も含め、日本発の技術でアフリカの受難を救うことができれば素晴らしいことだと思います。

コメント
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