かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

懐かしい光景が空漠とした廃墟となっているのを見るのは少し切ないですね。

2010-08-06 22:33:04 | Weblog
 昨日は寝るときまだ余力がある感じがしたのに、今朝起きたらグタグタでした。とは言え、疲労感は比較的心地良いだるさというもので、気分的には昨日に引き続きすこぶる良かったですし、別に体が動かないわけではなし、もちろん病気でもないので、明日は休み、を支えにして、1日を過ごしました。やっぱり1日車で走り回っていたら、それも平坦な広い道ではなく、狭くて危なっかしい山道の連続とあっては、疲れないわけが無かったですね。単に昨夜は心身亢進して疲れが感じにくかっただけなのでしょう。今夜の気持ちの良い眠りに期待したいです。

 さて、ネットニュースを見てあちこちリンクをさまよっていましたら、4年前、廃園になった遊園地、奈良ドリームランドの現況を伝えるブログを見つけて、しばし見入ってしまいました。http://karapaia.livedoor.biz/archives/51749133.html
 1961年にオープンした関西を代表する遊園地で、近所のあやめ池遊園よりもおしゃれな高級感のある遊園地として活況を呈していました。私も幼少のみぎりは両親に連れられて何度か遊びに行きましたし、確か小学校の遠足もここだったと記憶しています。また、長じてからも家人を連れて何度か足を運びました。ちょうど今時分はプールがなかなか充実していて一日結構楽しめましたし、ついに廃業と決まったときは、なんだか自分の重要な一時代が色褪せてしまったかのような虚無感を覚えたものです。
 今でも奈良県庁6階にある食堂からは模造の山とかジェットコースターの軌道とかが遠望されますが、こうして多分不法侵入して撮影されたと思われる写真を見てみますと、案外まだまだキレイな状態で残っているのが驚きでした。
 確かに遊園地は一時代を築いた末に今や廃れてしまいましたが、ディズニーランドのように脅威的な集客力を誇る施設はあるわけですし、関西でも、枚方パークや生駒山上遊園地のように、まだまだ頑張っている老舗もあり、やりようによってはまだ商売が成り立つのではないか、と思ったりもします。まあ遊園地に育てられた世代の余り理性的とは言えない意見なのであんまり説得力もなさそうではありますが、例えばブログのコメント欄にもあったように、いっそこの状態を売りに新たなテーマパークを創り上げてみるのも面白いのではないでしょうか?


コメント
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