ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

ローマ人の物語15(パクス・ロマ―ナ 中)へ

2006年10月04日 | お楽しみ
副題:天才の遺志を継いだ男による、孤高にして緻密な政治ドラマ。
天才カエサルの構想を沈着に実現し、「帝政」の名を口にせず、しかし着実に帝政をローマに浸透させていくアウグストゥス。彼の頭にあったのは、広大な版図に平和をもたらすためのリーダーシップの確立だった。市民や元老院からの支持を背景に、アウグストゥスは綱紀粛正や軍事力の再編成などに次々と取り組む。アグリッパ、マエケナスという腹心にも恵まれ、以後約200年もの間続く「パクス・ロマーナ」の枠組みが形作られていくのであった。(カバーの解説から)

ローマ時代の「平和の祭壇」は、フォロ・ロマーナまでは歩いても十五分たらずのフラミニア街道脇に建っていた。ローマを訪れる人々でも、(中略)ローマ帝国が目指すのは「平和」であるとのアウグストゥスの考えを感じ取ったのではないか。統治とは、統治される側の人々までが納得する何かを与えない限り、軍事力で押さえつけようが反対者を抹殺しようが、永続させることは不可能だからである。(帯から)

紀元前一世紀末のローマ本国では少子化が社会問題であった。このころのローマは豊かさを謳歌し、子を育てることのは他に、快適な人生の過ごし方が増えたのである。独身を通したとて、不都合は無かった。この状況は、まるで現在の日本を含む先進国が抱える状況に似ている。

そこで、アウグストゥスは「姦通罪、婚外交渉罪法」、「正式婚姻法」を定め、正式な結婚を保護し、独身でいることが不利になる環境を整備したのである。詳細はこの本を読んでもらうとして、少子化に向っている日本の今後を考えるひとつの切り口には違いないと思う。


安曇野市へ

2006年10月02日 | 旅先にて
火曜日と水曜日の審査に関連して安曇野市にやって来ました。新幹線で長野へ出て、長野から特急で松本へ。松本から大糸線に乗り換え豊科で下車。所要時間約3時間の旅です。

埼玉ではまだ終わっていない稲の取入れが松本周辺ではすっかり終わっていて気分は晩秋。夕方ともなると気温はかなり低くく、食事のためホテルを出てワイシャツ姿で町を徘徊していると肌寒くなってしまいます。

松本までは数回審査できたことがありますが、大糸線で穂高方面へきたのは初めて。雲に煙るアルプス連峰の山並みを彼方に見ながら平行に大糸線が走っている。天気が良ければ雄大なアルプス連峰が一望できそうです。山歩きの好きな人には馴染みのある場所であり、景色だとおもいます。

明日午前は安曇野の拠点、午後は立川拠点へそれぞれ移動して審査し、20時前には帰宅出来る予定です。今回は移動時間の長い審査です。そして、明後日は都内の本社で審査し、16時に終了の予定です。

初めてのセルフ給油

2006年10月01日 | 出来事
我が家の車は、運転手である私が殆ど出張で外出していることと、週末に数度のお使いに出かける先が我が家から高々1km程度の近場なので、一度満タンにすると数ヶ月から半年程度は給油することがありません。

今日は久しぶりに給油することになり、近所のエネオスのスタンドに寄りました。ところが、タイミングの良いことに今日が「セルフ給油」第1日ということで、キャンペーン中でした。おまけのティッシュペーパー3箱まで頂きました。ラッキー!

今日は店員が多数いて、来客の都度丁寧にセルフ給油の方法を教えてくれます。①決済に使うカードを認識させ、②ハイオク・レギュラーのガソリンの種類を選択し、③一定金額量・一定量・満タンの中から給油量を選択、④車の給油口のふたあけて所定の置き場に載せ、⑤静電気除去用の黒いボールに触れて静電気を逃がし、⑥給油口に給油機をしっかり入れて取手を軽く握ると給油が始まる。⑦所定量給油されると自動的に給油が停止する。⑧給油機を所定の場所に戻し、給油口の蓋をカチ、カチと二度ほど音が出るまでしっかり締める。⑨レシートが出てくる。これで無事給油終了であり、至って簡単でした。

写真は他のスタンドのものですが、スタンドとしての感じはまったく同じです。レシートを見るとリッター136円でした。セルフであるため幾分安いのではないでしょうか?(めったに給油しないので実感がとぼしい。)

ところで、セルフ給油でガソリンをこぼす話を良く聞きます。嘗てのフルサービスのスタンドでは、少しでも多くのガソリンを売るために、給油機がいったん満タンになった後も、給油口の口切りまで継ぎ足していました。あれを真似る必要はありませんし、それをしたからといって得するわけではないので止めましょう。ガソリンは引火性が高いので零すと危険極まりないからです。