かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

大老井伊直弼の棺が出てこないそうです。

2010-01-05 21:07:12 | Weblog
 今朝早く、猛烈な風の音に目が覚めてしまいました。今日は朝方はまだそれほどでもなかったのですが、程なく体感気温がどんどん下がり、冷たい風がびゅうびゅう吹き荒れ、時折粉雪が舞い散る1日になっておりました。今夜から明日は予報では一応雨ですけど、この分だと雪になったり朝道が凍ったりしてそうで、無事出勤出来るか今から不安だったりします。

 さて、この間は三国志の英雄曹操のお墓が発見された、というニュースをみましたが、今日は、我が国の近世史に欠かすことの出来ない人物、井伊直弼のお墓についての記事を見ました。もっともこちらは、「見つからない」という話題ですが。
 井伊直弼のお墓は、東京・世田谷の豪徳寺というところにあるのだそうですが、彦根藩主だったこともあり、歴代の6藩主や正室側室、家臣を含め、井伊家縁のお墓が300基以上あるのだそうです。このたび、お墓を回収するのに当たり、世田谷区の教育委員会が発掘調査したところ、2m掘り下げても直弼公の棺が見つからなかったため、地中レーダー探査で探すことにしたのだそうです。
 1世紀半昔の有名人のお墓がはっきりしないなんて正直驚きなのですが、当時、大老が江戸城下で暗殺されて首を切り落とされる、という前代未聞の一大事に震撼した幕府が、その死を2ヶ月秘していたことも影響しているようで、その首を襲った水戸藩士が持っていった、という説もあり、今度の調査でそのあたりの状況を明らかにしようということなのでしょうね。
 おりから世は幕末ブームらしいですし、色々な歴史の謎が少しずつでも明らかになるなら大変楽しいお話だと思いました。

 ・・・さて、新刊制作はただいま15冊目の裁断を終了。後5冊切れば、一応本の形は整います。週末は最後の化粧仕上げをして、余った時間でその次の週の本番の準備を進めたいと思います。

コメント
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