ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

富士通は映像データを千分の1に圧縮する手法を開発

2018年09月22日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20180916-20180922

●(経9/22表紙1) 富士通は映像データを千分の1に圧縮する手法を開発、大量データ通信時代の中核技術に、3年後メドに実用化目指す

●(刊9/21機械12) 東京食品機械は食品温度が90度Cのままガス置換包装できる包装装置を開発、消費期限を数倍に延長、密閉後も高温殺菌可能に (品廃棄ゼロ目指す)

●(刊9/20電子部品11) 大日本印刷は植物由来の原料で耐熱性インキを開発、レトルト食品などフィルムに印刷できる植物由来インキは業界初、高密着
https://www.dnp.co.jp/news/detail/1190321_1587.html

●(刊9/19科学技術30) 川崎の富士通研究所はデータ通信施設同士の光通信の容量を従来比3倍にする技術を開発、光波長変換器を使い異なる波長で (既存機器利用可能)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/09/19.html

●(刊9/18機械6) 兵庫県明石のジャパンエンジンはMGO専用舶用エンジンを開発、来年秋にも市場投入、独自技術で排ガス浄化装置不要に (MGO;マリンガスオイル、船舶用低硫黄燃料油、高価だが排ガス処理対策に有利)

●(刊9/17環境9) リバーHDは小型廃家電リサイクル事業でブックオフと連携、消費者がブックオフに持ち込んだものをリバーが回収再資源化 (自治体からの請負は入札制のため事業の見通しが立てづらい)
https://www.re-ver.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/20180918press.pdf

●(経9/16表紙1) 丸紅は石炭火力発電所の新規開発から撤退へ、既得の権益も30年までに半減させ、成長分野の再生可能エネルギーにシフト (結局、国家政策は既得権益に引きずられて後手に)

◎(刊9/21自動車8) パナソニックはアイドリングストップ車向けに業界最高水準に大容量化したバッテリーを11月中旬に発売、8割長寿化

◎(刊9/20地域経済35) 福島県棚倉の藤田建設工業は独エントラーデエネルギーシステムのガス化熱電併給ユニットを使い実証、森林資源活用し事業化

◎(刊9/18環境12) 新日鉄住金は鉄鋼製品の環境負荷について分かりやすく解説する動画を制作し公開、ライフサイクルで他の素材と比較、HPで (大気汚染や温暖化の元凶と敵視されるが再生利用力抜群とPR)
http://www.nssmc.com/news/20180912_100.html

神戸市などの住民は同市で計画中の石炭火力発電所の建設中止などを求める訴訟を神戸地裁に

2018年09月22日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20180916-20180922

●(経9/22総合4) 神戸市などの住民は同市で計画中の石炭火力発電所の建設中止などを求める訴訟を神戸地裁に起こした、仙台に続き温暖化で (国内外で気候変動訴訟相次ぐ、企業に新たなリスクと)

●(経9/21社会39) 大阪高裁は元建設労働者と遺族が建材メーカー22社に損害賠償を求めた控訴審で一審の判決を覆し建材メーカーにも賠償命令

●(刊9/19総合3) 日刊工業新聞社は第15回超モノづくり部品大賞の環境部品賞に日阪製作所のプレート式熱交換器とキャタラーの選択還元触媒

◎(経9/22総合5) 独シーメンスは19年に蓄電池で非電化区間を走行する新型車両を投入、仏アルストムは独で燃料電池鉄道車両を営業運転開始

◎(刊9/21環境17) 損保ジャパンは持続可能な開発目標(SDGs)活動の事例集を作成、自社実践事例、関心を持つ企業や自治体に無料紹介

◎(経9/20金融経済7) りそな銀行と埼玉りそな銀行はCSRの観点から中小企業の課題を洗い出す無料のコンサル付き融資を開始、課題と事業機会案

◎(経9/17法務11) 日経は国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)を経営戦略に組み込む日本企業広がると花王などの動向紹介、中小低

◎(刊9/17生活19) 東京都は白熱電球のLED化推進事業で切れた電球や電球型蛍光灯も、交付も口金サイズを2種に条件を緩和で交換好調

◎(経9/16総合2) 日本原子力研究開発機構は岡山県人形峠にあるウラン鉱山を廃止へ、放射性廃棄物の処理に長期戦、採掘は1987に終了 (妙案なく30年放置、今後も曲折)