ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

阪神高速道路は東芝と共同で走行車両の荷重が橋に与える影響を詳細に解析できる技術を開発

2018年09月01日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20180826-20180901

●(刊8/31建設19) 阪神高速道路は東芝と共同で走行車両の荷重が橋に与える影響を詳細に解析できる技術を開発、接続部個所など細部の解析可能 (劣化診断や効率的維持管理、災害時対応などに威力発揮) 
https://www.toshiba.co.jp/about/press/2018_08/pr_j2801.htm

●(経8/29企業13) 三菱ケミカルはタイ石油公社と提携しストローに使える生分解性素材を共同開発、PPSとポリ乳酸、海水中でも分解、匂無

●(刊8/27環境19) 千葉県君津の千葉オイレッシュは焼却によるCO2排出回避の顧客要望に応え加温設備を導入、年度内に廃油リサイクル率向上

◎(経8/31企業13) 丸紅はケニアの国営発電公社から地熱発電所の建設を受注、出力7万kWとアフリカで最大規模、富士電機製、地熱が総量の4割 (日本製タービンは耐食性に優れる)

◎(刊8/31機械9) 山梨のVISTAはアルゴンガスなどで部品などのリークテストができるリークディテクタを発売、ヘリウム代替,-8乗Pa検知 (-8乗で多くの需要をカバー)

◎(刊8/31環境12) 堺のIGAバイオリサーチは大阪府立大学と共同で石油関連物質で汚染した土壌を効率よく除染する実用技術を開発、微生物で (安全性と環境耐性が特徴)

◎(経8/30企業13) いすゞ自動車は20年度までに主力の小型トラックでEVトラックを量産開始、今年発売の試作モデルに物流業界から引合い(三菱ふそうも新モデル)

◎(刊8/30電機10) 日立製作所はニチレイロジGと冷凍設備の省エネ化などの実証実験を開始、ブッグデータ分析、音解析、予兆診断等で費用-25% (エアコンの運転条件の最適化だけでない方法に注目)

◎(刊8/27機械9) 大阪府八尾のフルテックはリチウムニオブチタン系酸化物を短時間に均質合成(焼成)する電気炉を開発、混合ガス加圧方式で

◎(刊8/27生活23) 花王は揮発性有機化合物の排出を抑えた水性インクジェット用顔料インクに画像耐久性を高めた新製品を10月に投入 (石油化学業界の危機感が技術持ち寄り提携しスピード感ある開発、従来からある成型機が使用可能)
参考 https://www.kao.com/jp/corporate/news/2018/20180718-001/

日経はビジネスTODAY特集で世界の猛暑で30年には水が4割不足と

2018年09月01日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20180826-20180901

●(経9/1企業13) 日本経済新聞はビジネスTODAY特集で世界の猛暑で30年には水が4割不足と、渇水リスクに企業が備え、日産など削減目標恵みだった<日本では恵みの水が、今や猛威を発揮中>

●(経9/1社会39) 大阪高裁は元建設労働者と遺族が国と建材メーカー14社に損害賠償を求めていた控訴審で国と10社に支払い命令、一人親方へも (小さい記事ですが多数の石綿の裁判が続いています)

●(経8/31社会38) 経済産業省は東京電力福島第一原子力発電所汚染処理水残留トリチウム水の海洋放出で公聴会、風評被害懸念で反対相次ぐ (風評被害懸念表明が風評被害を生みます)

● (環8/29環境経営3) 経済産業省のTCFD研究会は気候変動関連の企業の情報発信に向けたガイダンスを年内に策定、金融安定理事会提言に苦慮で

◎(経9/1総合3) EUの欧州委員会はサマータイムの廃止を提案の方針決定、夜間の省エネ効果など乏しく健康面での悪影響懸念、意見公募でも (東京五輪対策に影響)<オリンピックのためだけに日本全土で2時間ですって。唖然>

◎ (環8/29表紙1) 環境省は環境経済観測調査の今年6月時点の確報値を発表、環境ビジネスの景況感は好調さ維持、地球温暖化対策分野が牽引
◎ (環8/29資源循環4) 環境省と経済産業省は引越業者の家電リサイクル法の義務違反発生を踏まえ10月と来年1月に引越業者向けに説明会を11回開催

●(経8/29夕刊表紙1) 欧州の消費財メーカー、レゴやアディダスが植物由来樹脂や再生ポリエステルを玩具や靴に採用の動き、消費者や投資家の意識

◎(経8/21社会32) 蘭オーシャンクリーンアップ基金などの研究グループは北太平洋ゴミベルトのごみ総量が7,9万トンと推計、日本のが3割