下で土台にした本とセットで宣伝されている雰囲気のある"パラダイス鎖国"を読みました。
土台と比べると、こっちの方がはるかに面白いというのが結論。本のタイトルからしてユニークだし、諸処に出てくる"厳しいぬるま湯"や"すでに持っているものをリサイクル(品物ではなく能力の話)"など、言葉の意味をうまく作っているのが特徴。
情報を相手に誤りなく伝えるための工夫をこらすのは、著者の本業だった通信の世界では優先度の高い技術で、そこがたぶんcomputerを背景に持つ人たちとの表現や姿勢の違いになっているのだろうと感じ取りました。Computer & Communicationと並び称されるとき、やはり私は二つめのCに惹かれます。
でも、この本を買い占めて布教活動を始めそうもないのは、前半にあまりなじみのない映画の話が出てきたり、中盤でアナリストがしょっちゅう使うのと大差ない(何となく中立・公平そうな)統計が並んだりするためです。
土台と比べると、こっちの方がはるかに面白いというのが結論。本のタイトルからしてユニークだし、諸処に出てくる"厳しいぬるま湯"や"すでに持っているものをリサイクル(品物ではなく能力の話)"など、言葉の意味をうまく作っているのが特徴。
情報を相手に誤りなく伝えるための工夫をこらすのは、著者の本業だった通信の世界では優先度の高い技術で、そこがたぶんcomputerを背景に持つ人たちとの表現や姿勢の違いになっているのだろうと感じ取りました。Computer & Communicationと並び称されるとき、やはり私は二つめのCに惹かれます。
でも、この本を買い占めて布教活動を始めそうもないのは、前半にあまりなじみのない映画の話が出てきたり、中盤でアナリストがしょっちゅう使うのと大差ない(何となく中立・公平そうな)統計が並んだりするためです。
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