747読破

　胡椒の木さんに紹介いただいてからずいぶん時間が経ってしまいました。他の本と並行して読んでいたのと、単語をときどき調べたりして、paperbackのstoryを追うのとは違う読み方をしたせいです。文章自体は平易で読みやすいものの、技術用語は電気屋にはつらいものがいくつかありました。何も考えずにAmazonで買いましたが、届いてからSmithsonian booksだったことが判明。私はSmithsonianはAir and Space museumの会員なので、そっちの割引を使うべきでした。
　開発の苦労は共感できるものがたくさんあって、それはそれで面白かったのですが、一番印象に残ったのは747の開発をC. Lindbergが見守っていて、折に触れて激励をしていたこと。彼が直接巨大な機体の設計に貢献する助言ができたかどうかは疑問でも、Happy Lindyの声援を受けるのは、困難な開発を進める人にとって大きな励みになっただろうと思います。大いにうらやましいところです。
　画像は主題に関係のないA330ですが、747を持っていないというだけの理由です。旅支度を始めないと行けないのですが、すっかり寄り道してしまいました。今回はA340で出かけ、747で帰ります。