ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

大日本印刷は食品や日用品などのフィルムパッケージ向けに単一素材で構成したパッケージ2種を開発

2018年09月21日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20180909-20180915 (9/12-9/20 海外旅行のためアップが遅れました)

●(刊9/14科学技術29) 日本ゼオン,産業技術総合研究所,サンアローはCNTを使い高温高圧に長期間耐えるフッ素系Oリングを開発、230度Cで3.5倍 (CNT:カーボンナノチューブ)<2017年6月に産総研がニュースリリース発信済だが>

●(環9/12資源循環4) 大日本印刷は食品や日用品などのフィルムパッケージ向けに単一素材で構成したパッケージ2種を開発、リサイクル容易に (ポリプロピレンとポリエチレンを基材)

●(刊9/12生活19) ファミリーマートは弁当などに使いプラスチック容器などの種類を削減し容器の廃棄量削減、用度品も。既に1年で3割減 (従来は新商品開発で新規容器を開発し種類増、廃棄量も増大と)

●(刊9/11環境13) 山形県鶴岡のOKIサーキットテクノロジーはプリント基板の穴あけ後の削りカス除去工程のエネ使用量を9割削減、断熱で

●(経9/9総合7) ソニーは事業運営に必要な電力全てをを40年までに再生可能エネルギー由来に切り替える、RE100に加盟、世界111拠点 (膨大な電力を消費する半導体工場を抱える製造業に広がる)

◎(刊9/13エネルギー21) 福島県いわきのあかい菜園はヒートポンプと油焚き暖房機を組み合わせたハイブリッド暖房で光熱費をハウス栽培で2割削減 (油焚き暖房機で補完)

◎(環9/12表紙1) 日本化学工業協会など化学業界5団体は海洋プラスチック問題対応協議会を設立、18年度事業計画で率先して取組対応速める

◎(経9/12金融経済9) 明治安田生命保険は石炭火力向けの新規投融資を原則取りやめる、最先端温暖化対策がない限り、日本生命や第一生命も同方針

◎(刊9/11環境13) 神戸製鋼所と神戸市は市内の製鉄所敷地からの大気汚染防止で環境保全協定を改定、保全対策の進行などを反映させ規制厳格化 <火力発電所設置計画も進行中>

国際水協会(IWA)は16日から21日まで東京ビッグサイトで世界会議と展示会を開催

2018年09月21日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20180909-20180915 (9/12-9/20 海外旅行のためアップが遅れました)

●(経9/14企業15) 日本経済新聞はビジネスTODAY欄で生態系配慮重視の欧州小売りへ完全養殖マグロをマルハニチロや極洋が輸出本格化と (餌も配合飼料も割合増加、価格は養殖の15%高)

●(環9/12特集企画6) 国際水協会(IWA)は16日から21日まで東京ビッグサイトで世界会議と展示会を開催、水に関する世界最大級のイベント (日本で初開催) http://worldwatercongress.org/

●(経9/11夕刊社会10) 旭硝子財団は今年の環境危機時計の時刻が昨年から14分進み9時47分と1992年の調査開始以来最悪、米温暖化対策交代に懸念 (旭硝子本体はAGCに社名変更しましたが財団はそのままなのですね)

●(経9/11表紙1) 経済産業省は太陽光発電の固定価格買取制度の価格を大幅に下げる、事業用で22年度18円から8円に家庭用も25-27年度11円に (小規模は例外も)

●(経9/8夕刊表紙1) 日本経済新聞は環境に配慮したエコホテルが若者を誘うと、宿泊前環境配慮を調べる20代若者4割、宿泊だけで社会貢献で (ホテルの環境配慮;廃材活用、自前電力、食品ロス削減、一昔前は宿泊中タオルやシーツ交換なし、固形せっけんなど)

◎(経9/14夕刊表紙1) 日本経済新聞はドイツが燃料電池の実用化で日本を猛追と、仏アルストムが燃料電池列車2編成を完成しハノーバー近郊で運行 (水素と空気中の酸素を利用しCO2排出ゼロ、ドイツの方がインフラ整備で一日の長)

◎(経9/13経済5) 日本経済新聞は経済産業省が太陽光発電事業を育成から競争促進に舵を取ったため普及に懸念と一方で送電網へ接続改善課題と (国家の強力なリーダシップが発揮できないと電力お手の意向のまま)

◎(刊9/13エネルギー20) 九州電力は太陽光発電の受け入れ量が急増し5月に出力需要の8割を占め調整余力減少し出力抑制で事業者へ協力要請へ準備 (再生エネ供給業者は自前で出力調整が必要に、発電量調整か蓄電で)

◎(経9/9総合6) 日本経済新聞は米政権が石炭活用拡大に向かっているが発電コストが上昇し、天然ガスや再生可能エネが追い上げ、実現多難と