M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

思案の材料

2007年12月30日 21時37分56秒 | DIY Electronics
暮の慌ただしい時期にまた問題を抱えてしまいました。ずばり解決する策が見えなくて思案中です。

(1) PIC clock動作不安定
 組み上げたまま何年も放置していた秋月のkit。ようやく電波時計と一体化してcaseに入れるべく最後の試運転。あろうことか、半日で一時間も遅れてしまいます。電波時計からの校正は一日一回なので、水晶発振で自走しているはずがこの体たらく。振動子をよく見るとはんだ鏝が触れた形跡がありました。熱で劣化させたのかも知れません。周波数counterをつないでみましたが、つなぐことで発振周波数が跳ぶため測定不能。交換してみるのが手っ取り早いのですが、4.19xxMHzなんて手持ちがありません。所望のclockが作れるというCY22800がなぜか手許にありますが、電源電圧が3.3Vのため、周辺回路を追加する手間が問題です。秋葉原の休みが明けるのを待つしかないという結論に。

(2) 6AR6の味見
 LuxのMQ60の残骸を活用して味見ampの試作を構想。私の嫌いな50CA10でできていたため、電源トランスのheater巻線が前段分しかありません。以前、これに6L6GAを乗せるつもりで追加したトランスでは、6AR6には電流が不足(0.9A vs. 1.5A)。今積んでいるのが2Ax2と6AR6から見ると中途半端な容量なので、追加するにしても空き地面積との兼ね合いで電流容量が定まりません。とりあえず、入手容易な既製品の寸法図をあちこちからdownloadしたので、これから乗せ方を考えます。これまた、秋葉原が動き出すまで手が出せない状況です。

[今日の天気を反映して悩ましい写真ですが、本文とは関係ありません]