かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

年々早くなる気がする時のスピード感覚をリセットすることは出来ぬものでしょうか?

2010-01-31 21:00:05 | Weblog
 賑やかだった1月も今日で終りです。月並みですが、1月の終わりには、年々時間の過ぎるのが加速しているような感じにとらわれる気がしています。まあ毎年同じようなことを感じていますし、今、当時の感覚を思い出そうとしても無理があるので、年寄りの繰り言、以上の意味はないわけですが、最近定年退職後の自分の状況を想像することもあり、こんな体感時間ではそれこそあっという間にその日を迎えてしまいそうで、それがなんとなく恐ろしい気がしています。気が早すぎる、と笑われそうですが、例えば今の仕事で、1研究開発スパンを5年と考えると、残り時間ではそう何度も新しいことに挑戦する事は出来ないのです。少し前までは、あれもやりたい、これもしてみよう、というような感じで無限に時間が使えるような錯覚があったりしたのですが、残り時間とこれまでの平均的な開発期間とを勘案すると、あまりの時間のなさに愕然としてしまいます。しかも、これは一生今の職場で一研究開発者として働くとしたら、という前提なので、そろそろ見えてくるいわゆる管理職の椅子、なんてのに座らされたりしたら、それこそそんな時間をとることはできなくなるでしょう。まあ先のことばかり心配していてもしょうがないのも確かで、自分がちゃんと定年まで勤め上げて寿命をきっちり生きて死ぬことという誠に不確定な要素を全ての前提にしている事自体、考えてみると実にお気楽な話です。そこで、せめて、この体感時間をリセットして、たとえば学生の時位に戻すことができるようにならないものでしょうか。絶対的な時間を増やすことは出来ないですが心理的な時間を伸ばす技術が開発されたなら、気分だけでももう少し焦らないで済みそうな気がします。多少リスクのある技術になったとしても、今の私なら真っ先に飛びつきそうです。とりあえず、心理学的な操作でなんとかならないものでしょうかね?


 
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