かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

かつての上司達と酒盃を酌み交わすのは楽しいものでした。

2010-04-09 23:02:22 | Weblog
 今日は仕事で関係のあるとある団体の発足50周年記念パーティーが地元のホテルで開催され、出席しておりました。知事や市長さんなどのエライヒトも参加し、50年分の関係者が一同に会した会場は、なかなかの熱気と懐かしさに溢れておりました。そんな方々の中には、もちろんもう鬼籍に入られた方も少なくないのですが、就職の時お世話になった方や異動先で指導を仰いだ元上司など、退職後はすっかりご無沙汰の懐かしい顔ぶれが揃ったおかげで、私もまだ駆け出しの頃の気分を少しだけ思い出しました。今にして思えば、本当にあの頃は狭い視野と僅かな能力を文字通り「努力と根性」で必死に補いながら、彼ら先達に追いすがっていたのだな、としみじみ感じます。多分彼ら先輩たちも、試行錯誤の手探りで我ら後輩を指導していたのではないかとは思いますが、当時の私には彼らの仕事ぶりは無謬完璧迅速にしか見えませんでした。時を経て今、私は、地位としてはかつての彼らとほぼ同じ位置に座っているわけですが、当時彼らに覚えた畏怖や尊敬を後輩たちに覚えさせる事が出来ているのか、それだけの仕事をこなしているのか、と、歓談しつつも考えてしまいました。流石にまだ自分は立派にやっている、彼らを凌駕すらしている、などと思い込むほどうぬぼれてはおりませんが、せめて先達の積み上げてきたものを無碍にしてしまわないように頑張っています、というくらいは胸を張って言えるようにしたいです。
 といいつつ、相当アルコールの入った頭でふらふらしながら書いているので、この文章自体ちゃんと書けているのか正直不安なのですが、明日二日酔いに悩まされていなければ、読み返して酷いところだけは軽く修正を入れるといたしましょう。とにかく気持ちの良い宴でした。

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